俳句集
詳細情報
- 資料ID
- 7432
- 更新日
- 2025/01/20
- 大分類
- 歴史
- 資料番号
- 3-4
- 時代・年代・製作年月日・推定年代
- 文化5年正月(11808)
- 形態
- 竪帳
- 材質
- 紙
- 員数
- 1
- 寸法(cm・mm)
- 240×173
- 担当所管
- 生涯学習課
- 収蔵施設
- 尊徳記念館
- 解説
- 文化・文政期の小田原俳壇(はいだん)をリードした雪中庵四世完来による、文化5年(1808)の撰句(せんく)集である。尊徳は20歳のときから俳句をならった記録があり、このなかに当時「山雪」(句集では「雪」と略記)の俳号をもったかれの句が15点のせられている。はじめの五句をかかげておく。
蝶々や日和(ひより)り動て草の上
暮るるとも思はず花の山路かな
並木より七八丁は潮干(しおひ)かな
汐干狩(しおひがり)思はず濡るるこころかな
長閑(のどか)さや大磐石の人ごころ
尊徳は当時22歳、一家再興のまっただなかであったが、知的なたのしみをもつという余裕を見せている。
しかし、壮年期以降は、難村(なんそん)復興に全力を傾注し、かれの作句は思想・教訓を分かりやすく表現した道歌(どうか)と同様な性格の道句にかぎられるようになった。