紙本墨書 「鍬鎌ノ辞」(鵜沢苞紹書)
詳細情報
- 資料ID
- 7461
- 更新日
- 2025/01/22
- 大分類
- 歴史
- 資料番号
- 4-20
- 形態
- 軸装
- 材質
- 紙
- 員数
- 1
- 寸法(cm・mm)
- 縦1044×横298
- 担当所管
- 生涯学習課
- 収蔵施設
- 尊徳記念館
- 解説
- 尊徳の門人鵜沢(うざわ)作右衛門苞紹の書。
これは、尊徳撰文(せんぶん)の著名な教訓のひとつで、鍬鎌こそは農業経営の重宝であり、国を富まし、人命を養うもの、この鍬鎌の徳によらずしてほかに富貴(ふうき)を願うことはできない、の文意である。そして末尾には、道歌(どうか)「天つ日の恵みつみおく無尽蔵 鍬で掘りだせ鎌でかりとれ」を記している。
この書は甲寅(こういん)すなわち安政元年(1854)の初秋、もとめに応じてしたためた鵜沢65歳の作品である。かれは、前年にようやく小田原藩大勘定奉行(だいかんじょうぶぎょう)の職を解かれ、報徳の道の普及を念願して、この年だけで報徳訓をはじめ教訓類を700枚も書いて諸方へ贈ったという。しかし9月ごろから病勢が増し、10月22日に没しているから、この書は絶筆(ぜっぴつ)にちかいものであろう。