北条家虎印判状
詳細情報
- 資料ID
- 7504
- 更新日
- 2024/06/04
- 大分類
- 歴史
- 分類
- 桐生文書
- 時代・年代・製作年月日・推定年代
- (天正14年)10月1日
- 形態
- 小切
- 寸法:縦
- 16
- 寸法:横
- 21
- 担当所管
- 図書館
- 収蔵施設
- 中央図書館
- 解説
- 北条氏は領内各地の職人に知行を与えたり、税を免除するなどして配下に置き、必要に応じて城や砦の普請、武具の製作、武器の生産などに当たらせていました。
この文書は、天正14年(1586)10月、北条氏5代の氏直が、「御座敷の作事」のため、田原(秦野市)の番匠(大工) 惣左衛門を小田原に呼び寄せたものです。詳しい工事の内容等はわかりませんが、小田原城の修理や整備に関わるものとみてよいでしょう。翌年正月以降、当時対立を深めていた豊臣秀吉の来襲に備えるために行われた小田原城の大規模普請に関連するのかもしれません。この時には小田原の城と城下を囲む9キロメートルほどの「総構」の築造などが進められたと考えられています。
なお、この文書は小切紙と呼ばれる小さめの紙に書かれています。古文書には、漉いたままの形の竪紙を横に折った折紙、上下・左右またはそのどちらかを切り落とした切紙(縦長のものは竪切紙)などが用いられましたが、小切紙は切紙の中でもとくに小さく切られた紙を指します。