| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1653 |
| 年号 | 承応2年(1653)癸巳閏⑥ |
| 君主 | 稲葉正則 |
| 政治・経済 | 1.15 小田原藩,川除け普請の人足負担は在方と家中役人・足軽より半分ずつとする[Ⅰ-37] 1.28 小田原藩,幕府より湯本橋の公儀普請を命じられる[Ⅰ-36] 2.5 小田原藩,足軽の召し抱え規定を定める[県4-23] 5.29 藩主小田原帰城を前に,欄干橋町の角屋敷善兵衛へ家屋修繕費用が支給される[Ⅱ-99] 6.6～8.1 稲葉正則,小田原へ帰城する[Ⅰ-4] 6.9 小田原藩,歩行頭へ歩行足軽の服装等についての規定を申し渡す[県4-27] ⑥.13・15 小田原藩,箱根・根府川関所警衛の心得を定める[県4-31・32] 7.7 元町年寄窪田道喜・外郎意庵・益田浄無,本陣池谷善四郎・畳屋弥太郎,および家督相続した窪田七右衛門が正則にお目見えする[Ⅱ-102] 7.8 正則,御厨領視察につき御殿場の修理を命じる[Ⅰ-50] 〃 酒匂村庄屋紀伊国屋倅平三郎と相庄屋忠兵衛,馬継ぎ立て遅延につき名主役を罷免される[Ⅱ-103] 7.22 正則,根府川にて鹿狩につき家中・足軽・百姓・村足軽より勢子をかり出す[Ⅰ-52] 7.28 小田原藩,家中法度を定める[県4-37・38] 8.5 小田原の御酒屋柴田屋四郎兵衛に今年から御米200俵が貸し付けられる[Ⅱ-104] 8.25～29 稲葉正則,徳川家綱転任等の報告の上使として日光に代参する[Ⅰ-4] 10.5 小田原藩,負担軽減のため家中のうち150石取の馬持ちを免除する[Ⅰ-56] 12.18 小田原藩,江戸詰中間を20名増員し270名とする(小田原詰中間は180名)[Ⅰ-59] |
| 社会・文化 | 5.27～6.4 稲葉正則,自分御礼のため日光に社参する[Ⅰ-4] 6.7 大雨にて酒匂川洪水,栢山村・今井村で堤が決壊する[稲葉日記] ⑥.15 早川村の家中開発新田が没収され板橋村本乗寺(本應寺)に寄進される[御4-2-13] 7.4 正則,草取りを怠っている田を見とがめ,持ち主成田村兵左衛門と名主を処分する[Ⅱ-101] 9.27 小田原城の御土蔵に収納してあった公儀銭140貫文が紛失する[Ⅰ-55] 10.24 三河商人の用心棒が本町新兵衛に宿泊中に護送金770両を盗み捕まる[Ⅱ-107] 11.22 稲葉義雅(正通),御厨巡察からの帰路,木賀で入湯する[御4-2-21] この年 正則の元乳母(羽原新右衛門妻)夫妻が板橋村本乗寺(本應寺)の開基となる[県4-284] この年 青心尼,小船村に阿弥陀堂を開く[Ⅱ-19] |
| 国内・国際 | 1.━ 幕府,一季・半季の年季奉公人の出替わり日を2月15日(のち3月5日)と定める 3.━ 幕府,歌舞伎の興行再開を許可,野郎歌舞伎がはじまる 6.23 禁中で火災発生,内裏を全焼する ⑥.27 幕府,京都の神善四郎と江戸の守随彦太郎に秤座の支配を任せる 9.29 幕府,日雇い人に鑑札制度を導入する この年 琉球,清と冊封関係を結び,薩摩藩と清との二重統治となる |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1653
年号
承応2年(1653)癸巳閏⑥
君主
稲葉正則
政治・経済
1.15 小田原藩,川除け普請の人足負担は在方と家中役人・足軽より半分ずつとする[Ⅰ-37]
1.28 小田原藩,幕府より湯本橋の公儀普請を命じられる[Ⅰ-36]
2.5 小田原藩,足軽の召し抱え規定を定める[県4-23]
5.29 藩主小田原帰城を前に,欄干橋町の角屋敷善兵衛へ家屋修繕費用が支給される[Ⅱ-99]
6.6～8.1 稲葉正則,小田原へ帰城する[Ⅰ-4]
6.9 小田原藩,歩行頭へ歩行足軽の服装等についての規定を申し渡す[県4-27]
⑥.13・15 小田原藩,箱根・根府川関所警衛の心得を定める[県4-31・32]
7.7 元町年寄窪田道喜・外郎意庵・益田浄無,本陣池谷善四郎・畳屋弥太郎,および家督相続した窪田七右衛門が正則にお目見えする[Ⅱ-102]
7.8 正則,御厨領視察につき御殿場の修理を命じる[Ⅰ-50]
〃 酒匂村庄屋紀伊国屋倅平三郎と相庄屋忠兵衛,馬継ぎ立て遅延につき名主役を罷免される[Ⅱ-103]
7.22 正則,根府川にて鹿狩につき家中・足軽・百姓・村足軽より勢子をかり出す[Ⅰ-52]
7.28 小田原藩,家中法度を定める[県4-37・38]
8.5 小田原の御酒屋柴田屋四郎兵衛に今年から御米200俵が貸し付けられる[Ⅱ-104]
8.25～29 稲葉正則,徳川家綱転任等の報告の上使として日光に代参する[Ⅰ-4]
10.5 小田原藩,負担軽減のため家中のうち150石取の馬持ちを免除する[Ⅰ-56]
12.18 小田原藩,江戸詰中間を20名増員し270名とする(小田原詰中間は180名)[Ⅰ-59]
社会・文化
5.27～6.4 稲葉正則,自分御礼のため日光に社参する[Ⅰ-4]
6.7 大雨にて酒匂川洪水,栢山村・今井村で堤が決壊する[稲葉日記]
⑥.15 早川村の家中開発新田が没収され板橋村本乗寺(本應寺)に寄進される[御4-2-13]
7.4 正則,草取りを怠っている田を見とがめ,持ち主成田村兵左衛門と名主を処分する[Ⅱ-101]
9.27 小田原城の御土蔵に収納してあった公儀銭140貫文が紛失する[Ⅰ-55]
10.24 三河商人の用心棒が本町新兵衛に宿泊中に護送金770両を盗み捕まる[Ⅱ-107]
11.22 稲葉義雅(正通),御厨巡察からの帰路,木賀で入湯する[御4-2-21]
この年 正則の元乳母(羽原新右衛門妻)夫妻が板橋村本乗寺(本應寺)の開基となる[県4-284]
この年 青心尼,小船村に阿弥陀堂を開く[Ⅱ-19]
国内・国際
1.━ 幕府,一季・半季の年季奉公人の出替わり日を2月15日(のち3月5日)と定める
3.━ 幕府,歌舞伎の興行再開を許可,野郎歌舞伎がはじまる
6.23 禁中で火災発生,内裏を全焼する
⑥.27 幕府,京都の神善四郎と江戸の守随彦太郎に秤座の支配を任せる
9.29 幕府,日雇い人に鑑札制度を導入する
この年 琉球,清と冊封関係を結び,薩摩藩と清との二重統治となる