| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世(1590-1870) |
| 西暦 | 1703 |
| 年号 | 元禄16年(1703)癸未 |
| 君主 | 大久保忠増 |
| 政治・経済 | 4.11~6.16 大久保忠朝,はじめて小田原に入り領内を視察する[Ⅰ-1] 11.13 宇津教信(忠朝三男),御書院番頭に転任する[寛政譜] 11.28 幕府役人が箱根道(東海道)筋へ地震被害状況調査のため視察に赴く[Ⅱ-253] 11.29 大久保忠増,地震被害のため官金1万5000両を拝借する[寛政譜] 12.3 小田原宿,伝馬30疋・人足50人で御用継ぎ立てを再開する[Ⅱ-253] 12.6 忠増,小田原に帰城し,元御蔵に小屋掛けして居住する[Ⅱ-253] 12.7~8 忠増,小田原城周りを視察する[Ⅱ-253] 12.10 忠増,箱根関所を視察する[関下-28] 12.11~12 忠増,箱根道(東海道)・根府川道(熱海道)を視察する[Ⅱ-253] 12.18 被災した小田原藩家中に御救い金1750両が下賜される[Ⅱ-253] 12.22 忠増,江戸に参府する[Ⅱ-253] 12.━ 小田原藩から小田原町に金1500両・米300俵,箱根町に金300両・米50俵がそれぞれ貸し付けられる[Ⅱ-253] |
| 社会・文化 | 2.━ 中里村農民6名が江戸奉公を願い出る[Ⅱ-252] 5.4 大久保忠朝,塔之沢湯に湯治する[Ⅰ-1] 6.━ 小田原町の家数1123軒・人数9922人・船数144艘[Ⅱ-28] 11.22 地震で本丸御殿・天守閣をはじめ小田原城全壊,火災で城下ほぼ全焼,領内で死者2261人がでる[Ⅱ-253]≪元禄の小田原大地震≫ 〃 女舞太夫の桐大蔵,地震の際に圧死する 11.25~12.2 箱根口にて町人に粥が施行される(1日米10俵余)[Ⅱ-253] 11.28 領内村が地震被害を届け出る[Ⅱ-254・255] この年 音曲舞太夫大橋家から分家した銀太夫政氏が神事舞太夫となる[風土記] |
| 国内・国際 | 2.4 幕府,赤穂浪士に切腹を命じる 2.━ 幕府,時局を風刺する小唄・出版・芝居を禁止する 5.7 近松門左衛門作の浄瑠璃「曽根崎心中」が大坂の竹本座で初演される 10.28 幕府,大和川の付け替え普請の助役を姫路藩に命じる 12.━ 大坂の堀江・曽根崎新地が開発される この年 水戸藩で藩札発行などの財政改革(宝永新法)がはじまる この頃 脱穀機の千歯こきが発明される |
時代区分
近世(1590-1870)
西暦
1703
年号
元禄16年(1703)癸未
君主
大久保忠増
政治・経済
4.11~6.16 大久保忠朝,はじめて小田原に入り領内を視察する[Ⅰ-1]
11.13 宇津教信(忠朝三男),御書院番頭に転任する[寛政譜]
11.28 幕府役人が箱根道(東海道)筋へ地震被害状況調査のため視察に赴く[Ⅱ-253]
11.29 大久保忠増,地震被害のため官金1万5000両を拝借する[寛政譜]
12.3 小田原宿,伝馬30疋・人足50人で御用継ぎ立てを再開する[Ⅱ-253]
12.6 忠増,小田原に帰城し,元御蔵に小屋掛けして居住する[Ⅱ-253]
12.7~8 忠増,小田原城周りを視察する[Ⅱ-253]
12.10 忠増,箱根関所を視察する[関下-28]
12.11~12 忠増,箱根道(東海道)・根府川道(熱海道)を視察する[Ⅱ-253]
12.18 被災した小田原藩家中に御救い金1750両が下賜される[Ⅱ-253]
12.22 忠増,江戸に参府する[Ⅱ-253]
12.━ 小田原藩から小田原町に金1500両・米300俵,箱根町に金300両・米50俵がそれぞれ貸し付けられる[Ⅱ-253]
社会・文化
2.━ 中里村農民6名が江戸奉公を願い出る[Ⅱ-252]
5.4 大久保忠朝,塔之沢湯に湯治する[Ⅰ-1]
6.━ 小田原町の家数1123軒・人数9922人・船数144艘[Ⅱ-28]
11.22 地震で本丸御殿・天守閣をはじめ小田原城全壊,火災で城下ほぼ全焼,領内で死者2261人がでる[Ⅱ-253]≪元禄の小田原大地震≫
〃 女舞太夫の桐大蔵,地震の際に圧死する
11.25~12.2 箱根口にて町人に粥が施行される(1日米10俵余)[Ⅱ-253]
11.28 領内村が地震被害を届け出る[Ⅱ-254・255]
この年 音曲舞太夫大橋家から分家した銀太夫政氏が神事舞太夫となる[風土記]
国内・国際
2.4 幕府,赤穂浪士に切腹を命じる
2.━ 幕府,時局を風刺する小唄・出版・芝居を禁止する
5.7 近松門左衛門作の浄瑠璃「曽根崎心中」が大坂の竹本座で初演される
10.28 幕府,大和川の付け替え普請の助役を姫路藩に命じる
12.━ 大坂の堀江・曽根崎新地が開発される
この年 水戸藩で藩札発行などの財政改革(宝永新法)がはじまる
この頃 脱穀機の千歯こきが発明される