| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1786 |
| 年号 | 天明6年(1786)丙午閏⑩ |
| 君主 | 大久保忠顕 |
| 政治・経済 | 6.15 根府川関所定番人森本久根右衛門妻が病気のため箱根関所定番人大西要蔵母が代わって根府川関所の人見女となる[関上-9] 8.10 小田原藩,御厨領村に110両の借用金(先納金)を割り付ける[御叢2-3-21] 8.━ 小田原藩,酒匂川堤保護などの心得箇条を流域村に触れ出す[Ⅰ-227] 9.10 小田原藩,将軍死去につき箱根関所に家老・加番等を派遣する[関上-9] ⑩.1 吉田島村(開成町)の酒屋4軒が酒造減石厳守の誓約書を御酒屋に提出する[開1-160] ⑩.━ 小田原藩,城下町商人の意向を受けて農間小商いについて調査する[Ⅲ-57] 〃 和田河原村ほか7か村(南足柄市)が在村商人と扱い商品を書き上げる[Ⅲ-56] 〃 吉田島村ほか6か村が農間小商い取り締まりにつき請け書を提出する[県5-63] 12.15 小田原藩,ぜいたくな衣類を着用している領民への御用金賦課について触れ渡す[Ⅲ-5] |
| 社会・文化 | 2.21 箱根山大地震で二子山が崩れ,芦ノ湯・底倉湯が被災する[Ⅰ-2]≪箱根山地震≫ 7.18 大雨で酒匂川東土手・今井村土手が決壊,大洪水となる[Ⅲ-58] 7.24 栢山村無田新蔵・駒形新宿小百姓市右衛門・蓮正寺村小百姓六五郎・竹花町長右衛門・福浦村無田庄八・御厨領新橋村無田三之丞・茱萸沢村借家儀兵衛・曽比村源蔵が欠落につき久離となる[御3-11-29] ⑩.━ 豆州上多賀村(熱海市)ほか16か村が不作につき畑方年貢の免除を願い出る[伊資-玖須美33] 11.6 鍛冶屋村(湯河原町)仁左衛門が不作で年貢上納を渋った件につき村へ詫び状を提出する[湯1-45] |
| 国内・国際 | 5.━ 幕命で最上徳内がクナシリ(国後)島・エトロフ(択捉)島・ウルップ(得撫)島,大石逸平がカラフト(樺太)を探索する 〃 林子平,「海国兵談」を著し海防の必要性を説く 8.24 7月の利根川洪水で大被害を受けた印旛・手賀沼の干拓工事が中止となる 8.25 徳川家治(50),死去する(法名浚明院),なお公表は9月8日 8.27 田沼意次が老中を解任される 9.━ 幕府,米価高騰のため全国に酒造高の半減を命じる 12.25 備中国幕府領農民が年貢延納・食料扶助を要求して一揆をおこし,幕府代官が近隣大名に出兵を要請する(備中騒動) |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1786
年号
天明6年(1786)丙午閏⑩
君主
大久保忠顕
政治・経済
6.15 根府川関所定番人森本久根右衛門妻が病気のため箱根関所定番人大西要蔵母が代わって根府川関所の人見女となる[関上-9]
8.10 小田原藩,御厨領村に110両の借用金(先納金)を割り付ける[御叢2-3-21]
8.━ 小田原藩,酒匂川堤保護などの心得箇条を流域村に触れ出す[Ⅰ-227]
9.10 小田原藩,将軍死去につき箱根関所に家老・加番等を派遣する[関上-9]
⑩.1 吉田島村(開成町)の酒屋4軒が酒造減石厳守の誓約書を御酒屋に提出する[開1-160]
⑩.━ 小田原藩,城下町商人の意向を受けて農間小商いについて調査する[Ⅲ-57]
〃 和田河原村ほか7か村(南足柄市)が在村商人と扱い商品を書き上げる[Ⅲ-56]
〃 吉田島村ほか6か村が農間小商い取り締まりにつき請け書を提出する[県5-63]
12.15 小田原藩,ぜいたくな衣類を着用している領民への御用金賦課について触れ渡す[Ⅲ-5]
社会・文化
2.21 箱根山大地震で二子山が崩れ,芦ノ湯・底倉湯が被災する[Ⅰ-2]≪箱根山地震≫
7.18 大雨で酒匂川東土手・今井村土手が決壊,大洪水となる[Ⅲ-58]
7.24 栢山村無田新蔵・駒形新宿小百姓市右衛門・蓮正寺村小百姓六五郎・竹花町長右衛門・福浦村無田庄八・御厨領新橋村無田三之丞・茱萸沢村借家儀兵衛・曽比村源蔵が欠落につき久離となる[御3-11-29]
⑩.━ 豆州上多賀村(熱海市)ほか16か村が不作につき畑方年貢の免除を願い出る[伊資-玖須美33]
11.6 鍛冶屋村(湯河原町)仁左衛門が不作で年貢上納を渋った件につき村へ詫び状を提出する[湯1-45]
国内・国際
5.━ 幕命で最上徳内がクナシリ(国後)島・エトロフ(択捉)島・ウルップ(得撫)島,大石逸平がカラフト(樺太)を探索する
〃 林子平,「海国兵談」を著し海防の必要性を説く
8.24 7月の利根川洪水で大被害を受けた印旛・手賀沼の干拓工事が中止となる
8.25 徳川家治(50),死去する(法名浚明院),なお公表は9月8日
8.27 田沼意次が老中を解任される
9.━ 幕府,米価高騰のため全国に酒造高の半減を命じる
12.25 備中国幕府領農民が年貢延納・食料扶助を要求して一揆をおこし,幕府代官が近隣大名に出兵を要請する(備中騒動)