| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1820 |
| 年号 | 文政3年(1820)庚辰 |
| 君主 | 大久保忠真 |
| 政治・経済 | 1.25 領内より雇用する小田原藩の夫中間が280人から180人に減少する[御叢1-8-3] 2.━ 府川村・清水新田・穴部新田・飯田岡村の畑地が殖産用の楮苗木植え付け御用地として貸し上げられたのと引き替えに金50両を拝借する[県5-222] 3.12 谷ケ村(山北町)甚八夫婦が孝心で藩より褒賞される[Ⅲ-109] 9.━ 大久保忠真,領民に民政改革を諮問する[Ⅰ-2] 10.━ 二宮金次郎,年貢枡の改正につき意見書を藩に提出する[Ⅰ-260] 11.1 駿河国領地の箱根(深良)用水路修復が公儀普請となる[県4-2] 11.27 家中救済のため藩主御手元金1000両が金利8朱で貸し付けられる[Ⅰ-261]≪八朱金の貸し付け≫ 11.━ 改良された年貢枡(三ツ枡)の使用について領内村が請け書を差し出す[Ⅲ-110] 12.28 小田原藩,海防のための非常時浦賀援兵を拝命し,常陸国の所領5457石余が相模国三浦郡5509石余に替え地となる[県4-2]≪非常時浦賀援兵体制≫ 12.━ 小田原藩,改良枡作成・献上の功績により栢山村俊助・千津島村文右衛門の年貢米2俵を免除する[Ⅲ-111] |
| 社会・文化 | 4.━ 二宮金次郎,飯泉村弥吉の娘なみ(歌子)と再婚する 〃 天神社境内に芭蕉句碑が建てられる[金石1-26] 5.18 丹羽亮蔵,早川下浜で鉄砲稽古中に負傷する[Ⅰ-16] 8.━ 浅田鉄蔵・門次郎兄弟が親の敵討ちにつき幕府の許可を得る 9.22 生沢村(大磯町)で疫病神から詫び状を取り追い払う[大磯2-188] 12.━ 二宮金次郎,成田村小源治に木食観正を例にあげて名主の心得を伝える[県5-90] この年 家中の円城寺直徳(嵐窓)が「相模風流」を編む この年～ 谷津村安国寺の隠居弘憲が木食観正を後見する[Ⅲ-112] |
| 国内・国際 | 4.21 将軍家斉の父一橋治済が従一位に叙せられる 5.━ 幕府,丹沢御林での炭焼きを停止する 6.━ 幕府,馬喰町御用屋敷などからの貸し付け金返済滞納分につき利息を引き下げる 〃 幕府,砂糖問屋の株仲間を廃止,砂糖自由取引とする 7.27 幕府,佃島沖で大砲を用いて火砲訓練を実施する 10.━ 幕府,旗本らへ倹約令を再布達する 12.20 幕府,金銀改鋳による出目から東海道諸宿・助郷村に手当金を支給する 12.30 会津藩の相模国警衛が解除され,浦賀奉行の管轄・警備となる |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1820
年号
文政3年(1820)庚辰
君主
大久保忠真
政治・経済
1.25 領内より雇用する小田原藩の夫中間が280人から180人に減少する[御叢1-8-3]
2.━ 府川村・清水新田・穴部新田・飯田岡村の畑地が殖産用の楮苗木植え付け御用地として貸し上げられたのと引き替えに金50両を拝借する[県5-222]
3.12 谷ケ村(山北町)甚八夫婦が孝心で藩より褒賞される[Ⅲ-109]
9.━ 大久保忠真,領民に民政改革を諮問する[Ⅰ-2]
10.━ 二宮金次郎,年貢枡の改正につき意見書を藩に提出する[Ⅰ-260]
11.1 駿河国領地の箱根(深良)用水路修復が公儀普請となる[県4-2]
11.27 家中救済のため藩主御手元金1000両が金利8朱で貸し付けられる[Ⅰ-261]≪八朱金の貸し付け≫
11.━ 改良された年貢枡(三ツ枡)の使用について領内村が請け書を差し出す[Ⅲ-110]
12.28 小田原藩,海防のための非常時浦賀援兵を拝命し,常陸国の所領5457石余が相模国三浦郡5509石余に替え地となる[県4-2]≪非常時浦賀援兵体制≫
12.━ 小田原藩,改良枡作成・献上の功績により栢山村俊助・千津島村文右衛門の年貢米2俵を免除する[Ⅲ-111]
社会・文化
4.━ 二宮金次郎,飯泉村弥吉の娘なみ(歌子)と再婚する
〃 天神社境内に芭蕉句碑が建てられる[金石1-26]
5.18 丹羽亮蔵,早川下浜で鉄砲稽古中に負傷する[Ⅰ-16]
8.━ 浅田鉄蔵・門次郎兄弟が親の敵討ちにつき幕府の許可を得る
9.22 生沢村(大磯町)で疫病神から詫び状を取り追い払う[大磯2-188]
12.━ 二宮金次郎,成田村小源治に木食観正を例にあげて名主の心得を伝える[県5-90]
この年 家中の円城寺直徳(嵐窓)が「相模風流」を編む
この年～ 谷津村安国寺の隠居弘憲が木食観正を後見する[Ⅲ-112]
国内・国際
4.21 将軍家斉の父一橋治済が従一位に叙せられる
5.━ 幕府,丹沢御林での炭焼きを停止する
6.━ 幕府,馬喰町御用屋敷などからの貸し付け金返済滞納分につき利息を引き下げる
〃 幕府,砂糖問屋の株仲間を廃止,砂糖自由取引とする
7.27 幕府,佃島沖で大砲を用いて火砲訓練を実施する
10.━ 幕府,旗本らへ倹約令を再布達する
12.20 幕府,金銀改鋳による出目から東海道諸宿・助郷村に手当金を支給する
12.30 会津藩の相模国警衛が解除され,浦賀奉行の管轄・警備となる