| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1847 |
| 年号 | 弘化4年(1847)丁未 |
| 君主 | 大久保忠愨 |
| 政治・経済 | 2.21～6.4 大久保忠愨,小田原へ帰城する[御1-2-15] 5.━ 小田原宿の助郷役場が5年で5000両を積み立てる主段講に着手する[南3-206]≪小田原宿助郷主段講≫ 6.━ 大磯宿南台町平兵衛が小田原の生魚荷物江戸送り中継荷宿営業を願い出る[大磯2-192] 7.2 甲斐国平野村(山中湖村)と相模国世附村(山北町)と駿河国須走村(小山町)ほか7か村との間の国境争論につき幕府の裁許が出る[小山2-430] 9.17 小田原藩,領内での塩硝製造・販売の状況を調査する[御1-2-15] 11.26 御厨領山之尻村(御殿場市)で村筒の諸役負担が増えているので村役人が相談して引き高を増やす[御叢2-9-196] 11.━ 尻懸浦(真鶴町)田広与次兵衛が不漁につき藩に拝借金を願い出る[真資-75] 12.27 小田原藩,報徳仕法世話役の功績により中里村名主治郎左衛門・竹松村(南足柄市)名主幸内・中沼村名主田造・宮台村(開成町)名主源治に脇差を許す[Ⅲ-185・186など] この年 小田原町の魚座が小揚船の賃銭を定める[Ⅲ-187] |
| 社会・文化 | 2.1 手習い師匠小船村木村兵八の死去に際して上町村広宣寺に筆子塚が建立される 2.29 御厨領山之尻村(御殿場市)の和吉がまじない「天狗」をはやらせ代官手代より中止命令を受ける[御叢2-9-39] 4.6 小田原の富士講中が須走村(小山町)へ灯籠を寄進する[御叢2-9-70] 9.18 松国弥八郎・別府信次郎・深水鉄三郎が砲術稽古のため江川英竜の韮山塾に入門する≪家中の韮山塾入門≫ 12.25 荻窪村の音曲舞太夫大橋四郎治が芝居興行の再開を藩より許される[Ⅲ-188] この年 藩校教師中垣秀実,小田原に漢学塾を開く |
| 国内・国際 | 2.15 幕府,相模国(三浦半島)警備のため川越藩に加え彦根藩,上総国警備には忍藩に加え会津藩を配備する 3.24 上信越地方に大地震,のち地震によってせき止められた犀川が決壊し洪水を引きおこす 9.1 徳川斉昭の第7子慶喜が一橋家を継ぐ 9.23 孝明天皇,即位する 10.━ 陸奥国南部藩領の農民が新税に反対して強訴する(弘化三閉伊一揆) 11.16 幕府,相模国城ケ崎・猿島,安房国大房崎に砲台を築く |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1847
年号
弘化4年(1847)丁未
君主
大久保忠愨
政治・経済
2.21～6.4 大久保忠愨,小田原へ帰城する[御1-2-15]
5.━ 小田原宿の助郷役場が5年で5000両を積み立てる主段講に着手する[南3-206]≪小田原宿助郷主段講≫
6.━ 大磯宿南台町平兵衛が小田原の生魚荷物江戸送り中継荷宿営業を願い出る[大磯2-192]
7.2 甲斐国平野村(山中湖村)と相模国世附村(山北町)と駿河国須走村(小山町)ほか7か村との間の国境争論につき幕府の裁許が出る[小山2-430]
9.17 小田原藩,領内での塩硝製造・販売の状況を調査する[御1-2-15]
11.26 御厨領山之尻村(御殿場市)で村筒の諸役負担が増えているので村役人が相談して引き高を増やす[御叢2-9-196]
11.━ 尻懸浦(真鶴町)田広与次兵衛が不漁につき藩に拝借金を願い出る[真資-75]
12.27 小田原藩,報徳仕法世話役の功績により中里村名主治郎左衛門・竹松村(南足柄市)名主幸内・中沼村名主田造・宮台村(開成町)名主源治に脇差を許す[Ⅲ-185・186など]
この年 小田原町の魚座が小揚船の賃銭を定める[Ⅲ-187]
社会・文化
2.1 手習い師匠小船村木村兵八の死去に際して上町村広宣寺に筆子塚が建立される
2.29 御厨領山之尻村(御殿場市)の和吉がまじない「天狗」をはやらせ代官手代より中止命令を受ける[御叢2-9-39]
4.6 小田原の富士講中が須走村(小山町)へ灯籠を寄進する[御叢2-9-70]
9.18 松国弥八郎・別府信次郎・深水鉄三郎が砲術稽古のため江川英竜の韮山塾に入門する≪家中の韮山塾入門≫
12.25 荻窪村の音曲舞太夫大橋四郎治が芝居興行の再開を藩より許される[Ⅲ-188]
この年 藩校教師中垣秀実,小田原に漢学塾を開く
国内・国際
2.15 幕府,相模国(三浦半島)警備のため川越藩に加え彦根藩,上総国警備には忍藩に加え会津藩を配備する
3.24 上信越地方に大地震,のち地震によってせき止められた犀川が決壊し洪水を引きおこす
9.1 徳川斉昭の第7子慶喜が一橋家を継ぐ
9.23 孝明天皇,即位する
10.━ 陸奥国南部藩領の農民が新税に反対して強訴する(弘化三閉伊一揆)
11.16 幕府,相模国城ケ崎・猿島,安房国大房崎に砲台を築く