| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1852 |
| 年号 | 嘉永5年(1852)壬子閏② |
| 君主 | 大久保忠愨 |
| 政治・経済 | ②.1～8.4 大久保忠愨,小田原へ帰城する[Ⅰ-2] 3.━ 小田原宿御三家通行の際の定助郷から加助郷への貸し人足につき取り決める[秦叢2-62] 4.23～5.1 小田原藩,大島沖に異国船渡来につき下田へ出兵する[Ⅰ-268] 4.━ 小田原藩の新鋳造大砲数32門,うち4門を韮山に依頼,残り28門を小田原で鋳造する[県5-15] 〃 荻野山中藩の相模国領村が成川検校から2500両を借用して先納金に充てる[県5-289] 6.25～7.15 小田原藩,ロシア船メンチコフ号渡来につき下田へ出兵する 8.20 小田原藩,西洋流(高島流)砲術の積極的導入を宣言する 8.━ 飯泉村半右衛門が一代限り名主役を請け負い,小前一同と議定書と取り交わす[Ⅲ-209] 9.12～14 小田原藩,城下において家中の武器見分を実施する[Ⅰ-278] 9.━ 新規紺屋開業をめぐって紺屋職人仲間と紺屋頭津田藤兵衛とが対立する[南3-228] 12.16 大砲増鋳・小田原浦3台場の完成により,小田原藩家中の浦固め体制を改正する[Ⅰ-279]≪小田原浦3台場完成,海防体制再編≫ 12.━ 大磯宿川崎孫右衛門が報徳趣法金509両余を二宮金次郎に差し出し,日光神領入用・窮民撫育金活用を願い出る[大磯2-118] この年 府川村新左衛門が宮台村(開成町)名主源治より酒造株を12年季・60両で買い受ける[開1-172] |
| 社会・文化 | 1.5 多古村太平ら19人が伊勢参りに出発する 3.━ 宮台村(開成町)が最乗寺の落ち葉拾いについて火の用心等を申し合わせる[開2-77] 4.上旬 偽坊主の無宿秋山が苅野岩村(南足柄市)付近を勧化して廻る[南2-264] 6.6 御厨領山之尻村(御殿場市)甚兵衛倅庄三郎が塔之沢で火附盗賊改に捕まる[御叢2-12-68] 6.23 関本村(南足柄市)百姓惣五郎・宗右衛門が山駕籠稼ぎで作間道を通行し,のち藩の取り調べを受ける[県9-交196] 7.━ 曽我岸・曽我谷津・曽我原・曽我別所の4か村が和田堰よりの水引きについて井掛り村との間に規定を定める[県5-236] 8.━ 博奕打弥太郎の捜索に関して飯泉渡船場での網一色村川頭当番妨害行為を3寄場組合村むらが関東取締出役に訴え出る[秦3-156] 9.4 御厨領御殿場下町(御殿場市)より出火,23～24軒を焼失する[御叢2-12-70] |
| 国内・国際 | 2.7 水戸藩,幕府・朝廷に「大日本史」173巻を献納する 4.19 幕府,新造成の台場(観音崎台場)を川越藩に引き渡す 5.2 幕府,彦根藩に西浦賀の警備を命じ,港内警備・異国船対応を浦賀奉行専管とする 5.22 江戸城西丸が焼失する 6.24 メンチコフ号が下田に来航,江川英竜が漂流民の受け取りを拒否すると伊豆中木村に放置して退去する 8.17 「オランダ風説書」によりペリー艦隊の来航が予告されたが,幕府は黙殺する 10.━ 薩摩藩,フランス式騎兵隊を組織する この年 佐賀藩の皿山代官所管内蔵入地で試験的に均田制が実施される |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1852
年号
嘉永5年(1852)壬子閏②
君主
大久保忠愨
政治・経済
②.1～8.4 大久保忠愨,小田原へ帰城する[Ⅰ-2]
3.━ 小田原宿御三家通行の際の定助郷から加助郷への貸し人足につき取り決める[秦叢2-62]
4.23～5.1 小田原藩,大島沖に異国船渡来につき下田へ出兵する[Ⅰ-268]
4.━ 小田原藩の新鋳造大砲数32門,うち4門を韮山に依頼,残り28門を小田原で鋳造する[県5-15]
〃 荻野山中藩の相模国領村が成川検校から2500両を借用して先納金に充てる[県5-289]
6.25～7.15 小田原藩,ロシア船メンチコフ号渡来につき下田へ出兵する
8.20 小田原藩,西洋流(高島流)砲術の積極的導入を宣言する
8.━ 飯泉村半右衛門が一代限り名主役を請け負い,小前一同と議定書と取り交わす[Ⅲ-209]
9.12～14 小田原藩,城下において家中の武器見分を実施する[Ⅰ-278]
9.━ 新規紺屋開業をめぐって紺屋職人仲間と紺屋頭津田藤兵衛とが対立する[南3-228]
12.16 大砲増鋳・小田原浦3台場の完成により,小田原藩家中の浦固め体制を改正する[Ⅰ-279]≪小田原浦3台場完成,海防体制再編≫
12.━ 大磯宿川崎孫右衛門が報徳趣法金509両余を二宮金次郎に差し出し,日光神領入用・窮民撫育金活用を願い出る[大磯2-118]
この年 府川村新左衛門が宮台村(開成町)名主源治より酒造株を12年季・60両で買い受ける[開1-172]
社会・文化
1.5 多古村太平ら19人が伊勢参りに出発する
3.━ 宮台村(開成町)が最乗寺の落ち葉拾いについて火の用心等を申し合わせる[開2-77]
4.上旬 偽坊主の無宿秋山が苅野岩村(南足柄市)付近を勧化して廻る[南2-264]
6.6 御厨領山之尻村(御殿場市)甚兵衛倅庄三郎が塔之沢で火附盗賊改に捕まる[御叢2-12-68]
6.23 関本村(南足柄市)百姓惣五郎・宗右衛門が山駕籠稼ぎで作間道を通行し,のち藩の取り調べを受ける[県9-交196]
7.━ 曽我岸・曽我谷津・曽我原・曽我別所の4か村が和田堰よりの水引きについて井掛り村との間に規定を定める[県5-236]
8.━ 博奕打弥太郎の捜索に関して飯泉渡船場での網一色村川頭当番妨害行為を3寄場組合村むらが関東取締出役に訴え出る[秦3-156]
9.4 御厨領御殿場下町(御殿場市)より出火,23～24軒を焼失する[御叢2-12-70]
国内・国際
2.7 水戸藩,幕府・朝廷に「大日本史」173巻を献納する
4.19 幕府,新造成の台場(観音崎台場)を川越藩に引き渡す
5.2 幕府,彦根藩に西浦賀の警備を命じ,港内警備・異国船対応を浦賀奉行専管とする
5.22 江戸城西丸が焼失する
6.24 メンチコフ号が下田に来航,江川英竜が漂流民の受け取りを拒否すると伊豆中木村に放置して退去する
8.17 「オランダ風説書」によりペリー艦隊の来航が予告されたが,幕府は黙殺する
10.━ 薩摩藩,フランス式騎兵隊を組織する
この年 佐賀藩の皿山代官所管内蔵入地で試験的に均田制が実施される