| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近現代（1871-2000） |
| 西暦 | 1877 |
| 年号 | 明治一〇年(一八七七)丁丑 |
| 政治・経済・社会 | 1.11 小田原電信局,小田原電信分局と改称[265] 1.20 県,小田原の士族に養蚕勧奨を諭達[197] 2.9 県養蚕試験場の緑町への設置が許可される[187,198] 〃 第10号警察出張所,小田原警察署と改称[339] 2.━ 米価(白米)は15kgで1円90銭,3年前の同期の15kg2円50銭よりさらに下落[419] 3.29 旧藩主大久保忠良(21),陸軍伍長として西南戦争に従軍し,木留口(熊本県)で戦死[137,339] 4.21 小田原駅用掛・同補助が廃止される[419] 5.21 県,西南戦争への警視局新撰旅団編成のため旧小田原藩士族に志願者を募る,7月警察関係の有志者を鹿児島方面へ派遣[137,185,197] 8.7 添田半七ほか9人,報徳社を組織し,設立認可を出願[315] 8.━ 万年町水道修繕を開始[431] 9.15 足柄下郡惣代人に金沢誠美を選出[419] 10.3 第21大区区務所,避病院(伝染病隔離病舎)の設置意向調査を各村で実施[Ⅰ-204] 11.━ 小田原警察署,無鑑札の売薬営業者の取締りを開始[Ⅰ-205] 12.28 野沢太七,万年町へ製糸場新築を届け出る[Ⅰ-73] この年 第1回内国博覧会に,中津川藤吉の足踏製糸機械と松井安兵衛の各色髹器を出品[328,385] 〃 石橋村,米神村の異議申し立てにより,根拵網営業を休業[Ⅰ-133] |
| 文化・教育 | 1.9 英照皇太后,京都へ向かう途中旧本陣片岡へ宿泊,帰郷のさいも同様[419] 1.━ 幸学校,校舎を宮の前に移し,宮前学校と改称[44,419] 〃 ロシア正教会の小田原方面での布教活動がはじまり,イオナ友田清・イオシフ峰義準ほか32人が受洗,この年58人が信徒となる[127,214] 3.━ 宮小路に校舎を新築し,幸学校を設置(後に宮前学校と改称),宮前学校の生徒を収容[44] 〃 文部省刊行「小学習字本」を小田原で翻刻(小西正蔭書,出版人横山平七・石川忠兵衛)[423] 4.15 松原神社例祭,西南戦争のため神輿渡御を中止[419] 4.━ 有禎館を新築移転,板橋学校と改称[59] 5.25 緑学校,幸田口に新設される(～1886年)[44,419] 6.━ 横浜ならび小田原師範学校に准訓導を置き,7月に職員の席次を定める[214] 7.21 県小田原支庁,公立学校の名称を地名に引直すよう布達[49] 7.25～26 暴風雨・高潮により,小田原沿岸家屋流失・全半壊被害255戸,小田原一熱海間道路が不通,河川橋梁流失,堤防決壊被害が出る,とくに小田原駅では救助米や小屋掛料補助申請が出され,義捐金も分配される[198,419] 9.15 大雨,小船村周辺が洪水の被害をうける[402] 10.1 松原神社,西南戦争の終結をうけ,祭典を執行[419] |
| 国内・国際 | 1.━ 県,小学校教授法を制定 1.4 地租軽減の詔書(100分の25賦課) 〃 県会を年4回開会,会期期日を定める 1.11 教部省・警視庁を廃止 1.20 売薬規則を制定 2.15 西南戦争がはじまる(～9月24日) 4.12 東京開成学校・東京医学校が合併,東京大学と改称 4.━ 県,西南戦争遊撃隊・壮兵隊員を募集(戦死者148人,負傷者85人) 5.1 元老院議官佐野常民ら,博愛社を創立(日本赤十字社の前身) 8.21 第1回内国勧業博覧会を開催 8.━ コレラが上海から長崎・横浜に伝播し,全国に流行 9.18 県,小区会議事規則を制定 11.22 田租半額の米代納を許可 この年 塚本董平が報徳積善社を創立 |
時代区分
近現代（1871-2000）
西暦
1877
年号
明治一〇年(一八七七)丁丑
政治・経済・社会
1.11 小田原電信局,小田原電信分局と改称[265]
1.20 県,小田原の士族に養蚕勧奨を諭達[197]
2.9 県養蚕試験場の緑町への設置が許可される[187,198]
〃 第10号警察出張所,小田原警察署と改称[339]
2.━ 米価(白米)は15kgで1円90銭,3年前の同期の15kg2円50銭よりさらに下落[419]
3.29 旧藩主大久保忠良(21),陸軍伍長として西南戦争に従軍し,木留口(熊本県)で戦死[137,339]
4.21 小田原駅用掛・同補助が廃止される[419]
5.21 県,西南戦争への警視局新撰旅団編成のため旧小田原藩士族に志願者を募る,7月警察関係の有志者を鹿児島方面へ派遣[137,185,197]
8.7 添田半七ほか9人,報徳社を組織し,設立認可を出願[315]
8.━ 万年町水道修繕を開始[431]
9.15 足柄下郡惣代人に金沢誠美を選出[419]
10.3 第21大区区務所,避病院(伝染病隔離病舎)の設置意向調査を各村で実施[Ⅰ-204]
11.━ 小田原警察署,無鑑札の売薬営業者の取締りを開始[Ⅰ-205]
12.28 野沢太七,万年町へ製糸場新築を届け出る[Ⅰ-73]
この年 第1回内国博覧会に,中津川藤吉の足踏製糸機械と松井安兵衛の各色髹器を出品[328,385]
〃 石橋村,米神村の異議申し立てにより,根拵網営業を休業[Ⅰ-133]
文化・教育
1.9 英照皇太后,京都へ向かう途中旧本陣片岡へ宿泊,帰郷のさいも同様[419]
1.━ 幸学校,校舎を宮の前に移し,宮前学校と改称[44,419]
〃 ロシア正教会の小田原方面での布教活動がはじまり,イオナ友田清・イオシフ峰義準ほか32人が受洗,この年58人が信徒となる[127,214]
3.━ 宮小路に校舎を新築し,幸学校を設置(後に宮前学校と改称),宮前学校の生徒を収容[44]
〃 文部省刊行「小学習字本」を小田原で翻刻(小西正蔭書,出版人横山平七・石川忠兵衛)[423]
4.15 松原神社例祭,西南戦争のため神輿渡御を中止[419]
4.━ 有禎館を新築移転,板橋学校と改称[59]
5.25 緑学校,幸田口に新設される(～1886年)[44,419]
6.━ 横浜ならび小田原師範学校に准訓導を置き,7月に職員の席次を定める[214]
7.21 県小田原支庁,公立学校の名称を地名に引直すよう布達[49]
7.25～26 暴風雨・高潮により,小田原沿岸家屋流失・全半壊被害255戸,小田原一熱海間道路が不通,河川橋梁流失,堤防決壊被害が出る,とくに小田原駅では救助米や小屋掛料補助申請が出され,義捐金も分配される[198,419]
9.15 大雨,小船村周辺が洪水の被害をうける[402]
10.1 松原神社,西南戦争の終結をうけ,祭典を執行[419]
国内・国際
1.━ 県,小学校教授法を制定
1.4 地租軽減の詔書(100分の25賦課)
〃 県会を年4回開会,会期期日を定める
1.11 教部省・警視庁を廃止
1.20 売薬規則を制定
2.15 西南戦争がはじまる(～9月24日)
4.12 東京開成学校・東京医学校が合併,東京大学と改称
4.━ 県,西南戦争遊撃隊・壮兵隊員を募集(戦死者148人,負傷者85人)
5.1 元老院議官佐野常民ら,博愛社を創立(日本赤十字社の前身)
8.21 第1回内国勧業博覧会を開催
8.━ コレラが上海から長崎・横浜に伝播し,全国に流行
9.18 県,小区会議事規則を制定
11.22 田租半額の米代納を許可
この年 塚本董平が報徳積善社を創立