| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近現代（1871-2000） |
| 西暦 | 1895 |
| 年号 | 明治二八年(一八九五)乙未 |
| 政治・経済・社会 | 1.5 小田原農芸会,足柄下郡農会を設立[479] 2.━ 曽根田・野沢衡器製造合名会社(万年)が開業[208] 3.13 足柄下郡役所,日清戦争従軍兵家族救済義捐金の格差是正のため,実情調査を各町村長に指示[178] 3.━ 絹手巾製造合資会社(万年,ハンカチーフ製造)が設立される[208] 〃 下府中村,報国義会を設立[370] 4.25 町会議員半数改選補欠選挙[419] 4.28 町会,訴願調査委員を選出[419] 4.━ 国府津村・前川村間に根拵網場代金配当をめぐる紛争がおこる(～1898年8月)[368] 5.8 星崎広助,町会議員選挙取消訴願を提出,却下される[Ⅰ-362] 5.━ 足柄下郡軍隊凱旋祝勝会と軍隊凱旋歓迎会(国府津駅)が開催される[Ⅰ-340] 6.━ 小田原町水道規則を定める[Ⅰ-257] 7.11 町長に吉田義方が当選(7月26日認可)[419] 7.26 吉田義方,集成貯蓄銀行を設立[50] 8.━ 小田原馬車鉄道(株)の株式の大半は,藤岡市助の仲介で東京馬車鉄道に売却される[224] 9.━ 足柄下郡長,未帰還兵家族の救護に再び乗り出すことを訓令[Ⅰ-342] 10.━ 小田原馬車鉄道(株),電気鉄道への変更を出願(1896年7月17日許可),株主総会で中野武営(東京馬車鉄道副社長)が社長に就任[通][224] 12.25 町会,東京水力電気(株)藤岡市助ほか2人が出願した,温泉村地内へ発電所設置に関する請書を承認[Ⅰ-437] この年 下曽我村農会が設立される[319] 〃 福沢辰蔵,早川筋で水力発電を計画(後の箱根水力電気(株))[15] 〃 雨宮敬次郎,豆相電気鉄道(国府津―小田原―湯本)設立を出願[224] 〃 小田原監獄署が廃止となる[250,251] 〃 小沢衡平・長谷川勝五郎,神奈川県農会評議員に就任[187] 〃 国府津―松田間道路,3.6mに拡幅修理され里道となる[Ⅱ-94] 〃 武蔵中央鉄道(千駄ヶ谷―小田原),関東鉄道(芝―小田原)測量調査を実施[132] この頃 小田原を中心に,足柄上郡・足柄下郡を範囲とする広域同業組合が設立される[208] |
| 文化・教育 | 6.23 足柄下郡通俗衛生会が発会[258,263] 7.1 『東海新報』創刊(日刊,東海新報社)[259] 8.━ 湘南英語義塾(設置者黒柳正生)が創立される[259,263] 8.～9.━ コレラ流行,患者138人うち死亡者88人,衛生臨時委員を選挙し,予防委員10人を設置,臨時隔離病舎を開設,水道は断水となり小学校は休校措置がとられ,9月13日県知事中野健明が巡視[Ⅰ-259・260・363][259,419] 10.26 学習院の地方移転案に関し,小田原町は候補地を名乗り出る[419] 11.18 大久保神社,県社に指定される[259,419] 11.27 県立中学校誘致のため,町有地4000坪の提供を可決,県に出願,12月4日県会は県立中学校費を可決するが,設置は横浜に決定[157,419] 11.━ 早川小学校,石橋・米神分校を分離独立して志喜小学校と改称[59] この年 乃木少将夫人とデンマーク国有志者,足柄下郡軍人家族慰藉として4円を寄付[15] 〃 酒匂村小八幡で大火[24] 〃 鶴座焼失し廃座となる[218] |
| 国内・国際 | 1.29 高等女学校規程を公布 2.1 京都電気鉄道開業(電車営業の初め) 2.2 第2軍,威海衛軍港陸岸を占領 3.16 貯蓄銀行条例を改正公布 3.30 日清休戦条約に調印 4.11 県,国民兵召集事務細則を定める 4.17 日清講和条約に調印(下関条約) 〃 大日本武徳会設立 4.23 ドイツ・ロシア・フランス,遼東半島の清国返還を勧告(三国干渉) 6.8 日露通商航海条約に調印 7.13 豆相人車鉄道熱海一吉浜間が開通 8.3 県,町村病院建築費補助を通達 9.22 日本救世軍を創設 9.━ 県下コレラ患者数772人,死亡者524人 10.8 京城で日本人壮士・軍隊,大院君を擁しクーデター 10.14 立憲改進党神奈川県支部規則を定める 11.29 県農会発会式 この年 「企業勃興」がはじまる |
時代区分
近現代（1871-2000）
西暦
1895
年号
明治二八年(一八九五)乙未
政治・経済・社会
1.5 小田原農芸会,足柄下郡農会を設立[479]
2.━ 曽根田・野沢衡器製造合名会社(万年)が開業[208]
3.13 足柄下郡役所,日清戦争従軍兵家族救済義捐金の格差是正のため,実情調査を各町村長に指示[178]
3.━ 絹手巾製造合資会社(万年,ハンカチーフ製造)が設立される[208]
〃 下府中村,報国義会を設立[370]
4.25 町会議員半数改選補欠選挙[419]
4.28 町会,訴願調査委員を選出[419]
4.━ 国府津村・前川村間に根拵網場代金配当をめぐる紛争がおこる(～1898年8月)[368]
5.8 星崎広助,町会議員選挙取消訴願を提出,却下される[Ⅰ-362]
5.━ 足柄下郡軍隊凱旋祝勝会と軍隊凱旋歓迎会(国府津駅)が開催される[Ⅰ-340]
6.━ 小田原町水道規則を定める[Ⅰ-257]
7.11 町長に吉田義方が当選(7月26日認可)[419]
7.26 吉田義方,集成貯蓄銀行を設立[50]
8.━ 小田原馬車鉄道(株)の株式の大半は,藤岡市助の仲介で東京馬車鉄道に売却される[224]
9.━ 足柄下郡長,未帰還兵家族の救護に再び乗り出すことを訓令[Ⅰ-342]
10.━ 小田原馬車鉄道(株),電気鉄道への変更を出願(1896年7月17日許可),株主総会で中野武営(東京馬車鉄道副社長)が社長に就任[通][224]
12.25 町会,東京水力電気(株)藤岡市助ほか2人が出願した,温泉村地内へ発電所設置に関する請書を承認[Ⅰ-437]
この年 下曽我村農会が設立される[319]
〃 福沢辰蔵,早川筋で水力発電を計画(後の箱根水力電気(株))[15]
〃 雨宮敬次郎,豆相電気鉄道(国府津―小田原―湯本)設立を出願[224]
〃 小田原監獄署が廃止となる[250,251]
〃 小沢衡平・長谷川勝五郎,神奈川県農会評議員に就任[187]
〃 国府津―松田間道路,3.6mに拡幅修理され里道となる[Ⅱ-94]
〃 武蔵中央鉄道(千駄ヶ谷―小田原),関東鉄道(芝―小田原)測量調査を実施[132]
この頃 小田原を中心に,足柄上郡・足柄下郡を範囲とする広域同業組合が設立される[208]
文化・教育
6.23 足柄下郡通俗衛生会が発会[258,263]
7.1 『東海新報』創刊(日刊,東海新報社)[259]
8.━ 湘南英語義塾(設置者黒柳正生)が創立される[259,263]
8.～9.━ コレラ流行,患者138人うち死亡者88人,衛生臨時委員を選挙し,予防委員10人を設置,臨時隔離病舎を開設,水道は断水となり小学校は休校措置がとられ,9月13日県知事中野健明が巡視[Ⅰ-259・260・363][259,419]
10.26 学習院の地方移転案に関し,小田原町は候補地を名乗り出る[419]
11.18 大久保神社,県社に指定される[259,419]
11.27 県立中学校誘致のため,町有地4000坪の提供を可決,県に出願,12月4日県会は県立中学校費を可決するが,設置は横浜に決定[157,419]
11.━ 早川小学校,石橋・米神分校を分離独立して志喜小学校と改称[59]
この年 乃木少将夫人とデンマーク国有志者,足柄下郡軍人家族慰藉として4円を寄付[15]
〃 酒匂村小八幡で大火[24]
〃 鶴座焼失し廃座となる[218]
国内・国際
1.29 高等女学校規程を公布
2.1 京都電気鉄道開業(電車営業の初め)
2.2 第2軍,威海衛軍港陸岸を占領
3.16 貯蓄銀行条例を改正公布
3.30 日清休戦条約に調印
4.11 県,国民兵召集事務細則を定める
4.17 日清講和条約に調印(下関条約)
〃 大日本武徳会設立
4.23 ドイツ・ロシア・フランス,遼東半島の清国返還を勧告(三国干渉)
6.8 日露通商航海条約に調印
7.13 豆相人車鉄道熱海一吉浜間が開通
8.3 県,町村病院建築費補助を通達
9.22 日本救世軍を創設
9.━ 県下コレラ患者数772人,死亡者524人
10.8 京城で日本人壮士・軍隊,大院君を擁しクーデター
10.14 立憲改進党神奈川県支部規則を定める
11.29 県農会発会式
この年 「企業勃興」がはじまる