| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近現代（1871-2000） |
| 西暦 | 1897 |
| 年号 | 明治三〇年(一八九七)丁酉 |
| 政治・経済・社会 | 3.━ 二川村今井・下府中村中新田間の橋梁・渡船に関する事務を下府中村に権利とともに移譲[15] 4.19 横浜地方裁判所判決を控訴中の箱根湖水事件の原告,東京控訴院から上告棄却を言い渡される[333,419] 5.15 藤沢貯蓄銀行小田原支店が開業(1910年関東銀行小田原支店と改称)[419] 7.━ 足柄下郡農産物品評会が開催される[319] 8.━ 譲原為次郎,鉄道省建設業者として東京―浜松間鉄道工事にたずさわる[17,327] 〃 川瀬度器製作工場・小島度器製作工場が創業[208,216] 〃 小田原電気鉄道(株),沿線地域への電灯供給営業許可をうける[384] 10.20 大審院,箱根湖水事件訴訟を名古屋控訴院へ移送,原判決が取消となり,被告3人に重禁固1か月・罰金2円の判決がくだる,再度大審院へ上告[333,419] 10.━ 足柄肥料(株)が設立される(二川村井細田,社長河野治平,下曽我村・松田村に出張所を設置)[Ⅱ-197] 〃 伏見宮貞愛,小田原町軍友会を組織[419] 11.26 (株)足柄銀行が設立される(二川村井細田,代表取締役綾部粂次郎,1926年7月31日伊豆銀行と合併)[15,182] 12.14 魚問屋二見初右衛門,営業用電話設置を逓信大臣に出願[Ⅰ-301] 12.24 (株)小田原通商銀行が設立される(取締役小西正寛・山田又市・小西武四郎・中山久次郎・内野幸助,資本金10万円),1898年2月7日開業[Ⅰ-399][428] この年 町役場で取り扱った発送文書は9065通,収受文書は1万3974通となる[419] 〃 国府津駅構内で,弁当鮨と茶,菓子類,果実類,瓶詰酒類,タバコとマッチを販売することができるようになる[Ⅰ-276] 〃 足柄上郡に酒田銀行が設立される[208] |
| 文化・教育 | 1.12 英照皇太后死去につき,15日間歌舞・音曲を停止し,小学校を5日間休校にする[419] 1.30 千度小路の漁船が難破,乗組員7人が遭難[118] 4.━ 尋常早川小学校に補習科を設置[59] 5.1 小田原基督同胞教会,十字町教会で伝道を開始[89] 8.15 大久保忠礼(56,旧藩主)没,町会議員が葬儀に参列[132] 8.━ 小田原報徳社(幸1丁目)が結社される,1899年1月定款を定める[Ⅰ-468] 9.7～9 台風による風水害,足柄下郡各地で河川氾濫被害[177] 9.━ 赤痢が流行,16人が罹病[419] 10.━ 尋常板橋小学校の商業科進学希望の男子生徒,小田原小学校高等科へ通学を開始[44] この年 小沢良輔・中田寿一郎,廉清会(謡会)を結成(後に瓢声会と改称)[72] 〃 小田原海浜院が鷗盟館内に開院,内科・外科を置き,足柄病院を入院施設とする[405,429] 〃 伊藤博文,大磯に転出[通] 〃 住友家が皇居前に楠木正成銅像を奉納するにあたり,岡本隆徳(書家,岡本秋暉長男)が撰文(1900年7月完成)[190] 〃 町役場が発した就学通知は352通で,就学者は318人(就学率90.3%),尋常科卒業生数は182人で,うち高等科に入学した者は42人(進学率23.1%)[419] |
| 国内・国際 | 1.4 市町村立小学校教員俸給の平均月額を決める 3.3 足尾銅山鉱毒被害者800人,農商務省に鉱業停止を請願 3.25 水産講習所設置 4.1 伝染病予防法を公布(5月1日施行) 4.2 遠洋漁業奨励法を公布(1898年4月1日施行) 4.6 高野房太郎らの職工義友会,労働組合結成を訴える文書を配布 4.12 重要輸出品同業組合法を公布 4.13 県,普通水利組合規約準則を制定 5.4 道府県に地方視学を設置 6.1 官営八幡製鉄所が開庁(1901年2月第1高炉火入れ) 10.1 金本位制を実施 11.━ 府県農工銀行の設立を開始 12.1 鉄工組合結成(組合員1200人) 12.25 志賀潔,赤痢の病原体(細菌)を発見 この年 鎌倉銀行設立 |
時代区分
近現代（1871-2000）
西暦
1897
年号
明治三〇年(一八九七)丁酉
政治・経済・社会
3.━ 二川村今井・下府中村中新田間の橋梁・渡船に関する事務を下府中村に権利とともに移譲[15]
4.19 横浜地方裁判所判決を控訴中の箱根湖水事件の原告,東京控訴院から上告棄却を言い渡される[333,419]
5.15 藤沢貯蓄銀行小田原支店が開業(1910年関東銀行小田原支店と改称)[419]
7.━ 足柄下郡農産物品評会が開催される[319]
8.━ 譲原為次郎,鉄道省建設業者として東京―浜松間鉄道工事にたずさわる[17,327]
〃 川瀬度器製作工場・小島度器製作工場が創業[208,216]
〃 小田原電気鉄道(株),沿線地域への電灯供給営業許可をうける[384]
10.20 大審院,箱根湖水事件訴訟を名古屋控訴院へ移送,原判決が取消となり,被告3人に重禁固1か月・罰金2円の判決がくだる,再度大審院へ上告[333,419]
10.━ 足柄肥料(株)が設立される(二川村井細田,社長河野治平,下曽我村・松田村に出張所を設置)[Ⅱ-197]
〃 伏見宮貞愛,小田原町軍友会を組織[419]
11.26 (株)足柄銀行が設立される(二川村井細田,代表取締役綾部粂次郎,1926年7月31日伊豆銀行と合併)[15,182]
12.14 魚問屋二見初右衛門,営業用電話設置を逓信大臣に出願[Ⅰ-301]
12.24 (株)小田原通商銀行が設立される(取締役小西正寛・山田又市・小西武四郎・中山久次郎・内野幸助,資本金10万円),1898年2月7日開業[Ⅰ-399][428]
この年 町役場で取り扱った発送文書は9065通,収受文書は1万3974通となる[419]
〃 国府津駅構内で,弁当鮨と茶,菓子類,果実類,瓶詰酒類,タバコとマッチを販売することができるようになる[Ⅰ-276]
〃 足柄上郡に酒田銀行が設立される[208]
文化・教育
1.12 英照皇太后死去につき,15日間歌舞・音曲を停止し,小学校を5日間休校にする[419]
1.30 千度小路の漁船が難破,乗組員7人が遭難[118]
4.━ 尋常早川小学校に補習科を設置[59]
5.1 小田原基督同胞教会,十字町教会で伝道を開始[89]
8.15 大久保忠礼(56,旧藩主)没,町会議員が葬儀に参列[132]
8.━ 小田原報徳社(幸1丁目)が結社される,1899年1月定款を定める[Ⅰ-468]
9.7～9 台風による風水害,足柄下郡各地で河川氾濫被害[177]
9.━ 赤痢が流行,16人が罹病[419]
10.━ 尋常板橋小学校の商業科進学希望の男子生徒,小田原小学校高等科へ通学を開始[44]
この年 小沢良輔・中田寿一郎,廉清会(謡会)を結成(後に瓢声会と改称)[72]
〃 小田原海浜院が鷗盟館内に開院,内科・外科を置き,足柄病院を入院施設とする[405,429]
〃 伊藤博文,大磯に転出[通]
〃 住友家が皇居前に楠木正成銅像を奉納するにあたり,岡本隆徳(書家,岡本秋暉長男)が撰文(1900年7月完成)[190]
〃 町役場が発した就学通知は352通で,就学者は318人(就学率90.3%),尋常科卒業生数は182人で,うち高等科に入学した者は42人(進学率23.1%)[419]
国内・国際
1.4 市町村立小学校教員俸給の平均月額を決める
3.3 足尾銅山鉱毒被害者800人,農商務省に鉱業停止を請願
3.25 水産講習所設置
4.1 伝染病予防法を公布(5月1日施行)
4.2 遠洋漁業奨励法を公布(1898年4月1日施行)
4.6 高野房太郎らの職工義友会,労働組合結成を訴える文書を配布
4.12 重要輸出品同業組合法を公布
4.13 県,普通水利組合規約準則を制定
5.4 道府県に地方視学を設置
6.1 官営八幡製鉄所が開庁(1901年2月第1高炉火入れ)
10.1 金本位制を実施
11.━ 府県農工銀行の設立を開始
12.1 鉄工組合結成(組合員1200人)
12.25 志賀潔,赤痢の病原体(細菌)を発見
この年 鎌倉銀行設立