| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近現代（1871-2000） |
| 西暦 | 1903 |
| 年号 | 明治三六年(一九〇三)癸卯 |
| 政治・経済・社会 | 1.8～22 足柄下郡農会乙種農事講習会を開催[429] 1.17～23 足柄下郡物産品評会を開催[429] 2.25 町長に加藤定通が当選,1年間町長空席を解消[148,419] 4.1 小田原監獄署,横浜監獄署小田原分監と改称[157,429] 〃 小田原郵便電信局,小田原郵便局と改称[192] 〃 桜井村で勧農会が結成される[210] 4.2 町会,箱根湖水の早川分水に関する和解契約を承認[419] 4.10 川辺正之助,定置網漁業(小台網)の免許をうけ経営を開始[Ⅱ-220] 4.25 電話が開通[51,148,419] 6.3 小八幡漁業組合,漁業権侵害の行政訴訟を県におこす,以降1930年代まで川辺家と定置網漁業権をめぐり係争[Ⅱ-220] 7.━ 鉄道作業局,夏期休暇中の海浜割引乗車券・海浜回遊乗車券を発売,国府津館では宿泊料,小田原電気鉄道は乗車券の割引を行う[429] 8.9 農商務大臣清浦奎吾,水産実習所を巡視[419] 9.8 町会,海岸防波堤築造費3万746円の県費補助請願をすることを決定,14日陳情[148] 9.9 箱根湖水引用事件和解式を開催,早川水利組合は水量の10分の1の分水を受けることに決定,箱根湖水事件・逆川事件が解決[Ⅰ-424][419] 9.15 江ノ浦村・根府川村間の根拵網定置漁業権をめぐる紛争,調停により和解が成立[429] 9.17 町長,区長会に貯蓄規約を提示し,区有財産貯蓄を訓示[148] 9.25 県会議員定期改選選挙,今井広之助(小田原町)が当選[148,157,419] 10.1 初音新地を遊郭営業の指定地とする,芸妓屋・料理店は二業組合を組織[148,419] 10.17 在郷小田原町軍友会(会長岡本保雄)が結成される[16,419] 11.15～17 第1師団機動演習(総員2540余人)を小田原地方で実施[148,429] 11.26 豊川村・上府中村連合耕地整理が施行認可される(1904年1月30日着工,1906年10月31日完了)[208] 11.━ 県,横浜監獄署横須賀分監・小田原分監を廃止し,小田原に監獄署を新設するため横須賀と敷地交換を実施(1904年6月18日着工)[148,419] 12.━ 足柄下郡長,郵便ならびに共同自営貯蓄奨励を通達[Ⅰ-402] この年 町内各所の海岸防波堤工事が落成(7月万年町・高梨町・古新宿・鍋町,8月幸町・千度小路,9月茶畑,10月代官町)[148,419] 〃 石橋村・米神村・小八幡・山王一色・小田原町・江ノ浦・早川村漁業組合が設立される[Ⅱ-211] 〃 国道筋の芸妓屋・待合茶屋・貸座敷営業者が三業組合を組織[280] |
| 文化・教育 | 1.5 高等小田原小学校女子同窓会が創立[110] 1.15 海嘯被災地で松飾りが停止となり,松原神社例祭もつつましく挙行[419] 1.17～23 足柄下郡函左教育会,教育品展覧会を開催[429] 1.30 日本弘道会小田原支会信用組合,総会を開催[148] 1.━ 泉鏡花,『千歳之鉢』(小峰梅林を舞台)を発表[115] 4.10 高等小田原小学校女子部に補習科を開設[44,148] 4.18 穴部青年夜学会開会式[45] 4.━ 国府津村教育会が設立される[通] 5.13 足柄上郡・足柄下郡日清戦争陣亡の碑を大雄山最乗寺境内に建立,落成[148] 6.～7.━ 赤痢患者が発生し,伝染病隔離病舎を開設[148,419] 7.10 『相模日報』発刊式[148] 7.12 加藤時次郎,鷗盟館跡に診療所を開業[148,291] 8.1 足柄下郡教育会が設立される[4,45] 9.28 松原神社,海嘯1周年海上平安祈念会を催す[148,419] 11.10 足柄下郡長,反ロシアの歌謡を学校の唱歌に使用することがないよう通達[Ⅰ-445] 12.━ 下曽我村,青年教育会を組織し,実業補習学校設置運動を開始[45] この年 小田原教育会支会が区毎に結成される[419] 〃 旧町田村の林佐太郎,尋常小学校の修身の教科書にとりあげられる[45] |
| 国内・国際 | 3.1 第8回総選挙 4.1 県監獄署を横浜監獄と改称 4.13 小学校令を一部改正(国定教科書制度成立) 6.23 御前会議を開催,満韓問題で,日露交渉開始を決定 6.━ 内村鑑三,『万朝報』に「反戦論」を発表 7.13 伊藤博文,枢密院議長に就任 7.━ 日本基督教青年会同盟(YMCA)が成立 8.22 東京電車鉄道(新橋―品川間)が開業 8.━ 富士瓦斯紡績会社,保土ヶ谷工場を創立 9.━ 内務省,部落有財産の統一整理を通牒 10.1 浅草に電気館(映画常設館)が開場 10.8 堺利彦ら社会主義者,非戦演説会を開く 10.12 内村鑑三・幸徳秋水・堺利彦,万朝報社を退社 11.6 海軍工廠条例を公布 11.15 平民社結成,週間『平民新聞』創刊 12.10 県薫育院(現国府実修学校)開所 12.28 戦時大本営条例を改正公布,第1・第2艦隊を合わせ連合艦隊を編成 |
時代区分
近現代（1871-2000）
西暦
1903
年号
明治三六年(一九〇三)癸卯
政治・経済・社会
1.8～22 足柄下郡農会乙種農事講習会を開催[429]
1.17～23 足柄下郡物産品評会を開催[429]
2.25 町長に加藤定通が当選,1年間町長空席を解消[148,419]
4.1 小田原監獄署,横浜監獄署小田原分監と改称[157,429]
〃 小田原郵便電信局,小田原郵便局と改称[192]
〃 桜井村で勧農会が結成される[210]
4.2 町会,箱根湖水の早川分水に関する和解契約を承認[419]
4.10 川辺正之助,定置網漁業(小台網)の免許をうけ経営を開始[Ⅱ-220]
4.25 電話が開通[51,148,419]
6.3 小八幡漁業組合,漁業権侵害の行政訴訟を県におこす,以降1930年代まで川辺家と定置網漁業権をめぐり係争[Ⅱ-220]
7.━ 鉄道作業局,夏期休暇中の海浜割引乗車券・海浜回遊乗車券を発売,国府津館では宿泊料,小田原電気鉄道は乗車券の割引を行う[429]
8.9 農商務大臣清浦奎吾,水産実習所を巡視[419]
9.8 町会,海岸防波堤築造費3万746円の県費補助請願をすることを決定,14日陳情[148]
9.9 箱根湖水引用事件和解式を開催,早川水利組合は水量の10分の1の分水を受けることに決定,箱根湖水事件・逆川事件が解決[Ⅰ-424][419]
9.15 江ノ浦村・根府川村間の根拵網定置漁業権をめぐる紛争,調停により和解が成立[429]
9.17 町長,区長会に貯蓄規約を提示し,区有財産貯蓄を訓示[148]
9.25 県会議員定期改選選挙,今井広之助(小田原町)が当選[148,157,419]
10.1 初音新地を遊郭営業の指定地とする,芸妓屋・料理店は二業組合を組織[148,419]
10.17 在郷小田原町軍友会(会長岡本保雄)が結成される[16,419]
11.15～17 第1師団機動演習(総員2540余人)を小田原地方で実施[148,429]
11.26 豊川村・上府中村連合耕地整理が施行認可される(1904年1月30日着工,1906年10月31日完了)[208]
11.━ 県,横浜監獄署横須賀分監・小田原分監を廃止し,小田原に監獄署を新設するため横須賀と敷地交換を実施(1904年6月18日着工)[148,419]
12.━ 足柄下郡長,郵便ならびに共同自営貯蓄奨励を通達[Ⅰ-402]
この年 町内各所の海岸防波堤工事が落成(7月万年町・高梨町・古新宿・鍋町,8月幸町・千度小路,9月茶畑,10月代官町)[148,419]
〃 石橋村・米神村・小八幡・山王一色・小田原町・江ノ浦・早川村漁業組合が設立される[Ⅱ-211]
〃 国道筋の芸妓屋・待合茶屋・貸座敷営業者が三業組合を組織[280]
文化・教育
1.5 高等小田原小学校女子同窓会が創立[110]
1.15 海嘯被災地で松飾りが停止となり,松原神社例祭もつつましく挙行[419]
1.17～23 足柄下郡函左教育会,教育品展覧会を開催[429]
1.30 日本弘道会小田原支会信用組合,総会を開催[148]
1.━ 泉鏡花,『千歳之鉢』(小峰梅林を舞台)を発表[115]
4.10 高等小田原小学校女子部に補習科を開設[44,148]
4.18 穴部青年夜学会開会式[45]
4.━ 国府津村教育会が設立される[通]
5.13 足柄上郡・足柄下郡日清戦争陣亡の碑を大雄山最乗寺境内に建立,落成[148]
6.～7.━ 赤痢患者が発生し,伝染病隔離病舎を開設[148,419]
7.10 『相模日報』発刊式[148]
7.12 加藤時次郎,鷗盟館跡に診療所を開業[148,291]
8.1 足柄下郡教育会が設立される[4,45]
9.28 松原神社,海嘯1周年海上平安祈念会を催す[148,419]
11.10 足柄下郡長,反ロシアの歌謡を学校の唱歌に使用することがないよう通達[Ⅰ-445]
12.━ 下曽我村,青年教育会を組織し,実業補習学校設置運動を開始[45]
この年 小田原教育会支会が区毎に結成される[419]
〃 旧町田村の林佐太郎,尋常小学校の修身の教科書にとりあげられる[45]
国内・国際
3.1 第8回総選挙
4.1 県監獄署を横浜監獄と改称
4.13 小学校令を一部改正(国定教科書制度成立)
6.23 御前会議を開催,満韓問題で,日露交渉開始を決定
6.━ 内村鑑三,『万朝報』に「反戦論」を発表
7.13 伊藤博文,枢密院議長に就任
7.━ 日本基督教青年会同盟(YMCA)が成立
8.22 東京電車鉄道(新橋―品川間)が開業
8.━ 富士瓦斯紡績会社,保土ヶ谷工場を創立
9.━ 内務省,部落有財産の統一整理を通牒
10.1 浅草に電気館(映画常設館)が開場
10.8 堺利彦ら社会主義者,非戦演説会を開く
10.12 内村鑑三・幸徳秋水・堺利彦,万朝報社を退社
11.6 海軍工廠条例を公布
11.15 平民社結成,週間『平民新聞』創刊
12.10 県薫育院(現国府実修学校)開所
12.28 戦時大本営条例を改正公布,第1・第2艦隊を合わせ連合艦隊を編成