近現代（1871-2000）

1967

昭和四二年(一九六七)丁未

1.14　足柄地区農業近代化協会が設立される[355] 1.18　西湘バイパス酒匂―浜町間2.3kmが開通[285] 1.29　第31回総選挙,神奈川3区河野洋平(自民),河村勝(民社),加藤万吉・平林剛(社会),小浜新次(公明)が当選,市選挙管理委員会,投票所を2か所増設,3か所位置変更[219] 2.1　市役所,電子計算機に接続するラインプリンター(高速印字機)を導入し,事務の合理化を推進[285] 2.━　県小田原児童相談所,知的障害児の養育訓練会を開始[219] 3.2　県水産指導所,西湘地区6漁場の定置網の魚群行動調査を開始[219] 3.14　国道1号線山王橋―板橋見付間が全面駐車禁止区間となる[279] 4.1　市役所機構改革,旧総務部税務課・資産税課が独立して税務部となり,福祉事務所に保護課を新設[285] 〃　県計量検定所小田原支所が新築落成し,栄町から網一色(東町4丁目)に移転[219] 〃　西湘バイパス山王インターチェンジが開通[219] 〃　箱根登山ハイヤー(株)・箱根登山タクシー(株)が設立される[384] 4.15　県議会議員選挙,中井一郎(自由),山口武利(無所属),市川博(社会)が当選[219] 4.28　市議会議員選挙 4.━　市総合計画審議会条例を制定,9～12月総合計画基礎調査を実施[285] 〃　市,公害対策測定車を購入[285] 〃　焼却残灰処分地(府川)の使用を開始[311] 〃　酒匂小学校前と市民会館前に横断歩道橋を設置[285] 5.1　市民交通傷害保険加入受付を開始[285] 5.1　メーデー,総評系・同盟系にわかれ2か所で開催[219] 5.15　小田原市庁舎建設準備事務局規程を制定[60] 5.━　市,中度以上の在宅の知的障害児を対象とした養育(生活)訓練会と肢体不自由児機能回復訓練会を中央公民館で開始[425] 〃　橘町,し尿処理について市と委託契約を結ぶ(～1968年3月)[354] 6.━　酒匂川河川漁業協同組合,三保・飯泉取水ダム建設反対対策委員会を結成,県に反対の陳情運動を開始[219] 7.1　市職員による小田原市交通安全指導隊が編成される[285] 7.4　日本水難救済会県支部小田原救難所が小田原漁業協同組合内に設置される[219] 8.9　共同冷蔵庫(株)が開業[368] 8.━　下水道終末処理場で高級処理を開始[313] 9.6　県知事津田文吾,第1回県政懇談会を小田原市民会館で開催[219] 9.19　小田原電報電話局と南足柄局・山北局の通話がダイヤル直通となる[285] 9.28　国民金融公庫小田原支店が開設される[90] 9.━　早川西中簡易水道組合,市水道へ統合[285] 10.1　第2次新住居表示を実施(寿町・東町を新設)[285] 〃　寿屋(西久保ビル)が開店[60] 10.16　小田原市交通安全対策協議会が設置される[285] 11.7　和留沢簡易水道組合が設立される[125] 11.━　市水道第2水源地の災害用自家発電施設が完成[219] 〃　全印刷労働組合小田原支部(大蔵省印刷局),オフセット輪転印刷機ローランドの導入にともなう人員削減ローランド闘争を展開(1968年11月和解)[105] 12.11　小田原商工会議所,商業問題の検討と改善のため商業対策委員会を設置[327] 12.12　小田原地区プロパンガス協同組合が設立される[60] 12.30　国道1号線南町横断歩道橋が完成[285] この年　鴨宮駅南部土地区画整理事業,5か年継続事業として着手[285] 〃　関東大地震以来行われてきた建設省直轄の酒匂川砂防工事が県の第3次総合計画事業として引継がれる[69] 〃　足柄下地方事務所に県民相談室を開設[327] 〃　市「統計季報」33号で廃止,「統計月報」として発刊[219] 〃　西湘地方のブリ漁,戦後最低を記録[219] 〃　小田原市消費生活モニター制度を導入,消費者保護行政を推進[285] 〃　小田原市歳末資金融資制度,利用件数・額ともに1959年に創設されて以来最高となる[219] 〃　箱根登山鉄道(株),箱根フリーパス(周遊連絡券)の発売を開始[384] 〃　知的障害者福祉司の設置,知的障害児保護者会の統一,重度心身障害児福祉年金制度の拡充等の福祉行政が活発化[425] この頃　箱根物産指物技術を生かしたテレビ用キャビネットの生産がはじまる[通]

2.10～12　大雪,積雪12～18cm[自然] 2.17　市青少年問題協議会主催の環境浄化重点地域会議,毎月第3金曜を環境浄化の日と定める[219] 3.7　西湘バイパスにかかる橋梁名,西湘大橋(酒匂川)・なぎさ橋(山王川)に決まる[285] 3.15　小田原市ほか2か町組合の久野地内共有林3haが火災で焼失[219] 3.18　県青少年育成運動推進会議,第1回小田原青少年育成大会を開催[285] 3.30　桐家名跡保存会,名取式,4月1日襲名式[219] 3.━　ベルククラブ(山岳会,代表岡野敬次郎)が設立される[285] 〃　町田・富水・下府中の各小学校校舎,鉄筋コンクリート増改築工事が完成[285] 〃　橘町立橘中学校,鉄筋コンクリート校舎が新築落成[354] 4.1　竹中芳一,教育長に就任[116] 〃　市立泉中学校が開校[285] 〃　小田原点訳奉仕会が発足[60] 4.━　市,民間児童遊園地に助成を開始[311] 〃　文(あや)の会(読書の会),市立図書館の勉強会として発足[114] 6.21　県立城北工業高校,校舎・体育館落成式[219] 6.29　鈴木十郎市長,全国市長会副会長に就任[285] 6.━　市教委,交通事故対策として,新入学児童の血液型検査を実施[219] 7.7　第1回小田原市民夏山教室が開催される[60] 8.3　下府中婦人会図書館,中央公民館下府中分館図書室内に開設される[219] 8.━　読売ブッククラブ西湘連絡協議会が結成される,11月4日発会式[114,335] 9.17～18　車いすスポーツ医学研究大会,国立箱根療養所で開催[285] 9.30～10.1　第13回全国里親大会,市民会館・城址公園で開催[285] 10.25　市福祉事務所,優良福祉事務所として厚生大臣表彰をうける[285] 10.━　県小田原児童相談所,西湘里親会を結成[219] 〃　第1回小田原市婦人バレーボール大会が開催される[219] 11.1　名誉市民(故鈴木英雄・故河野一郎)の胸像除幕式[285] 11.3　露木清吉,寄木技術の功労者として神奈川文化賞を受賞[60] 11.━　橘町体育協会選抜男子バレーボールチーム,全国大会で4位に入賞[354] この年　新玉小学校に特殊学級を開設[311] 〃　BBS(Big Brothers and Sisters Movement,青少年の善導運動)小田原支部が設立される[285] 〃　小田原市の献血率が日本一を記録(1969年まで3年連続),日赤,地域ぐるみの献血運動としてPR映画に収録[219,285] 〃　市内小学生全員に日本脳炎の予防接種を無料で実施[219] 〃　市内小学校児童の「カギっ子」率12.7%[現-332] 〃　下宿・浦町・山王・早川中組の各地区公民館が設置される[82]

1.10　地対空ミサイル・ホーク,横浜港に陸揚げ 2.4　厚生省,初の原爆被爆者実態調査結果を発表 2.11　初の建国記念日,県記念行事を中止 2.16　県,交通安全対策協議会を設置 2.17　第2次佐藤栄作内閣成立 3.6　日本航空(株),世界一周線の営業開始 3.18　県青少年育成運動推進会議結成 3.20　県立博物館開館式 4.15　東京都知事に社共推薦の美濃部亮吉当選,横浜市長に飛鳥田一雄当選 6.5　中東戦争はじまる 6.6　閣議,資本取引自由化方針を決定,7月1日施行,第1次10業種を指定 6.17　中国,初の水爆実験に成功 6.━　この頃,自動車保有台数1000万台突破 7.25　住民基本台帳法を公布 8.3　公害対策基本法を公布 8.6　神奈川県同和促進委員会結成(1968年2月県同和会と改称) 8.8　東南アジア諸国連合結成 8.17　県知事,「相模湾の総合開発」を表明 8.27　ユニバシアード東京大会開催 9.1　四日市ぜんそく患者,石油コンビナート6社に初の大気汚染公害訴訟 9.7　米国,原子力空母エンタープライズの日本寄港を申し入れ,11月2日承認を通告 10.8　佐藤首相,第2次東南アジア訪問,3派系全学連抗議デモ 11.2　那覇市で沖縄即時無条件返還要求県民大会を開催 11.15　日米共同声明発表(小笠原返還は1年以内,沖縄返還は時期明示せず) 12.27　ベトナム侵略反対・エンタープライズ寄港阻止・米原潜入港抗議横須賀大会 12.31　テレビ受信契約数2000万件を突破(普及率83.1%) 12.━　昭和43年度政府予算作製にあたり,財政硬直化が問題となる この年　国民総生産1140億ドルで,資本主義国第3位 〃　農業就業人口20%を割る(19.3%)