土器製作体験教室「どきどきタイムトラベル」
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本格的な縄文土器を作ろう!
土器づくりの様子
《土器づくりのようす》
郷土文化館では、毎年土器製作体験教室「どきどきタイムトラベル」を開催しています。
粘土をこねて、形をつくり、縄や竹などで模様をつけます。できたら1か月ほど乾燥させて、焼いたら出来上がり。
一見簡単そうですが、実は体力と繊細さの両方が必要で、意外と難しいんです。でも完成した時の感動はひとしおです!「縄文人でも作れたんだから、きっと僕(私)にも簡単にできるよ~」と思ったそこのアナタ!
縄文人の知恵と技が詰まった縄文土器づくりにチャレンジしてみませんか?
縄文土器づくりの工程
(1) 粘土をこねる
土器の材料は、粘土と砂と土。これらを混ぜて、しっかりこねます。ちょっと大変だけど、大事な作業。
(2) 形をつくる
粘土をひも状に伸ばし、一段ずつ積み上げて形を作っていきます。ポイントは、粘土のすきまをしっかりと埋めること!
(3) 文様をつける
表面をみがいてきれいにしたら、縄や細い竹の管、貝などを使って模様をつけます。
(4) 土器を焼く
約1か月乾燥させたのち、土器を焼きます。火は700度前後と1円玉も解ける温度。
4時間ほどで焼きあがります。
縄文土器をよくみてみよう!
土器はねんどでつくったうつわを焼いたものです。
土器の発明で食べ物を煮て、木の実をやわらかくしたり、スープをつくったり、といろいろなものが食べられるようになりました。
縄などでつけたもようがつけられています。これが名前のゆらいです。
土の中でもくさらないので、遺跡からたくさんでてきます。
地域や時代によって土器の形がちがいます。