facebook twitter instagram Line
ますだたかし

益田孝

旧佐渡国(さどのくに)の出身。実業家及び茶人。号は鈍翁(どんのう)。三井物産の設立等に尽力し初代総轄等を務める。松永安左ヱ門(まつながやすざえもん)(耳庵(じあん))及び原富太郎(はらとみたろう)(三溪(さんけい))とともに近代三茶人とも称され、大正3年(1914)には、三井物産を退いて板橋(いたばし)に建築した別邸掃雲台(そううんだい)に移り、本市における近代茶道の流行、定着の契機をつくった。掃雲台(そううんだい)は滅失したが、九重層塔、下り竜等の石造物の一部は松永記念館に移設されており、収集した茶器類のうち牧野(まきの)家に伝来した一部が、西海子(さいかち)(現、南町(みなみちょう))の鈍翁(どんのう)in西海子(さいかち)に保管・展示されている。

TOP