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まつながやすざえもん

松永安左ヱ門

旧壱岐国(いきのくに)の出身。政治家・実業家・茶人。号は耳庵(じあん)。衆議員議員・電気事業再編成審議会会長等を務める。昭和21年(1946)板橋に別邸老欅荘(ろうきょそう)を構えて終の棲家とし、以後茶道を介して政財界人、小田原市民らと交流した。また昭和34年(1959)には収集した国宝である釈迦金棺出現図(しゃかきんかんしゅつげんず)等の美術品類を一般に展観するため松永記念館(まつながきねんかん)を設立している。松永(まつなが)の没後、同館及び老欅荘(ろうきょそう)は相次いで本市に譲渡され、松永(まつなが)の事績顕彰等のための施設として整備、公開されており、庭園内には松永(まつなが)が収集した奈良長岳寺五重層塔などの石造物が残されている。

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