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白山神社の小田原囃子(はくさんじんじゃのおだわらばやし)

民俗文化財/文化財指定・登録あり
この場所で常に公開はしていません。
文化財指定:県指定
文化財指定(年月日):昭和51年10月19日
種別:無形民俗文化財
保存会名:小田原囃子多古保存会
指定名称:小田原囃子
 小田原囃子は、武蔵国葛飾(むさしのくにかつしか)地方(現東京都葛飾区)発祥の「葛西囃子(かさいばやし)」から派生した、関東祭囃子に属するものである。江戸時代、葛西囃子が江戸市中に広まり始めた頃、城下町であった小田原にも伝わり、改良を加えられたと考えられ、多古(たこ)(現扇町)に起きたのは、江戸時代の中期、18世紀頃のことと思われる。
 当時寺町(てらまち)にあった歌舞伎小屋(かぶきごや)「桐座(きりざ)」の芸人が演じたものを地元の若い衆が覚え、多古に伝えた、との伝承がある。これが各地に広まり、小田原市の近隣の市町まで、同流の囃子を聞くことができる。
 小田原囃子の特徴は、他の地方の祭り囃子に比べ、ゆったりと落ち着き優美で、各曲が全く違うリズム・メロディー・テンポで、変化に富む組み合わせにより独特の風格を持つことである。囃子は笛を中心に、大太鼓、小太鼓、摺鉦(すりがね)を用いる。多古保存会では曲目は、「屋台(やたい)ばやし」「昇殿(しょうでん)」「神田丸(かんだまる)」「鎌倉(かまくら)」「仕丁目(しちょうめ)」が伝えられており、毎年10月白山神社(扇町五丁目)祭礼で演奏されるほか、道祖神(どうそじん)祭りにも用いられる。
 現在、小田原囃子は保存会や地域などにより、その技術の保存と継承が図られており、小田原の各地区で神社祭礼や道祖神祭りに彩を添えている。
住所
神奈川県小田原市扇町5-7-29 白山神社
カテゴリ
民俗文化財/文化財指定・登録あり
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