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中津層群神沢層産出の脊椎動物化石(なかつそうぐんかんざわそうさんしゅつのせきついどうぶつかせき)

史跡・天然記念物/文化財指定・登録あり
公開については神奈川県立生命の星・地球博物館にお問い合わせください。
文化財指定:県指定
文化財指定(年月日):平成6年2月15日
種別:天然記念物
個数:6種類7点
形状等:脊椎動物化石
ステゴドンゾウ頭(とう)がい骨
サイ類左第四手根骨(しゅこんこつ)
ウミガメ類背甲尾部(はいこうびぶ)
ウミガメ類左下腹甲(かふくこう)
ホホジロザメ左上顎歯(じょうがくし)
ネズミザメ類脊椎骨
サル類頭がい骨(カナガワピテクス・レプトポストオルビタリス)
 これらの化石は、愛川町小沢(あいかわまちこさわ)の砂利採取場跡の崖(がけ)において、約300万年前の新生代新第三紀鮮新世後期(しんせいだいしんだいさんきせんしんせいこうき)の地層から発見された。この新生代新第三紀という時代は、動物では哺乳類(ほにゅうるい)が、植物では被子植物(ひししょくぶつ)が繁栄した時代である。丹沢山地の地質はこの新第三紀はじめに南の海で形成されたもので、主に海底火山の噴出物が厚く海底に堆積(たいせき)した地層からなる。これがその後現在の丹沢のある位置まで北上し、隆起陸化(りゅうきりくか)した。
 丹沢山地北東辺の愛川町一帯では、鮮新世後期の中津層群と呼ばれる主に砂と泥の地層が、海底での堆積により形作られた。指定を受けたこれらの生物が一度に同じ地層から発見されたことにより、当時の陸と海との生物相(せいぶつそう)関係が分かる。また、化石は保存状態が良いなど学術的価値も高い資料である。
 なお、サル類(カナガワピテクス・レプトポストオルビタリス)の化石は国内で最古のものである。
住所
神奈川県小田原市入生田499 神奈川県立生命の星・地球博物館
カテゴリ
史跡・天然記念物/文化財指定・登録あり
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