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小田原文学館(旧田中光顕別邸)本館(おだわらぶんがくかん(きゅうたなかみつあきべってい)ほんかん)

建造物/文化財指定・登録あり/近現代
文化財指定:国登録
文化財指定(年月日):平成12年9月26日
種別:登録有形文化財
形状等:本館
鉄筋コンクリート造
3階建
管理棟
木造瓦葺 平屋建
延床面積 361.03㎡
 小田原城址公園の南の西海子小路(さいかちこうじ)周辺は、江戸時代に武家屋敷が建ち並んでいた場所で、浜辺に近く、緑豊かであることからこの地域に明治中期から昭和初期にかけて、政治家や財界人、文化人などの別荘が多く営まれた。小田原文学館本館の建物もその一つで、明治政府で宮内大臣などを歴任した田中光顕(1843~1939)の別邸として昭和12年(1937)に建てられた。
 建築家曾禰達蔵(そねたつぞう)(1852~1937)による鉄筋コンクリート3階建(一部平屋建)の洋館で、屋根は、釉薬(ゆうやく)をかけた鮮やかなエメラルド色のスペイン瓦で葺かれている。本館1階洋室の南面に張り出したサンルームや玄関前に用いられたタイル、窓の装飾的なアイアングリル(鍛鉄(たんてつ)製品)などもスパニッシュ様式の特徴をよく示している。また、北面中央部に設けた階段はゆったりした勾配(こうばい)の造りで、笠石 に大理石を用いた手摺(てすり)の意匠は繊細で優れている。
 平成6年からは現在の小田原文学館として、小田原出身やゆかりのある文学者の資料を展示する施設として利用されている。
住所
神奈川県小田原市南町2-3-4小田原文学館
カテゴリ
建造物/文化財指定・登録あり/近現代
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