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本誓寺の阿弥陀如来立像(ほんせいじのあみだにょらいりゅうぞう)

美術・工芸/文化財指定・登録あり/中世
通常公開していません。
文化財指定:県指定
文化財指定(年月日):平成4年2月14日
種別:彫刻
個数:2躯
【本尊】
形状等:木造 寄木造(よせぎづくり) 
玉眼(ぎょくがん)
像高 78.0㎝
指定名称:木造 阿弥陀如来立像(その一)
 本尊像は来迎(らいごう)印を結び、口をわずかに開き歯をのぞかせて立ついわゆる「歯吹(はふ)き阿弥陀如来像」である。「歯吹き阿弥陀如来像」によく見られる、仏足文(ぶっそくもん)や両手を銅で造るなどの特徴を表す。宋風の影響を受けた面相や衣文(えもん)表現が認められ、造立(ぞうりゅう)年代は鎌倉時代、13世紀中頃と考えられる。
 「歯吹き阿弥陀如来像」は如来の三十二相の一つをできる限り表現しようとする意識から造られたとみられ、足枘(あしほぞ)を設けず像の後方に棒を差し込んで立たせ、仏足文を表現する点など、「清凉寺式釈迦如来像(せいりょうじしきしゃかにょらいぞう)」との共通性も指摘されている。
 本像は、全国的に10数例しか知られていない「歯吹き阿弥陀如来像」の最古例と考えられており大変貴重な作品である。

【脇壇安置仏】
形状等:木造 寄木造(よせぎづくり) 
玉眼(ぎょくがん)
像高 80.7㎝
指定名称:木造 阿弥陀如来立像(その二)
 脇壇に安置される像は、同じく来迎印を結ぶが歯は見せていない。しかし、仏足文が表され、螺髪(らほつ)に銅線が巻かれるなど、他の「歯吹き阿弥陀如来像」が持つ特徴を示している。造立年代は、本尊像よりやや遅い13世紀後半と考えられる。本像は、本尊像とは違う「歯吹き阿弥陀如来像」の特徴を備えており貴重な作品である。
住所
神奈川県小田原市城山2-1-24 本誓寺
カテゴリ
美術・工芸/文化財指定・登録あり/中世
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