泉蔵院の薬師如来坐像(せんぞういんのやくしにょらいざぞう)
美術・工芸/文化財指定・登録あり/原始・古代
通常公開していません。
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):平成25年5月30日
種別:彫刻
個数:1躯
形状等:木造 一木造(いちぼくづくり)
玉眼(ぎょくがん)
像高 87.0㎝
与願(よがん)印を示す左手に薬壺(やっこ) をのせ、右手は施無畏(せむい)印を示す通例の薬師如来像である。頭体を一材で彫り出し、頭と体を割り離し、さらに頭と体を前後で割り離し内刳(うちぐり)を施している。肉髻珠(にっけいしゅ)、玉眼、右腕肩より先、左手首、薬壺、裳先材(もさきざい)は後補である。円い顔に整った目鼻立ちをもち、全体に整った姿を呈する「定朝様式(じょうちょうようしき)」を示し、造立(ぞうりゅう)年代は平安時代末期の12世紀後半と考えられる。
永正(えいしょう)12年(1515)及び嘉永(かえい)4年(1851)の修理銘が膝裏に見られ、永正12年の修理銘には、永正8年(1511)の大風に関する記事がみえる。
本像は、12世紀に造られたと推定される市内の仏像の多くが地方色の濃い作例であるのに対し、中央の「定朝様式」を最もよく踏襲する作品として貴重である。
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):平成25年5月30日
種別:彫刻
個数:1躯
形状等:木造 一木造(いちぼくづくり)
玉眼(ぎょくがん)
像高 87.0㎝
与願(よがん)印を示す左手に薬壺(やっこ) をのせ、右手は施無畏(せむい)印を示す通例の薬師如来像である。頭体を一材で彫り出し、頭と体を割り離し、さらに頭と体を前後で割り離し内刳(うちぐり)を施している。肉髻珠(にっけいしゅ)、玉眼、右腕肩より先、左手首、薬壺、裳先材(もさきざい)は後補である。円い顔に整った目鼻立ちをもち、全体に整った姿を呈する「定朝様式(じょうちょうようしき)」を示し、造立(ぞうりゅう)年代は平安時代末期の12世紀後半と考えられる。
永正(えいしょう)12年(1515)及び嘉永(かえい)4年(1851)の修理銘が膝裏に見られ、永正12年の修理銘には、永正8年(1511)の大風に関する記事がみえる。
本像は、12世紀に造られたと推定される市内の仏像の多くが地方色の濃い作例であるのに対し、中央の「定朝様式」を最もよく踏襲する作品として貴重である。
- 住所
- 神奈川県小田原市下大井268 泉蔵院
- カテゴリ
- 美術・工芸/文化財指定・登録あり/原始・古代
