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長谷川家文書(はせがわけもんじょ)

古文書・歴史資料/文化財指定・登録あり/近世/近現代
個人所有のため公開していません。
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):平成4年11月2日
種別:古文書
個数:61点
形状等:近世文書 30点 近代文書 31点
 長谷川家は、旧曽我谷津村の名主(なぬし)を務めた家で、明治時代から大正時代にかけて活躍した政治家長谷川豊吉(とよきち)も同家の出身である。
 本文書は、江戸時代の農村を知る基本資料がまとまっている。天正(てんしょう)19年(1591)・万治(まんじ)2年(1659)の検地帳(けんちちょう)や村明細類(むらめいさいるい)などが揃い、江戸初期から明治までの曽我谷津村の変遷をたどることができる。また、藩(はん)からの触書(ふれがき)7通が含まれており、倹約令が中心であるが、新田開発の奨励の触書も含む。特に、小田原藩主が稲葉(いなば)氏から大久保(おおくぼ)氏に代わる際作成された貞享(じょうきょう)3年(1686)の年号が入る旧曽我谷津村の村明細帳(むらめいさいちょう)は、田畑の等級別、反別(たんべつ)、年貢(ねんぐ)関係が詳細に記される。さらに、曽我祐信(そがすけのぶ)屋敷跡や石塔(せきとう)など村内の名所旧跡(きゅうせき)も記されており、興味深い内容となっている。
 さらに、安政(あんせい)2年(1855)の「小田原藩主大久保加賀守之禄高明細書(かがのかみのろくだかめいさいしょ)」は、藩領の朱印高(しゅいんだか)、年貢割付高(わりつけだか)を記し、城付地(しろつけち)では戸数も付記されており資料的価値が高い。
 このように長谷川家文書は、小田原藩領の地方資料として重要なものである。
住所
神奈川県小田原市曽我谷津個人宅
カテゴリ
古文書・歴史資料/文化財指定・登録あり/近世/近現代
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