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平塚家文書(ひらつかけもんじょ)

古文書・歴史資料/文化財指定・登録あり/近世/近現代
通常一般公開していません。公開については図書館にお問い合わせください。
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):平成4年11月2日
種別:古文書
個数:290点
形状等:近世文書 211点 近代文書 79点
 平塚家は、旧堀之内(ほりのうち)村の名主(なぬし)を務めた家で、本文書には、同村の江戸時代の概況を知る資料がほぼ揃う。同村は小田原宿に馬や人足を供出する使役(しえき)を負う助郷(すけごう)村の一つで、特に小田原宿に対する助郷関係の文書は、同村ばかりでなく、小田原藩の助郷村75か村の名主らが連名して訴えたものが含まれ、重要である。
 旧堀之内村は、藩主大久保忠隣(おおくぼただちか)が慶長(けいちょう)19年(1614)に改易(かいえき)となり、村の約半分が旗本室賀(はたもとむろが)氏の知行地(ちぎょうち)、続いて幕府領(ばくふりょう)となった。その際、平塚家は室賀氏から諸役免許(しょやくめんきょ)の特権を得ている。後に大久保氏の知行地に戻ると、その時の特権を継承するが、小田原藩から諸役免許の由緒(ゆいしょ)の問い合わせが度々なされたことが分かる。
 本文書中には、小田原藩の藩主が稲葉(いなば)氏から大久保氏へと交代になった際の事務引継書である「御引渡(おひきわたし)」の写しがある。原本は、大久保氏の所蔵とみられ、藩士や領内の名主たちが何らかの機会に写したものの一つと思われる。また、年貢割付けの文書は、稲葉氏以前と以後のものが残されており、両者の対比は興味深いものである。このほか、稲葉氏時代以後、明治初年までの田地売買証文が多数残るのも特色の一つである。
住所
神奈川県小田原市南鴨宮1-5-30小田原市立中央図書館
カテゴリ
古文書・歴史資料/文化財指定・登録あり/近世/近現代
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