羽根尾貝塚の縄文時代前期出土品(はねおかいづかのじょうもんじだいぜんきしゅつどひん)
考古資料/文化財指定・登録あり/原始・古代
公開については郷土文化館にお問い合わせください。
文化財指定:県指定
文化財指定(年月日):平成16年2月10日
種別:考古資料
個数:458点
指定名称:小田原市羽根尾貝塚の縄文時代前期出土品
羽根尾貝塚は、大磯(おおいそ)丘陵で発見された貝塚と低湿地からなる遺跡である。今から約6,000~5,000年前の縄文時代前期後半、気候の温暖化が進み、地球規模で海水面が上昇した「縄文海進(かいしん)」後の比較的温暖な気候の時代に形成された貝塚である。貝塚は最大のもので20.8×8.0mの範囲に広がり、貝層の厚さが約50㎝で、ダンベイキサゴとヤマトシジミの2種類の貝が主体である。
出土した遺物は、縄文時代前期の関山式(せきやましき)・黒浜式(くろはましき)土器のほかに、東海地方との交流を示す土器が多数含まれていることが特徴である。また、漆塗(うるしぬ)りの木製容器、丸木舟を漕ぐための櫂(かい)、骨や角で作った髪飾りや釣針などの生活の道具、縄文人 が食料としたカツオ、イシナギなどの魚類、イノシシ、シカ、イルカなどの哺乳類(ほにゅうるい)の骨や歯、クルミなどの木の実も出土している。
このように、貝塚が低湿地の泥炭層(でいたんそう)中に形成されたことにより、通常は分解してしまう有機質(ゆうきしつ)の遺物が数多く出土しているのが大きな特徴であり、とても貴重である。
〈参考〉『遺跡探訪シリーズ1 羽根尾遺跡群』小田原市教育委員会(2006年)
※地図は羽根尾貝塚の場所を示しています。
文化財指定:県指定
文化財指定(年月日):平成16年2月10日
種別:考古資料
個数:458点
指定名称:小田原市羽根尾貝塚の縄文時代前期出土品
羽根尾貝塚は、大磯(おおいそ)丘陵で発見された貝塚と低湿地からなる遺跡である。今から約6,000~5,000年前の縄文時代前期後半、気候の温暖化が進み、地球規模で海水面が上昇した「縄文海進(かいしん)」後の比較的温暖な気候の時代に形成された貝塚である。貝塚は最大のもので20.8×8.0mの範囲に広がり、貝層の厚さが約50㎝で、ダンベイキサゴとヤマトシジミの2種類の貝が主体である。
出土した遺物は、縄文時代前期の関山式(せきやましき)・黒浜式(くろはましき)土器のほかに、東海地方との交流を示す土器が多数含まれていることが特徴である。また、漆塗(うるしぬ)りの木製容器、丸木舟を漕ぐための櫂(かい)、骨や角で作った髪飾りや釣針などの生活の道具、縄文人 が食料としたカツオ、イシナギなどの魚類、イノシシ、シカ、イルカなどの哺乳類(ほにゅうるい)の骨や歯、クルミなどの木の実も出土している。
このように、貝塚が低湿地の泥炭層(でいたんそう)中に形成されたことにより、通常は分解してしまう有機質(ゆうきしつ)の遺物が数多く出土しているのが大きな特徴であり、とても貴重である。
〈参考〉『遺跡探訪シリーズ1 羽根尾遺跡群』小田原市教育委員会(2006年)
※地図は羽根尾貝塚の場所を示しています。
- 住所
- 神奈川県小田原市城内7-8小田原市郷土文化館
- カテゴリ
- 考古資料/文化財指定・登録あり/原始・古代
