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中里遺跡の弥生時代中期出土品(なかざといせきのやよいじだいちゅうきしゅつどひん)

考古資料/文化財指定・登録あり/原始・古代
公開については郷土文化館にお問い合わせください。
文化財指定:県指定
文化財指定(年月日):令和1年9月17日
種別:考古資料
個数:141点
指定名称:小田原市中里遺跡の弥生時代中期出土品
 中里遺跡は、足柄平野(あしがらへいや)南東部の酒匂川左岸(さかわがわさがん)の微高地上(びこうちじょう)に位置している。弥生時代中期中葉における東日本最大級の規模を誇る集落で、墓域(ぼいき)や生産域(せいさんいき)(水田とみられる)を伴うことで、全国的に注目された。
 出土した土器は、地元で作られた土器のほかに、近畿地方、東海地方、中部高地、北陸地方、関東地方北部、東北地方南部など遠隔地(えんかくち)の土器が認められることが大きな特徴である。また石器は、弥生時代に特徴的な「大陸系磨製石斧(たいりくけいませいせきふ)」を伴い、製作途中の石斧や、石斧を製作していたことの証となる敲石(たたきいし)などの石器も出土している。なお、鍬(くわ)や機織具(はたおりぐ)などの木製品は、関東では最古級の資料である。
 このように、中里遺跡の出土品は、関東地方における稲作農耕社会(いなさくのうこうしゃかい)への転換期の様相を解明する上で、極めて重要な資料と評価されている。
〈参考〉『遺跡探訪シリーズ12 中里遺跡』小田原市教育委員会(2017年)

※地図は中里遺跡の場所を示しています。
住所
神奈川県小田原市城内7-8小田原市郷土文化館
カテゴリ
考古資料/文化財指定・登録あり/原始・古代
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