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総世寺の安叟禅師像(そうせいじのあんそうぜんじぞう)

美術・工芸/文化財指定・登録あり/中世
通常公開していません。
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):昭和45年12月15日
種別:絵画
個数:1幅
形状等:絹本著色(けんぽんちゃくしょく)
縦 64.5㎝ 横 35.5㎝
 総世寺の開山(かいざん)である安叟宗楞(あんそうそうりょう)の半身像である。墨線で輪郭線を描き、衣部は絹布の色を生かしながら、輪郭線に沿って黄を挿し、一部を朱や白などで彩色する。画絹は目の粗いものを用いる。上部には安叟の自賛(じさん)があり、総世寺の開基(かいき) である大森氏頼(おおもりうじより)の求めにより、文明(ぶんめい)3年(1471)に書かれたことが分かる。
 安叟宗楞は、15世紀中頃に小田原への進出を果たした大森氏の一族で、大雄山最乗寺(だいゆうざんさいじょうじ)(南足柄市(みなみあしがらし))五世の舂屋宗能(しょうおくそうのう)について修行し、最乗寺の舂屋七哲の一人として同寺の十世となった。最乗寺に輪住制を導入し、曹洞(そうとう)宗了庵派(りょうあんは) の発展に大きな業績をあげた人物である。
 本図は、市内で唯一の中世の開山像であり、大森一族に関連する歴史的にも貴重な作品である。
住所
神奈川県小田原市久野3670総世寺
カテゴリ
美術・工芸/文化財指定・登録あり/中世
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