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小田原城内大日一尊種子板碑(おだわらじょうないだいにちいっそんしゅじいたび)

古文書・歴史資料/文化財指定・登録あり/中世
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):平成29年3月21日
種別:歴史資料
個数:1基
形状等:寸法 
地上高 107.0㎝
幅   77.5㎝
最大厚 17.1㎝
 箱根火山(はこねかざん)の安山岩質溶岩(あんざんがんしつようがん)と推定される板状の石材で造立(ぞうりゅう)された板碑である。頂部(ちょうぶ)を平坦に加工し、上部に点刻(てんこく)による二条線(にじょうせん)が表現される。その下部に、正面に金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)を表す種子(梵字のバン)、下部に結衆(けっしゅ)による造立で法界衆生平等利益(ほっかいしゅじょうびょうどうりやく)の供養(くよう)が毎月15日に行われた旨の願文(がんもん)がある。天蓋(てんがい)の形態などに、常総型(じょうそうがた)板碑の影響が認められる。
 紀年銘(きねんめい)はないが、市内で確認されているほかの板碑の年代から、本板碑についても14世紀前半の造立である可能性が高い。
 石材は箱根火山の溶岩と考えられることから、製作は小田原及びその周辺で行われた可能性があり、市内におけるほかの板碑が相模型(さがみがた)と呼ばれる形態であることとあわせ、中世小田原の板碑の多様性を考える上で重要である。
住所
神奈川県小田原市城内6-1
カテゴリ
古文書・歴史資料/文化財指定・登録あり/中世
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