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船津家の長屋門(ふなつけのながやもん)

建造物/文化財指定・登録あり/近世
個人住宅のため、門内への立入はご遠慮ください。
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):昭和63年11月1日
種別:建造物
個数:1棟
形状等:木造
長屋門
入母屋造茅葺(いりもやづくりかやぶき)
桁行(けたゆき) 10.74m 
梁間(はりま)3.64m
 船津家は、北条(ほうじょう)氏が天文(てんぶん)10年(1541)に検地(けんち)を行って作成した『下中村上町検地帳(しもなかむらかのまちけんちちょう)』にその名が見え、戦国時代末期には、北条氏の信仰が厚かった蓮上院(れんじょういん)(浜町(はまちょう)二丁目)に、仏供料(ぶっくりょう)として12貫文(かんもん)を納めていたことが『新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)』に記されている。また、同家は「五郎兵衛(ごろうべえ)」を代々名乗り、永く小船村の名主(なぬし)を務めた旧家(きゅうか)である。
 この長屋門は、文政(ぶんせい)12年(1829)4月に、山西(やまにし)村越地住(こえちじゅう)(現二宮町山西)の杉﨑内匠政信(すぎざきたくみまさのぶ)によって建造されたことが、棟札(むなふだ)によって分かる。門の中央には、長さ4.74mの通路があり、その両側はそれぞれ六畳の部屋があり、正面に格子窓(こうしまど)、背面に出入口が設けられている。建造以後、長い年月を経過しているが、改変も少なく、よく原形をとどめており、小田原地方の上級農家の長屋門として貴重なものである。
住所
神奈川県小田原市小船139
カテゴリ
建造物/文化財指定・登録あり/近世
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