上輩寺の五輪塔群(じょうはいじのごりんとうぐん)
建造物/文化財指定・登録あり/中世
文化財指定:市指定
文化財指定(年月日):平成31年2月22日
種別:建造物
個数:3基
形状等:向かって右(北側)から
1号 総高 161.0㎝ 最大幅 68.0㎝
2号 総高 176.0㎝ 最大幅 70.0㎝
3号 総高 164.0㎝ 最大幅 69.0㎝
上輩寺には3基の五輪塔が所在している。いずれも、箱根火山(はこねかざん)カルデラ内に位置する中央火口丘(ちゅうおうかこうきゅう)産の安山岩製(あんざんがんせい)で、市内に所在する五輪塔の中でも最大級のものである。市内で五輪塔が増加するのは15世紀以降に五輪塔の小型化・量産化が進んで以降であり、それ以前の大型五輪塔は少なく、貴重である。
3基ともに空風輪(くうふうりん)・火輪(かりん)・水輪(すいりん)・地輪(ちりん)が揃って残っているものの、梵字(ぼんじ)や銘文(めいぶん)などは確認できない。大きさや銘文を持たないという特徴から、14世紀代に造られたものと考えられている。
大型品であることから注文生産品と考えられるが、水輪には小豆色(あずきいろ)の石材を選んで用いている。同様の様相は鎌倉市(かまくらし)内などの周辺地域の石塔でも確認でき、造塔(ぞうとう)当時には塔身あるいは水輪などの中心部位に小豆色の石材を用いることが好まれていたのかもしれない。
なお、この3基の五輪塔は、『新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)』によると、上輩寺開基(かいき)の酒匂右馬頭某(うまのかみなにがし)の墳(ふん)(墓)として伝承されていたようである。
文化財指定(年月日):平成31年2月22日
種別:建造物
個数:3基
形状等:向かって右(北側)から
1号 総高 161.0㎝ 最大幅 68.0㎝
2号 総高 176.0㎝ 最大幅 70.0㎝
3号 総高 164.0㎝ 最大幅 69.0㎝
上輩寺には3基の五輪塔が所在している。いずれも、箱根火山(はこねかざん)カルデラ内に位置する中央火口丘(ちゅうおうかこうきゅう)産の安山岩製(あんざんがんせい)で、市内に所在する五輪塔の中でも最大級のものである。市内で五輪塔が増加するのは15世紀以降に五輪塔の小型化・量産化が進んで以降であり、それ以前の大型五輪塔は少なく、貴重である。
3基ともに空風輪(くうふうりん)・火輪(かりん)・水輪(すいりん)・地輪(ちりん)が揃って残っているものの、梵字(ぼんじ)や銘文(めいぶん)などは確認できない。大きさや銘文を持たないという特徴から、14世紀代に造られたものと考えられている。
大型品であることから注文生産品と考えられるが、水輪には小豆色(あずきいろ)の石材を選んで用いている。同様の様相は鎌倉市(かまくらし)内などの周辺地域の石塔でも確認でき、造塔(ぞうとう)当時には塔身あるいは水輪などの中心部位に小豆色の石材を用いることが好まれていたのかもしれない。
なお、この3基の五輪塔は、『新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)』によると、上輩寺開基(かいき)の酒匂右馬頭某(うまのかみなにがし)の墳(ふん)(墓)として伝承されていたようである。
- 住所
- 神奈川県小田原市酒匂2-44-27上輩寺
- カテゴリ
- 建造物/文化財指定・登録あり/中世
