てつさびじしじゅうはっけんすじかぶと めい そうしゅうおだわらじゅうかついえさく
鉄錆地四十八間筋兜 銘「相州小田原住勝家作」
解説
明珍派の甲冑師勝家の作品です。鉢は鉄錆地四十八間筋兜、篠垂(しのだれ)前三条・後二条と斎垣(いがき)を共鉄で付し、鉢裏に「相州小田原住勝家作」の銘があります。また、吹き返しに横木瓜紋(よこもっこうもん)の金物を打ち、𩊱(しころ)は波形の板札三段下りとし、大ぶりな眉庇(まびさし)が付されています。
勝家は明珍信家の弟で、信家の叔父勝義の弟子とされ、銘により小田原に住したことが知られる、甲冑師小田原明珍の一人です。
勝家は明珍信家の弟で、信家の叔父勝義の弟子とされ、銘により小田原に住したことが知られる、甲冑師小田原明珍の一人です。
- 収蔵先/所蔵者
- 小田原城天守閣
- 種別
- 美術
- 所在地/展示場所
- 〒250-0014 神奈川県小田原市城内6-1 小田原城天守閣