おだわらじょうはちまんやまこかくほんぐるわしゅつどだいけいようせっき
小田原城八幡山古廓本曲輪出土台形様石器
解説
この石器は、現在のところ小田原市域最古の考古資料です。
「台形様石器」と呼ばれているナイフ形石器で、今から約35,000年前の旧石器時代のものです。石材には、黒曜石(こくようせき)の産地として名高い箱根町畑宿産の黒曜石が使われています。
この石器は、小田原城八幡山古郭本曲輪第Ⅰ地点で出土したもので、同遺跡は箱根外輪山から足柄平野へと延びる八幡山丘陵上に位置しています。丘陵上での人々の活動を示す資料であり、小田原市域の歴史の幕開けを語る重要な資料です。
「台形様石器」と呼ばれているナイフ形石器で、今から約35,000年前の旧石器時代のものです。石材には、黒曜石(こくようせき)の産地として名高い箱根町畑宿産の黒曜石が使われています。
この石器は、小田原城八幡山古郭本曲輪第Ⅰ地点で出土したもので、同遺跡は箱根外輪山から足柄平野へと延びる八幡山丘陵上に位置しています。丘陵上での人々の活動を示す資料であり、小田原市域の歴史の幕開けを語る重要な資料です。
- 収蔵先/所蔵者
- 小田原市教育委員会
- 種別
- 考古
- 所在地/展示場所
- 〒250-0014 神奈川県小田原市城内7-8 小田原市郷土文化館