かわらけ(ろくろひだりかいてん)
かわらけ(ロクロ左回転)
解説
これは戦国時代に使われていたロクロ成形かわらけです。
底部の糸切りの痕が、右回転の「の」の字とは逆であることから、このかわらけが左回転のロクロで作られたことがわかります。
ロクロ右回転のかわらけと比べると、薄手で形は手づくね成形のかわらけに似ています。そのため、ロクロ左回転のかわらけは、右回転のロクロとは違う職人集団によって、新しく作られたかわらけと考えられます。
かわらけの中には、金箔を施したものもありますが、金箔かわらけは手づくね成形かロクロ左回転かわらけに限られていることから、かわらけの中での価値観は、ロクロ右回転のものより高かったと考えられます。
底部の糸切りの痕が、右回転の「の」の字とは逆であることから、このかわらけが左回転のロクロで作られたことがわかります。
ロクロ右回転のかわらけと比べると、薄手で形は手づくね成形のかわらけに似ています。そのため、ロクロ左回転のかわらけは、右回転のロクロとは違う職人集団によって、新しく作られたかわらけと考えられます。
かわらけの中には、金箔を施したものもありますが、金箔かわらけは手づくね成形かロクロ左回転かわらけに限られていることから、かわらけの中での価値観は、ロクロ右回転のものより高かったと考えられます。
- 収蔵先/所蔵者
- 小田原市教育委員会
- 種別
- 考古
- 所在地/展示場所
- 小田原市教育委員会