なべしまいろえじきらんもんさら
鍋島色絵磁器蘭文皿
解説
この皿は、鍋島焼という江戸時代の磁器皿です。
鍋島焼は、肥前佐賀藩(現在の佐賀県周辺)が作らせた最上級の磁器です。佐賀藩の藩主が鍋島家であったため、近代以降に鍋島焼と呼ばれるようになりました。
この皿は、現在の市立三の丸小学校の敷地内で出土しました。接合できない同じ絵柄の破片が多く出土していることから、揃いのお皿が割れてしまったものと考えられます。
鍋島焼は、佐賀藩直営の窯で生産された特別なもので、徳川将軍家や幕府官僚などへの贈答品として用いられました。小田原藩主は幕府老中などの幕府要職を務めているため、その折に頂いたものだったのかもしれません。
※使用している画像は、デジタルミュージアム制作にあたって新たに高精細で撮影した画像ではございません。
鍋島焼は、肥前佐賀藩(現在の佐賀県周辺)が作らせた最上級の磁器です。佐賀藩の藩主が鍋島家であったため、近代以降に鍋島焼と呼ばれるようになりました。
この皿は、現在の市立三の丸小学校の敷地内で出土しました。接合できない同じ絵柄の破片が多く出土していることから、揃いのお皿が割れてしまったものと考えられます。
鍋島焼は、佐賀藩直営の窯で生産された特別なもので、徳川将軍家や幕府官僚などへの贈答品として用いられました。小田原藩主は幕府老中などの幕府要職を務めているため、その折に頂いたものだったのかもしれません。
※使用している画像は、デジタルミュージアム制作にあたって新たに高精細で撮影した画像ではございません。
- 収蔵先/所蔵者
- 小田原市教育委員会
- 種別
- 考古
- 所在地/展示場所
- 〒250-0014 神奈川県小田原市城内6-1 小田原城天守閣