かわらけ(ろくろみぎかいてん)
かわらけ(ロクロ右回転)
解説
これは戦国時代に使われていたロクロ成形かわらけです。
かわらけとは、中世に使われた素焼きの土師皿(はじさら)のことです。誰もが使える安価なものですが、武士が儀式・宴会などの主従関係や身分秩序を確認する場で用いたことから、威信や権威を示すものとしての価値を持つものもありました。
関東地方のかわらけは、伝統的にロクロを右回転で回す技法で作られていました。底部にある糸切りの痕(線)が「の」の字の向きに見えるものが、ロクロ右回転で成形したかわらけの特徴です。器自体の厚みは厚く、ボテッとした感じがします。
かわらけとは、中世に使われた素焼きの土師皿(はじさら)のことです。誰もが使える安価なものですが、武士が儀式・宴会などの主従関係や身分秩序を確認する場で用いたことから、威信や権威を示すものとしての価値を持つものもありました。
関東地方のかわらけは、伝統的にロクロを右回転で回す技法で作られていました。底部にある糸切りの痕(線)が「の」の字の向きに見えるものが、ロクロ右回転で成形したかわらけの特徴です。器自体の厚みは厚く、ボテッとした感じがします。
- 収蔵先/所蔵者
- 小田原市教育委員会
- 種別
- 考古
- 所在地/展示場所
- 小田原市教育委員会