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ゆうあいのぞう
友愛の像

解説

 昭和 30 年代の下府中小学校の生徒たちの実話をきっかけに制作され同校に設置されたブロンズ像です。
 小児まひを患い両足が不自由な小学1年生 K を、母親が毎日おんぶして小学校に連れてきていたのを助けようと、当時 6 年生だった生徒数名が送迎を申し出ました。そして、雨の日も風の日も交代で K を背負って一緒に登下校します。この善意の行動は、翌年以降も毎年 6 年生に引き継がれ、K が 3 年生になって身体が大きくなると手押し車を押し、5 年生になって自力で自転車で登下校できるようになるまで続きました。K は無事卒業し、集まった寄付金で記念に作られたのが本作です。
 彫刻家・横田七郎は、最初に K を背負った 6 年生たちの一人が自身の長男であった縁から、学校からの制作依頼を引き受けました。半年の制作期間を経て完成した像では、6 年生の女の子が1年生の男の子をいたわりながら登校する姿を通じて、子どもの心の中にある友愛の精神が表現されています。

作者 横田七郎(1906 -2000)
サイズ 高さ 154.5cm×幅(基底部)71.0cm×奥行(基底部)46.5cm
素材・技法 ブロンズ
制作年 1964 年
年記・署名 (台座上面)昭和三十八年十二月 七郎作
種別
美術
所在地/展示場所
〒256-0816 神奈川県小田原市酒匂 930 小田原市立下府中(しもふなか)小学校 ※一般公開はしていません

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