| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1643 |
| 年号 | 寛永20年(1643)癸未 |
| 君主 | 稲葉正則 |
| 政治・経済 | 1.11 稲葉正則,徳川家綱の二ノ丸御宮参りにつき御腰物役をつとめる[Ⅰ-4] 2.4～ 正則,小田原へ帰城する[Ⅰ-4] 3.━ 家老稲葉三左衛門が私曲で職を追われ,家老田辺権太夫預かりとなる 8.10 春日局が危篤につき,正則急きょ参府し見舞う[Ⅰ-4] 9.10 正則妹お清と酒井忠能,長女お万と堀田久太郎(正俊)との縁組が許可される[寛政譜] 9.14 春日局(65)が死去(法名麟祥院),以後法事は稲葉・堀田両家でつとめる[Ⅰ-4] 9.━ 家老篠原治郎右衛門が召し放たれる[稲葉日記] 11.19～翌年7.27 正則,小田原へ帰城する[Ⅰ-4] 12.26 小田原城大手・御廐曲輪・二の丸艮坤の3櫓の新築が幕府より許可される[県4-16] 寛永年間 堺新在家町の漁師池田与三兵衛が真鶴に納屋を設け長網漁をはじめる[県9-産68] |
| 社会・文化 | 1.11 古新宿源蔵が公儀御借米金の返済に詰まり親子3人で塩海村(二宮町)与惣兵衛方へ舟譜代に出る[二1-253] 4.2 家中の布施弥―左衛門がキリシタン容疑で摘発される[稲葉日記] 4.━ 春日局,大山寺に参詣する[風土記] 5.9 稲葉正則,小田原浦で網漁を見物する[Ⅱ-80] この年 林羅山,石垣山一夜城で詩を詠む[風土記] 寛永年間頃 舞太夫の金太夫が小田原領内での勧進舞を許可される[Ⅱ-216] |
| 国内・国際 | 3.11 幕府,田畑の永代売買を禁止する 春 松前藩の和人地拡大で西蝦夷地のアイヌが抵抗し反乱(ヘナウケの乱)をおこす 9.27 幕府,大名の江戸城火消し番役を編成する 10.21 明正天皇の譲位を受けて後光明天皇が即位する 12.6 堀田正俊,春日局の遺領高座郡3000石を知行する この年 有田の陶工酒井田柿右衛門が赤絵の技法を完成させる |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1643
年号
寛永20年(1643)癸未
君主
稲葉正則
政治・経済
1.11 稲葉正則,徳川家綱の二ノ丸御宮参りにつき御腰物役をつとめる[Ⅰ-4]
2.4～ 正則,小田原へ帰城する[Ⅰ-4]
3.━ 家老稲葉三左衛門が私曲で職を追われ,家老田辺権太夫預かりとなる
8.10 春日局が危篤につき,正則急きょ参府し見舞う[Ⅰ-4]
9.10 正則妹お清と酒井忠能,長女お万と堀田久太郎(正俊)との縁組が許可される[寛政譜]
9.14 春日局(65)が死去(法名麟祥院),以後法事は稲葉・堀田両家でつとめる[Ⅰ-4]
9.━ 家老篠原治郎右衛門が召し放たれる[稲葉日記]
11.19～翌年7.27 正則,小田原へ帰城する[Ⅰ-4]
12.26 小田原城大手・御廐曲輪・二の丸艮坤の3櫓の新築が幕府より許可される[県4-16]
寛永年間 堺新在家町の漁師池田与三兵衛が真鶴に納屋を設け長網漁をはじめる[県9-産68]
社会・文化
1.11 古新宿源蔵が公儀御借米金の返済に詰まり親子3人で塩海村(二宮町)与惣兵衛方へ舟譜代に出る[二1-253]
4.2 家中の布施弥―左衛門がキリシタン容疑で摘発される[稲葉日記]
4.━ 春日局,大山寺に参詣する[風土記]
5.9 稲葉正則,小田原浦で網漁を見物する[Ⅱ-80]
この年 林羅山,石垣山一夜城で詩を詠む[風土記]
寛永年間頃 舞太夫の金太夫が小田原領内での勧進舞を許可される[Ⅱ-216]
国内・国際
3.11 幕府,田畑の永代売買を禁止する
春 松前藩の和人地拡大で西蝦夷地のアイヌが抵抗し反乱(ヘナウケの乱)をおこす
9.27 幕府,大名の江戸城火消し番役を編成する
10.21 明正天皇の譲位を受けて後光明天皇が即位する
12.6 堀田正俊,春日局の遺領高座郡3000石を知行する
この年 有田の陶工酒井田柿右衛門が赤絵の技法を完成させる