| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1716 |
| 年号 | 享保元年(1716)丙申閏② |
| 君主 | 大久保忠方 |
| 政治・経済 | 2.28 将軍代替わりの諸国巡見使派遣につき心得が伊奈忠逵より触れ出される[Ⅱ-320] ②.27 大久保忠英(忠方),小田原に初入部する[Ⅰ-2] 3.11 忠英(忠方),箱根関所を視察する[関下-28] 3.26 富士山噴火後幕府領となっていた相模・駿河2国の元小田原藩領2万7948石余が小田原藩領に復帰する[県5-11]≪幕府領の小田原藩領復帰≫ 3.━ 忠英(忠方),伊豆方面を視察する[伊資-島田1] 5.2 小田原藩,将軍家継死去につき箱根関所に加番を派遣する[関下-28] 5.11 忠英(忠方),家継死去につき急きょ参府する[Ⅰ-2] 8.18 忠英(忠方),将軍宣下につき日光への代参をつとめる[Ⅰ-2] 10.━ 岩村(真鶴町)が岩沢山の石丁場について吉浜村(湯河原町)を相手取り藩に訴え出る[県9-産140] 11.29 竹花町木挽頭六郎兵衛が頭役勤めにともなう賃金の支払いを願い出る[Ⅱ-322] この年 小田原宿,困窮する伝馬人足役負担町救済のため暮れの御救い米5年分の代金977両余を前借りする[Ⅱ-382] |
| 社会・文化 | 2.1 御厨領御宿村(裾野市)平左衛門が御厨領の鍛冶頭となる[裾3-213] ②.━ 酒匂川の流路変更で用水不足の酒匂村ほか27か村が斑目村(南足柄市)よりの用水取り入れを願い出る[Ⅱ-321] 5.━ 大久保忠英(忠方),宮ノ下に湯治する[Ⅰ-2] 5.11 箱根宿小田原町市左衛門らが舟で芦ノ湖対岸へ薪取りに行く途中,暴風で転覆,7名の死者を出す[関上-4] 10.14 金井島村(開成町)で水害後の田畑地押し改めにつき惣百姓が起請文を作成する[開1-189]≪地押し改め≫ この年 古新宿町に飢人扶持(1日男1合・女5勺)が支給される[町誌上] |
| 国内・国際 | 4.30 徳川家継(8),死去する(法名有章院) 7.4 大坂曽根崎から出火,堂島・天満に延焼する 8.13 徳川吉宗(33),第8代将軍となり,享保改革に着手する 8.23 幕府,隠密御用担当の奥庭役(御庭番)を新設する 9.11 江戸近郊に鷹場が再置され鷹狩が復活する この年 佐賀藩士山本常朝の語った武士道が「葉隠」にまとめられる 〃 女子の教科書・修養書「女大学」が発行される この頃 新田開発推進のため干鰯・油粕の使用が奨励される |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1716
年号
享保元年(1716)丙申閏②
君主
大久保忠方
政治・経済
2.28 将軍代替わりの諸国巡見使派遣につき心得が伊奈忠逵より触れ出される[Ⅱ-320]
②.27 大久保忠英(忠方),小田原に初入部する[Ⅰ-2]
3.11 忠英(忠方),箱根関所を視察する[関下-28]
3.26 富士山噴火後幕府領となっていた相模・駿河2国の元小田原藩領2万7948石余が小田原藩領に復帰する[県5-11]≪幕府領の小田原藩領復帰≫
3.━ 忠英(忠方),伊豆方面を視察する[伊資-島田1]
5.2 小田原藩,将軍家継死去につき箱根関所に加番を派遣する[関下-28]
5.11 忠英(忠方),家継死去につき急きょ参府する[Ⅰ-2]
8.18 忠英(忠方),将軍宣下につき日光への代参をつとめる[Ⅰ-2]
10.━ 岩村(真鶴町)が岩沢山の石丁場について吉浜村(湯河原町)を相手取り藩に訴え出る[県9-産140]
11.29 竹花町木挽頭六郎兵衛が頭役勤めにともなう賃金の支払いを願い出る[Ⅱ-322]
この年 小田原宿,困窮する伝馬人足役負担町救済のため暮れの御救い米5年分の代金977両余を前借りする[Ⅱ-382]
社会・文化
2.1 御厨領御宿村(裾野市)平左衛門が御厨領の鍛冶頭となる[裾3-213]
②.━ 酒匂川の流路変更で用水不足の酒匂村ほか27か村が斑目村(南足柄市)よりの用水取り入れを願い出る[Ⅱ-321]
5.━ 大久保忠英(忠方),宮ノ下に湯治する[Ⅰ-2]
5.11 箱根宿小田原町市左衛門らが舟で芦ノ湖対岸へ薪取りに行く途中,暴風で転覆,7名の死者を出す[関上-4]
10.14 金井島村(開成町)で水害後の田畑地押し改めにつき惣百姓が起請文を作成する[開1-189]≪地押し改め≫
この年 古新宿町に飢人扶持(1日男1合・女5勺)が支給される[町誌上]
国内・国際
4.30 徳川家継(8),死去する(法名有章院)
7.4 大坂曽根崎から出火,堂島・天満に延焼する
8.13 徳川吉宗(33),第8代将軍となり,享保改革に着手する
8.23 幕府,隠密御用担当の奥庭役(御庭番)を新設する
9.11 江戸近郊に鷹場が再置され鷹狩が復活する
この年 佐賀藩士山本常朝の語った武士道が「葉隠」にまとめられる
〃 女子の教科書・修養書「女大学」が発行される
この頃 新田開発推進のため干鰯・油粕の使用が奨励される