| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1811 |
| 年号 | 文化8年(1811)辛未閏② |
| 君主 | 大久保忠真 |
| 政治・経済 | 3.━ 御厨領神場村(御殿場市)が藩への御用金を3・6・10月に分納する[御3-14-5] 3.頃～ 二宮金次郎,家老服部十郎兵衛家に住み込みで若党奉公する 7.3 領内,駿河・伊豆2国の河川治水工事が公儀普請となる[県4-2] 8.8 朝鮮通信使献上物の御鷹・御馬荷物が箱根関所を通過する[関中-16] 10.━ 御殿場村の日野屋が関本村(南足柄市)伝蔵の酒造株を借り受け出店する[南3-209] 11.━ 小田原藩,村方困窮につき金2000両を5年賦・利息年1割3分で貸し付けるとともに,あらたに8升米の貯穀制を計画する[御3-8-14] 12.12 小田原藩,城下町商人44人による仕入れ仲間住吉講設立を許可する[Ⅲ-88]≪住吉講の設立≫ 12.━ 府川村佐五右衛門が信州からの種馬購入を藩に願い出る[Ⅲ-89] 〃 新屋村名主与五兵衛が殖産のため酒匂川堤への毒荏植え付け費用の拝借を願い出る[県5-213] 〃 松田惣領(松田町)清右衛門ら3名が国産国益のため漆仲買問屋営業を藩に願い出る[県9-産173]≪国産奨励策≫ この年 足柄上郡の小田原宿加助郷21か村が定助郷の3分1,加助郷の3分2勤めとなる |
| 社会・文化 | 2.━ 板橋村吉五郎夫婦が川匂村(二宮町)に店借りする[ニ1-213] 4.━ 竹松村(南足柄市)名主家の競売で村役人不正につき村方騒動となる[南2-75] 5.━ 御厨領中筋組合村むらが麦作の違作を届け出る[御2-3-25] 8.━ 国府新宿(大磯町)の医師一貫が怒田村(南足柄市)への移住を願い出る[南2-109] この年 小船村白髭神社境内に富士山祭祀(富士講)碑が建立される |
| 国内・国際 | 2.16 幕府,江戸大火で紀州藩邸焼失につき2万両を貸与する 2.━ 銭屋五兵衛が廻船業をはじめる 5.22～6.25 最後の朝鮮通信使が来日する 5.━ 幕府天文方に外国語翻訳機関として蛮書和解御用掛が設置される 6.4 松前奉行所の役人がクナシリ(国後)島でロシア船ディアナ号の船長ゴローニンらを逮捕する 8.━ 韮山代官江川英毅,ロシア船渡来時の周辺諸藩からの援兵派遣を幕府に要望する この年 上総国百首・安房国州崎・相模国城ケ島・平根山・観音崎に砲台が完成する 〃 21年間で285戦254勝の大関雷電為右衛門が引退する |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1811
年号
文化8年(1811)辛未閏②
君主
大久保忠真
政治・経済
3.━ 御厨領神場村(御殿場市)が藩への御用金を3・6・10月に分納する[御3-14-5]
3.頃～ 二宮金次郎,家老服部十郎兵衛家に住み込みで若党奉公する
7.3 領内,駿河・伊豆2国の河川治水工事が公儀普請となる[県4-2]
8.8 朝鮮通信使献上物の御鷹・御馬荷物が箱根関所を通過する[関中-16]
10.━ 御殿場村の日野屋が関本村(南足柄市)伝蔵の酒造株を借り受け出店する[南3-209]
11.━ 小田原藩,村方困窮につき金2000両を5年賦・利息年1割3分で貸し付けるとともに,あらたに8升米の貯穀制を計画する[御3-8-14]
12.12 小田原藩,城下町商人44人による仕入れ仲間住吉講設立を許可する[Ⅲ-88]≪住吉講の設立≫
12.━ 府川村佐五右衛門が信州からの種馬購入を藩に願い出る[Ⅲ-89]
〃 新屋村名主与五兵衛が殖産のため酒匂川堤への毒荏植え付け費用の拝借を願い出る[県5-213]
〃 松田惣領(松田町)清右衛門ら3名が国産国益のため漆仲買問屋営業を藩に願い出る[県9-産173]≪国産奨励策≫
この年 足柄上郡の小田原宿加助郷21か村が定助郷の3分1,加助郷の3分2勤めとなる
社会・文化
2.━ 板橋村吉五郎夫婦が川匂村(二宮町)に店借りする[ニ1-213]
4.━ 竹松村(南足柄市)名主家の競売で村役人不正につき村方騒動となる[南2-75]
5.━ 御厨領中筋組合村むらが麦作の違作を届け出る[御2-3-25]
8.━ 国府新宿(大磯町)の医師一貫が怒田村(南足柄市)への移住を願い出る[南2-109]
この年 小船村白髭神社境内に富士山祭祀(富士講)碑が建立される
国内・国際
2.16 幕府,江戸大火で紀州藩邸焼失につき2万両を貸与する
2.━ 銭屋五兵衛が廻船業をはじめる
5.22～6.25 最後の朝鮮通信使が来日する
5.━ 幕府天文方に外国語翻訳機関として蛮書和解御用掛が設置される
6.4 松前奉行所の役人がクナシリ(国後)島でロシア船ディアナ号の船長ゴローニンらを逮捕する
8.━ 韮山代官江川英毅,ロシア船渡来時の周辺諸藩からの援兵派遣を幕府に要望する
この年 上総国百首・安房国州崎・相模国城ケ島・平根山・観音崎に砲台が完成する
〃 21年間で285戦254勝の大関雷電為右衛門が引退する