| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世(1590-1870) |
| 西暦 | 1812 |
| 年号 | 文化9年(1812)壬申 |
| 君主 | 大久保忠真 |
| 政治・経済 | 1.━ 万町米屋権兵衛が五十人火消し費用負担と引き替えに御米問屋継続を願い出る[県5-214] 〃 萱沼村(松田町)ほか6か村の漆木生産者が仲買問屋への売り木について10年間凍結を願い出る[県9-産174] 2.━ 小田原藩山方役所が矢倉沢関所へ十分一税の取り立て帳を交付する[Ⅲ-90] 6.━ 東山家組合9か村(松田町・秦野市)の漆木生産者が仲買問屋への売り木10か年凍結を国産方役所へ再度願い出る[県9-産175] 8.頃 小田原藩,領内村を対象にして10か年の融通講を開始する≪融通積金趣法の開始≫ 11.11 小田原藩,下り酒や他領の酒について領内での売買を制限する[県5-70] 12.26 美作国の小田原藩領2万4349石余が摂津・河内2国内2万4842石余に替え地となる[県4-2] 12.━ 国産奨励を受けて狩野村(南足柄市)儀左衛門が線香生産のため藩に拝借金を願い出る[南3-221] 〃 小田原宿,韮山金1万1000両を拝借する≪韮山金の借用≫ |
| 社会・文化 | 3.28 御厨領村が徘徊浪人への合力金を1人につき5文に取り決める[御叢1-3-20] 3.━ 都夫良野村(山北町)での炭焼き山争論が内済する[県5-215] 6.14 吉浜村(湯河原町)の鎮守祭礼で若者東西両組が喧嘩する[湯1-67] 7.━ 都夫良野村で藩からの拝借金を返済できるよう諸事倹約を申し合わせる[県5-216] 9.15 箱根宿小田原町から出火,宿内138軒を焼失する[関中-17]≪箱根大火≫ 9.━ 米神村が牛房山での炭焼きを願い出たため,入会権を有する根府川村が反対する[県5-217] |
| 国内・国際 | 2.━ 幕府,代官に5年間倹約中の諸経費2割削減を命じる 7.4 幕府,朝鮮通信使応接の対馬藩に毎年2万5000両を貸与する 8.14 高田屋嘉兵衛らがクナシリ島沖でロシア船ディアナ号に拿捕されカムチャッカに連行される 9.━ 幕府,不正な無尽・頼母子講を禁止する 〃 幕府,関東の大名に対して領内の河川修復に自普請を奨励する 11.4 川崎地方で大地震が発生する |
時代区分
近世(1590-1870)
西暦
1812
年号
文化9年(1812)壬申
君主
大久保忠真
政治・経済
1.━ 万町米屋権兵衛が五十人火消し費用負担と引き替えに御米問屋継続を願い出る[県5-214]
〃 萱沼村(松田町)ほか6か村の漆木生産者が仲買問屋への売り木について10年間凍結を願い出る[県9-産174]
2.━ 小田原藩山方役所が矢倉沢関所へ十分一税の取り立て帳を交付する[Ⅲ-90]
6.━ 東山家組合9か村(松田町・秦野市)の漆木生産者が仲買問屋への売り木10か年凍結を国産方役所へ再度願い出る[県9-産175]
8.頃 小田原藩,領内村を対象にして10か年の融通講を開始する≪融通積金趣法の開始≫
11.11 小田原藩,下り酒や他領の酒について領内での売買を制限する[県5-70]
12.26 美作国の小田原藩領2万4349石余が摂津・河内2国内2万4842石余に替え地となる[県4-2]
12.━ 国産奨励を受けて狩野村(南足柄市)儀左衛門が線香生産のため藩に拝借金を願い出る[南3-221]
〃 小田原宿,韮山金1万1000両を拝借する≪韮山金の借用≫
社会・文化
3.28 御厨領村が徘徊浪人への合力金を1人につき5文に取り決める[御叢1-3-20]
3.━ 都夫良野村(山北町)での炭焼き山争論が内済する[県5-215]
6.14 吉浜村(湯河原町)の鎮守祭礼で若者東西両組が喧嘩する[湯1-67]
7.━ 都夫良野村で藩からの拝借金を返済できるよう諸事倹約を申し合わせる[県5-216]
9.15 箱根宿小田原町から出火,宿内138軒を焼失する[関中-17]≪箱根大火≫
9.━ 米神村が牛房山での炭焼きを願い出たため,入会権を有する根府川村が反対する[県5-217]
国内・国際
2.━ 幕府,代官に5年間倹約中の諸経費2割削減を命じる
7.4 幕府,朝鮮通信使応接の対馬藩に毎年2万5000両を貸与する
8.14 高田屋嘉兵衛らがクナシリ島沖でロシア船ディアナ号に拿捕されカムチャッカに連行される
9.━ 幕府,不正な無尽・頼母子講を禁止する
〃 幕府,関東の大名に対して領内の河川修復に自普請を奨励する
11.4 川崎地方で大地震が発生する