| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1816 |
| 年号 | 文化13年(1816)丙子閏⑧ |
| 君主 | 大久保忠真 |
| 政治・経済 | 1.7 幕府,下田に異国船が漂着したため品川～下田間の街道筋に御用取り継ぎを命じる[関中-17] 3.2 幕府測量御用方(絵図御用)伊能忠敬らが箱根宿に到着する[関中-17] 3.23 駿河国富士郡の河川治水工事が公儀御普請となる[県4-2] 4.━ 炭焼所村(南足柄市)弥兵衛が紺屋頭藤兵衛に紺屋職渡世許可を願い出る[南2-55] 12.3 府川村・金手村(大井町)の借用していた公金のうち100両を又借りしていた湯本村(箱根町)が名主九蔵死去により50両の返納で済ます[Ⅲ-97] 12.25 大久保忠真,京都御用・領内風害のため幕府より官金5000両を拝借する[県4-2] 暮 閏8月の暴風雨で被害のあった小田原藩領村が中泉代官所より公金500両(相模国領村320両・御厨領村180両)を借用する[御3-8-15]≪中泉金の借用≫ この年 忠真,京都所司代として中宮新殿の造営,仙洞御所・女御御殿の修復を担当する[Ⅰ-2] 〃 国産方の指示により一丁田町伊助・同平助・風祭村庄右衛門が領内木地細工の一手買い受けとなる[御3-16-26] |
| 社会・文化 | 2.29 囲い馬20疋を除く80疋の伝馬を正路につとめることで小田原宿と助郷21か村との間の争論が内済する[大井2-243] 4.━ 御厨領西田中村ほか2か村(御殿場市)が氏神八幡宮修復のため富くじ(講)を計画し藩よりとがめられる[御2-7-9] 〃 御厨領北久原村(御殿場市)八幡で金100両の富くじが催される[御叢2-5-14] ⑧.5 大風雨のため箱根関所の柵木が倒壊し街道の並木が倒れる[関中-16] この年 苅野村(南足柄市)にあった日蓮上人の題目石を吉田島村(開成町)九十間堤に移し,堤の安全を祈願する(のち題目石は洪水で流失する) |
| 国内・国際 | 6.3 将軍家斉の子清水斉順,和歌山藩徳川家の養子となる 7.25 イギリス船アルセスト号・ライアラ号が琉球の那覇に来航する 〃 幕府,和歌山藩徳川家に1万両を下賜し,10年間米1万石を与える 10.━ 信州中馬が三州馬の駄賃稼ぎ制限を求め訴えをおこす この年 武陽隠士が世相を批判する「世事見聞録」を著す |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1816
年号
文化13年(1816)丙子閏⑧
君主
大久保忠真
政治・経済
1.7 幕府,下田に異国船が漂着したため品川～下田間の街道筋に御用取り継ぎを命じる[関中-17]
3.2 幕府測量御用方(絵図御用)伊能忠敬らが箱根宿に到着する[関中-17]
3.23 駿河国富士郡の河川治水工事が公儀御普請となる[県4-2]
4.━ 炭焼所村(南足柄市)弥兵衛が紺屋頭藤兵衛に紺屋職渡世許可を願い出る[南2-55]
12.3 府川村・金手村(大井町)の借用していた公金のうち100両を又借りしていた湯本村(箱根町)が名主九蔵死去により50両の返納で済ます[Ⅲ-97]
12.25 大久保忠真,京都御用・領内風害のため幕府より官金5000両を拝借する[県4-2]
暮 閏8月の暴風雨で被害のあった小田原藩領村が中泉代官所より公金500両(相模国領村320両・御厨領村180両)を借用する[御3-8-15]≪中泉金の借用≫
この年 忠真,京都所司代として中宮新殿の造営,仙洞御所・女御御殿の修復を担当する[Ⅰ-2]
〃 国産方の指示により一丁田町伊助・同平助・風祭村庄右衛門が領内木地細工の一手買い受けとなる[御3-16-26]
社会・文化
2.29 囲い馬20疋を除く80疋の伝馬を正路につとめることで小田原宿と助郷21か村との間の争論が内済する[大井2-243]
4.━ 御厨領西田中村ほか2か村(御殿場市)が氏神八幡宮修復のため富くじ(講)を計画し藩よりとがめられる[御2-7-9]
〃 御厨領北久原村(御殿場市)八幡で金100両の富くじが催される[御叢2-5-14]
⑧.5 大風雨のため箱根関所の柵木が倒壊し街道の並木が倒れる[関中-16]
この年 苅野村(南足柄市)にあった日蓮上人の題目石を吉田島村(開成町)九十間堤に移し,堤の安全を祈願する(のち題目石は洪水で流失する)
国内・国際
6.3 将軍家斉の子清水斉順,和歌山藩徳川家の養子となる
7.25 イギリス船アルセスト号・ライアラ号が琉球の那覇に来航する
〃 幕府,和歌山藩徳川家に1万両を下賜し,10年間米1万石を与える
10.━ 信州中馬が三州馬の駄賃稼ぎ制限を求め訴えをおこす
この年 武陽隠士が世相を批判する「世事見聞録」を著す