| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世(1590-1870) |
| 西暦 | 1832 |
| 年号 | 天保3年(1832)壬辰閏⑪ |
| 君主 | 大久保忠真 |
| 政治・経済 | 1.15 忠真嫡子忠修の死去により孫伝吉郎(仙丸・忠愨,4)の嫡孫承祖が許可される[Ⅰ-2] 3.6 神縄村(山北町)名主が役目出精につき藩より袴着用が許される[Ⅲ-131] 4.━ 町方と在方の質屋が鑑札・口銭・質物送り下げなどについて議定書を作成する[県5-85] 5.1 大久保忠真,将軍代参として修築工事の終わった日光に向け江戸を出発する[Ⅰ-2] 9.21 小田原藩,無宿・物乞・非人・振る舞い等につき領内村に倹約を命じる[御叢2-7-32] 9.━ 小田原宿日野屋茂助と山田村(大井町)曽根惣右衛門が年行司となり領内醤油屋仲間12軒が仲間規定を定める[開1-174]≪醤油屋仲間≫ 10.19~22 御用人長野弥一郎ら,根府川の御用石丁場を視察する[県9-産149] 10.━ 小田原藩,惣益趣法(惣益講)を中止する[Ⅰ-264] 12.━ 酒匂川の川越し人足賃銭が5か年間,3割増しとなる[風土記] 〃 根府川村が根府川石御用につき,それまでもらってなかった石代金の支給を願い出る[県9-産149] この年 小田原藩,文化14年大火後の幕府拝借金の返済が半額免除となり残額も25年賦返済となる[町誌上] |
| 社会・文化 | 2.━ 吉浜村(湯河原町)神主が臼挽き歌を書き記す[湯1-77] 3.4 藩医市河魯庵,蘭方医学修行のため長崎に赴く 3.24 歌人飯田梁が死去し,報身寺に葬られる[金石1-17] 5.10 俳人でもあった外郎藤右衛門(以珊・菊外)が死去し,玉伝寺に葬られる[金石1-14] 9.━ 高田村・別堀村が名主退役を機に村役人・村内取り締まり箇条を申し合わせる[Ⅲ-132] 〃 柳川村(秦野市)惣百姓が村内取り締まりにつき申し合わせる[秦3-38] 〃 東山家組合村むら(松田町・秦野市)が倹約箇条を定める[秦3-39] 〃 岩村(真鶴町)と吉浜村・鍛冶屋村(湯河原町)との間の星ケ山石丁場争論について内済する[県9-産148] |
| 国内・国際 | 2.━ 徳川斉昭が幕府に大砲の建造を建言する 3.━ 7代目市川団十郎が5代目海老蔵を襲名,歌舞伎十八番を定める 4.22 出羽国庄内藩が日光修築費用として3万両を献納する 8.16 水戸藩が海防掛を新設する 11.24 江戸・大坂に油取引所が設けられるとともに堺・兵庫でも油の取り引きが認められ,油流通の公正化がはかられる 12.━ 大坂の安治川浚渫工事で出された土砂を積み上げ天保山が完成する この年 渡辺崋山・高野長英・小関三英ら蘭学研究者が尚歯会を結成する |
時代区分
近世(1590-1870)
西暦
1832
年号
天保3年(1832)壬辰閏⑪
君主
大久保忠真
政治・経済
1.15 忠真嫡子忠修の死去により孫伝吉郎(仙丸・忠愨,4)の嫡孫承祖が許可される[Ⅰ-2]
3.6 神縄村(山北町)名主が役目出精につき藩より袴着用が許される[Ⅲ-131]
4.━ 町方と在方の質屋が鑑札・口銭・質物送り下げなどについて議定書を作成する[県5-85]
5.1 大久保忠真,将軍代参として修築工事の終わった日光に向け江戸を出発する[Ⅰ-2]
9.21 小田原藩,無宿・物乞・非人・振る舞い等につき領内村に倹約を命じる[御叢2-7-32]
9.━ 小田原宿日野屋茂助と山田村(大井町)曽根惣右衛門が年行司となり領内醤油屋仲間12軒が仲間規定を定める[開1-174]≪醤油屋仲間≫
10.19~22 御用人長野弥一郎ら,根府川の御用石丁場を視察する[県9-産149]
10.━ 小田原藩,惣益趣法(惣益講)を中止する[Ⅰ-264]
12.━ 酒匂川の川越し人足賃銭が5か年間,3割増しとなる[風土記]
〃 根府川村が根府川石御用につき,それまでもらってなかった石代金の支給を願い出る[県9-産149]
この年 小田原藩,文化14年大火後の幕府拝借金の返済が半額免除となり残額も25年賦返済となる[町誌上]
社会・文化
2.━ 吉浜村(湯河原町)神主が臼挽き歌を書き記す[湯1-77]
3.4 藩医市河魯庵,蘭方医学修行のため長崎に赴く
3.24 歌人飯田梁が死去し,報身寺に葬られる[金石1-17]
5.10 俳人でもあった外郎藤右衛門(以珊・菊外)が死去し,玉伝寺に葬られる[金石1-14]
9.━ 高田村・別堀村が名主退役を機に村役人・村内取り締まり箇条を申し合わせる[Ⅲ-132]
〃 柳川村(秦野市)惣百姓が村内取り締まりにつき申し合わせる[秦3-38]
〃 東山家組合村むら(松田町・秦野市)が倹約箇条を定める[秦3-39]
〃 岩村(真鶴町)と吉浜村・鍛冶屋村(湯河原町)との間の星ケ山石丁場争論について内済する[県9-産148]
国内・国際
2.━ 徳川斉昭が幕府に大砲の建造を建言する
3.━ 7代目市川団十郎が5代目海老蔵を襲名,歌舞伎十八番を定める
4.22 出羽国庄内藩が日光修築費用として3万両を献納する
8.16 水戸藩が海防掛を新設する
11.24 江戸・大坂に油取引所が設けられるとともに堺・兵庫でも油の取り引きが認められ,油流通の公正化がはかられる
12.━ 大坂の安治川浚渫工事で出された土砂を積み上げ天保山が完成する
この年 渡辺崋山・高野長英・小関三英ら蘭学研究者が尚歯会を結成する