| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1839 |
| 年号 | 天保10年(1839)己亥 |
| 君主 | 大久保忠愨 |
| 政治・経済 | 3.9 鵜沢作右衛門・山崎金五右衛門,生涯報徳勤めの決心書を二宮金次郎に差し出す 4.━ 府川村で村外へ奉公に出ている者8名を書き上げる[Ⅲ-158] 〃 怒田村(南足柄市)に居住する斑目村の農民が10年間の借地延期を願い出る[南2-111] 6.11 二宮金次郎,鵜沢作右衛門・山崎金五右衛門・豊田正作らと桜町より小田原へ向かう 6.━ 荻野山中藩領村が殿様利運講の掛け金を納める[裾3-155] 7.28 二宮金次郎,嫡子弥太郎の大病を聞き急いで桜町へ向かう 〃 小田原藩,同年の報徳仕法導入を見合わせる 10.━ 鵜沢作右衛門,豆州多田村多田弥次右衛門家の家政取り直しを二宮金次郎に打診する 12.10 二宮金次郎,下新田の小八宅に到着する 12.12 二宮金次郎,塔之沢(箱根町)の福住喜平治宅に移る 12.18～20 二宮金次郎,小田原に赴き藩重臣と報徳仕法導入について会談する 12.29 牛島村(開成町)善吉が家政立て直しのため二宮金次郎より報徳金208両余を拝借する[開1-208] 12.━ 烏山藩,報徳仕法を中止する |
| 社会・文化 | 4.━ 横野村(秦野市)が小田原での飯盛女遊興取り締まりにつき議定を定める[秦3-88] 8.━ 御厨領大御神村(小山町)が徘徊浪人と仕切契約を結ぶ[小山2-548] 〃 須藤町の氏子中が大稲荷神社に商家店先図絵馬を奉納する 11.━ 御厨領阿多野新田(御殿場市)で村芝居が催される[御叢2-7-200] この頃 「小田原城図」(板倉本天保図)が作成される[城郭-図12b] 〃 小田原藩士三浦寛作(義方)が小田原地方の地誌「相中襍志」を著す[金石2-29] |
| 国内・国際 | 1.━ 幕府,中山道の追分宿に貫目改所を設置する 1.～4.━ 目付鳥居耀蔵・代官江川英竜,相模・伊豆・安房・上総の御備え場を巡見する 2.5 仙台藩が財政逼迫を理由に参勤延期を願い出て許可される 3.～4.━ 京都で季節はずれの豊年踊りが流行する 5.14 幕政批判などの罪で渡辺崋山らが逮捕され,「蛮社の獄」がはじまる 6.20 徳川斉昭が将軍家慶に人材登用・武備増強・蘭学禁止など内憂外患に対する意見書(戊戌封事)を提出する 12.6 浜松藩主水野忠邦が老中首座となる |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1839
年号
天保10年(1839)己亥
君主
大久保忠愨
政治・経済
3.9 鵜沢作右衛門・山崎金五右衛門,生涯報徳勤めの決心書を二宮金次郎に差し出す
4.━ 府川村で村外へ奉公に出ている者8名を書き上げる[Ⅲ-158]
〃 怒田村(南足柄市)に居住する斑目村の農民が10年間の借地延期を願い出る[南2-111]
6.11 二宮金次郎,鵜沢作右衛門・山崎金五右衛門・豊田正作らと桜町より小田原へ向かう
6.━ 荻野山中藩領村が殿様利運講の掛け金を納める[裾3-155]
7.28 二宮金次郎,嫡子弥太郎の大病を聞き急いで桜町へ向かう
〃 小田原藩,同年の報徳仕法導入を見合わせる
10.━ 鵜沢作右衛門,豆州多田村多田弥次右衛門家の家政取り直しを二宮金次郎に打診する
12.10 二宮金次郎,下新田の小八宅に到着する
12.12 二宮金次郎,塔之沢(箱根町)の福住喜平治宅に移る
12.18～20 二宮金次郎,小田原に赴き藩重臣と報徳仕法導入について会談する
12.29 牛島村(開成町)善吉が家政立て直しのため二宮金次郎より報徳金208両余を拝借する[開1-208]
12.━ 烏山藩,報徳仕法を中止する
社会・文化
4.━ 横野村(秦野市)が小田原での飯盛女遊興取り締まりにつき議定を定める[秦3-88]
8.━ 御厨領大御神村(小山町)が徘徊浪人と仕切契約を結ぶ[小山2-548]
〃 須藤町の氏子中が大稲荷神社に商家店先図絵馬を奉納する
11.━ 御厨領阿多野新田(御殿場市)で村芝居が催される[御叢2-7-200]
この頃 「小田原城図」(板倉本天保図)が作成される[城郭-図12b]
〃 小田原藩士三浦寛作(義方)が小田原地方の地誌「相中襍志」を著す[金石2-29]
国内・国際
1.━ 幕府,中山道の追分宿に貫目改所を設置する
1.～4.━ 目付鳥居耀蔵・代官江川英竜,相模・伊豆・安房・上総の御備え場を巡見する
2.5 仙台藩が財政逼迫を理由に参勤延期を願い出て許可される
3.～4.━ 京都で季節はずれの豊年踊りが流行する
5.14 幕政批判などの罪で渡辺崋山らが逮捕され,「蛮社の獄」がはじまる
6.20 徳川斉昭が将軍家慶に人材登用・武備増強・蘭学禁止など内憂外患に対する意見書(戊戌封事)を提出する
12.6 浜松藩主水野忠邦が老中首座となる