| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世（1590-1870） |
| 西暦 | 1850 |
| 年号 | 嘉永3年(1850)庚戌 |
| 君主 | 大久保忠愨 |
| 政治・経済 | 1.27 国府津村真楽寺が祠堂金の貸し付けにつき取り決める[県8-寺516] 2.21～10.11 大久保忠愨,小田原へ帰城する[Ⅰ-2] 3.━ 小田原藩,幕府に大砲鋳造状況を上申する≪大砲鋳造≫ 4.24 小田原藩,小田原浦で新しく鋳造されたモルチール砲の試射を実施する 4.━ 仙石原関所再建につき掛かり村31か村が負担について取り決める[御1-2-17] 6.1 小田原藩,江戸上屋敷類焼・小田原城天守閣修築・大砲鋳造につき家中へ節倹を命じる[Ⅰ-276] 6.15 別府信次郎,御台場御取付御用を拝命する 6.━ 小田原宿助郷村困窮につき助郷軽減と救済を願い出る[大井2-247] 7.13 小田原藩,米価高騰につき御厨領米の他領売出を禁止する[御1-2-16] 10.22 小田原藩,備金を目的に西筋組合村むら富裕者に計500両の冥加金を賦課する[御叢2-11-127] 11.12 小田原藩,弘化3年・嘉永2年の異国船出役の夫役銭を領内村に賦課する[御1-2-16] 12.━ 小田原城天守閣・江戸上屋敷修復につき和田河原組合村が冥加金51両余を上納[南2-79] 〃 御厨領大胡田村・中日向村(小山町)の百姓26名が質地請け戻しのため小田原藩町方役所より計220両を借用する[小山2-116] |
| 社会・文化 | 2.5 江戸芝金杉(港区)の小田原藩上屋敷が類焼,藩主忠愨は麻布中屋敷に引き移る[御1-2-16]≪江戸上屋敷焼失≫ 2.6 御厨領佐野村(裾野市)へ他領大工寄宿につき職人鑑札をめぐり藩の咎めを受ける[裾3-151] 2.16～18 御厨領一色村(長泉町)で若者組が村芝居を催す[御叢2-11-17] 4.27 松国弥八郎・別府信次郎・深水鉄三郎が帰藩を命じられ,韮山塾を退塾する 6.4 御厨領御殿場村(御殿場市)上町の医師老才師が植疱瘡(種痘)をはじめる[御叢2-11-54] 12.19～ 御厨領で悪疫流行につき藩役人が廻村して調査する[御叢2-12-8] |
| 国内・国際 | 1.━ 江川英竜,管轄下にある駿河・伊豆・武蔵・甲斐・相模5か国の幕府領で種痘を実施する 3.17 異国船出没頻繁につき対馬藩主宗義和の参府が免除される 4.8 朝廷が伏見稲荷など7社7寺に異国船退散の祈禱を命じる 5.19 幕府,海防に関する流言を禁止する 6.～12.━ 薩摩藩,領内の海岸各地に砲台を築く 9.25 幕府,江戸市中での鉄砲稽古を許可し,旗本・諸藩士の射撃訓練を奨励する 10.━ 佐賀藩が全国に先駆け反射炉4基の築造に取りかかる 12.21 博徒国定忠治が関所破りの罪で上野国大戸関所で磔となる |
時代区分
近世（1590-1870）
西暦
1850
年号
嘉永3年(1850)庚戌
君主
大久保忠愨
政治・経済
1.27 国府津村真楽寺が祠堂金の貸し付けにつき取り決める[県8-寺516]
2.21～10.11 大久保忠愨,小田原へ帰城する[Ⅰ-2]
3.━ 小田原藩,幕府に大砲鋳造状況を上申する≪大砲鋳造≫
4.24 小田原藩,小田原浦で新しく鋳造されたモルチール砲の試射を実施する
4.━ 仙石原関所再建につき掛かり村31か村が負担について取り決める[御1-2-17]
6.1 小田原藩,江戸上屋敷類焼・小田原城天守閣修築・大砲鋳造につき家中へ節倹を命じる[Ⅰ-276]
6.15 別府信次郎,御台場御取付御用を拝命する
6.━ 小田原宿助郷村困窮につき助郷軽減と救済を願い出る[大井2-247]
7.13 小田原藩,米価高騰につき御厨領米の他領売出を禁止する[御1-2-16]
10.22 小田原藩,備金を目的に西筋組合村むら富裕者に計500両の冥加金を賦課する[御叢2-11-127]
11.12 小田原藩,弘化3年・嘉永2年の異国船出役の夫役銭を領内村に賦課する[御1-2-16]
12.━ 小田原城天守閣・江戸上屋敷修復につき和田河原組合村が冥加金51両余を上納[南2-79]
〃 御厨領大胡田村・中日向村(小山町)の百姓26名が質地請け戻しのため小田原藩町方役所より計220両を借用する[小山2-116]
社会・文化
2.5 江戸芝金杉(港区)の小田原藩上屋敷が類焼,藩主忠愨は麻布中屋敷に引き移る[御1-2-16]≪江戸上屋敷焼失≫
2.6 御厨領佐野村(裾野市)へ他領大工寄宿につき職人鑑札をめぐり藩の咎めを受ける[裾3-151]
2.16～18 御厨領一色村(長泉町)で若者組が村芝居を催す[御叢2-11-17]
4.27 松国弥八郎・別府信次郎・深水鉄三郎が帰藩を命じられ,韮山塾を退塾する
6.4 御厨領御殿場村(御殿場市)上町の医師老才師が植疱瘡(種痘)をはじめる[御叢2-11-54]
12.19～ 御厨領で悪疫流行につき藩役人が廻村して調査する[御叢2-12-8]
国内・国際
1.━ 江川英竜,管轄下にある駿河・伊豆・武蔵・甲斐・相模5か国の幕府領で種痘を実施する
3.17 異国船出没頻繁につき対馬藩主宗義和の参府が免除される
4.8 朝廷が伏見稲荷など7社7寺に異国船退散の祈禱を命じる
5.19 幕府,海防に関する流言を禁止する
6.～12.━ 薩摩藩,領内の海岸各地に砲台を築く
9.25 幕府,江戸市中での鉄砲稽古を許可し,旗本・諸藩士の射撃訓練を奨励する
10.━ 佐賀藩が全国に先駆け反射炉4基の築造に取りかかる
12.21 博徒国定忠治が関所破りの罪で上野国大戸関所で磔となる