| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近世(1590-1870) |
| 西暦 | 1855 |
| 年号 | 安政2年(1855)乙卯 |
| 君主 | 大久保忠愨 |
| 政治・経済 | 1.20 大久保忠真室(蜂須賀治昭娘典),死去する(法名清蓮院)[Ⅰ-2] 1.━ 東筋村むらが助郷負担等のため宿村非常備金を1万両に計画変更し,藩に利回し運用を願い出る[Ⅲ-226] 2.━ 小田原藩,領内に倹約令を触れ出す[Ⅲ-20] 〃 東筋難村非常備金の組合別加入金割合を定める[秦3-175] 3.6~9 小田原藩,フランス船コンスタンチン号が来航につき下田へ出兵するが,退去につき三島宿より引き返す 3.12~14 小田原藩,フランス船コルベール号が来航につき下田へ出兵するが,退去につき三島宿より引き返す 3.24~8.10 大久保忠愨,小田原へ帰城する[Ⅰ-2] 3.━ 岩村(真鶴町)が嘉永6年・安政元年分の小田原御用石材代金を受け取る[県9-産155] 5.10 忠愨,小田原城下にて家中の軍事行進を見る[Ⅰ-2] 7.29 小田原藩,実備・節倹を旨とする軍制改革を家中に告知する[Ⅰ-282]≪兵制改革≫ 7.━ 小田原藩,郡奉行の職掌を公事方と勧農方とに分け分担制に改める 8.━ 小田原新蔵への年貢米搬入につき御厨領八ケ郷組合村むらが以前通りの沼津・三島払いを願い出る[御2-16-8] 9.13 三筋代官,御貸物取立役のみ兼任となり大川通川除村々堰川除開発方改役をはずれる[御1-2-19] 9.15 小田原藩,新たに地方取締役を任命し大川通川除堰川除開発方を兼任させる[御1-2-19] 10.━ 棒袋振商人の進出に対して千度小路の青物問屋彦三郎が甲州・信州産の樹木販売権を主張する[Ⅲ-225] |
| 社会・文化 | 2.━ 怒田村(南足柄市)春吉が鉄鍬職の農間稼ぎで吉原宿(富士市)へ出張中,飯盛女と駆け落ちする[南3-34] 3.━ 吉浜村・鍛冶屋村(湯河原町)が両村入会山での5か年間炭焼き許可を根府川関所に願い出る[湯1-101] 6.4 大雨で酒匂川が出水する[御1-2-19] 6.18~19 高波で吉浜村(湯河原町)の田地・家囲い用石倉が流失する[湯1-101] 6.━ 真鶴村市倉明神の祭礼中止につき神主を兼務する貴宮大明神神主平井数馬が藩に取り扱い方の指示を願い出る[真資-123] 8.9 手習い師匠桑原村野村茂一郎の死去に際して浄蓮寺に筆子塚が建立される 8.20 高波で吉浜村の田地・石倉が流失する[湯1-101] 9.4 別府信次郎,幕府より幕臣らへの砲術教授役を拝命する 9.━ 土肥6か村(湯河原町)が不作につき検見を藩に願い出る[湯1-101] |
| 国内・国際 | 1.16 江川英竜(55),江戸にて死去する 2.22 幕府,松前以外の全蝦夷地を直轄地とする 3.10 伊豆国戸田で日本最初の西洋式帆船であるスクーナー船(君沢型)戸田号が竣工する 3.27 幕府,蝦夷地の警備を仙台・秋田・津軽・南部・松前各藩に命じる 5.4 幕府,江戸内海台場の工事中止を命じる 8.22 薩摩藩が品川沖で蒸気船雲行丸の試運転に成功する 9.4 幕府,戸田村での大船3艘建造手伝いのため豆州海岸村むらに船大工の派遣を奨励する 10.2 大地震,江戸市中が大被害を受ける(安政の江戸大地震) 10.4 オランダより購入した小銃3000挺を長崎奉行が江戸に送る 10.9 佐倉藩主堀田正睦(46)が老中首座となる 10.14 幕府,武家・庶民の蝦夷地移住を許可し,開拓を奨励する 10.24 長崎に海軍伝習所が開設し,オランダ人教官により造船・航海・砲術などの伝習がはじまる 12.24 金沢藩,幕府に15万両を献上する |
時代区分
近世(1590-1870)
西暦
1855
年号
安政2年(1855)乙卯
君主
大久保忠愨
政治・経済
1.20 大久保忠真室(蜂須賀治昭娘典),死去する(法名清蓮院)[Ⅰ-2]
1.━ 東筋村むらが助郷負担等のため宿村非常備金を1万両に計画変更し,藩に利回し運用を願い出る[Ⅲ-226]
2.━ 小田原藩,領内に倹約令を触れ出す[Ⅲ-20]
〃 東筋難村非常備金の組合別加入金割合を定める[秦3-175]
3.6~9 小田原藩,フランス船コンスタンチン号が来航につき下田へ出兵するが,退去につき三島宿より引き返す
3.12~14 小田原藩,フランス船コルベール号が来航につき下田へ出兵するが,退去につき三島宿より引き返す
3.24~8.10 大久保忠愨,小田原へ帰城する[Ⅰ-2]
3.━ 岩村(真鶴町)が嘉永6年・安政元年分の小田原御用石材代金を受け取る[県9-産155]
5.10 忠愨,小田原城下にて家中の軍事行進を見る[Ⅰ-2]
7.29 小田原藩,実備・節倹を旨とする軍制改革を家中に告知する[Ⅰ-282]≪兵制改革≫
7.━ 小田原藩,郡奉行の職掌を公事方と勧農方とに分け分担制に改める
8.━ 小田原新蔵への年貢米搬入につき御厨領八ケ郷組合村むらが以前通りの沼津・三島払いを願い出る[御2-16-8]
9.13 三筋代官,御貸物取立役のみ兼任となり大川通川除村々堰川除開発方改役をはずれる[御1-2-19]
9.15 小田原藩,新たに地方取締役を任命し大川通川除堰川除開発方を兼任させる[御1-2-19]
10.━ 棒袋振商人の進出に対して千度小路の青物問屋彦三郎が甲州・信州産の樹木販売権を主張する[Ⅲ-225]
社会・文化
2.━ 怒田村(南足柄市)春吉が鉄鍬職の農間稼ぎで吉原宿(富士市)へ出張中,飯盛女と駆け落ちする[南3-34]
3.━ 吉浜村・鍛冶屋村(湯河原町)が両村入会山での5か年間炭焼き許可を根府川関所に願い出る[湯1-101]
6.4 大雨で酒匂川が出水する[御1-2-19]
6.18~19 高波で吉浜村(湯河原町)の田地・家囲い用石倉が流失する[湯1-101]
6.━ 真鶴村市倉明神の祭礼中止につき神主を兼務する貴宮大明神神主平井数馬が藩に取り扱い方の指示を願い出る[真資-123]
8.9 手習い師匠桑原村野村茂一郎の死去に際して浄蓮寺に筆子塚が建立される
8.20 高波で吉浜村の田地・石倉が流失する[湯1-101]
9.4 別府信次郎,幕府より幕臣らへの砲術教授役を拝命する
9.━ 土肥6か村(湯河原町)が不作につき検見を藩に願い出る[湯1-101]
国内・国際
1.16 江川英竜(55),江戸にて死去する
2.22 幕府,松前以外の全蝦夷地を直轄地とする
3.10 伊豆国戸田で日本最初の西洋式帆船であるスクーナー船(君沢型)戸田号が竣工する
3.27 幕府,蝦夷地の警備を仙台・秋田・津軽・南部・松前各藩に命じる
5.4 幕府,江戸内海台場の工事中止を命じる
8.22 薩摩藩が品川沖で蒸気船雲行丸の試運転に成功する
9.4 幕府,戸田村での大船3艘建造手伝いのため豆州海岸村むらに船大工の派遣を奨励する
10.2 大地震,江戸市中が大被害を受ける(安政の江戸大地震)
10.4 オランダより購入した小銃3000挺を長崎奉行が江戸に送る
10.9 佐倉藩主堀田正睦(46)が老中首座となる
10.14 幕府,武家・庶民の蝦夷地移住を許可し,開拓を奨励する
10.24 長崎に海軍伝習所が開設し,オランダ人教官により造船・航海・砲術などの伝習がはじまる
12.24 金沢藩,幕府に15万両を献上する