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項目 内容
時代区分 近世(1590-1870)
西暦 1866
年号 慶応2年(1866)丙寅
君主 大久保忠礼
政治・経済 1.25 大久保忠礼,京都守衛勤務により従四位下に叙任する[Ⅰ-2] 2.7 道中奉行,津久井県18か村・愛甲郡21か村に小田原宿当分余荷助郷を命じる 2.━ 関本村(南足柄市)が矢倉沢関所に掛け合い駄賃稼ぎ馬士の鑑札不携帯通行を容認させる[県9-交258] 3.━ 飯田岡村権左衛門の指示のもと蓮正寺村まで6町の放水渠が完成する[金石3-27] 4.17 吉川銀左衛門・金沢湧太が鍛冶屋村(湯河原町)での国産方山葵場開発を視察する[湯1-115] 4.━ 大友亀太郎,箱館(函館)から石狩に移り,元村(札幌)の開発のため用水路(大友堀,のちの創成川)の開削に着手する 7.━ 雨坪村(南足柄市)孝兵衛が福泉村紋蔵の無許可での線香造りについて取り締まりを藩に願い出る[南3-231] 8.━ 小田原藩,津久井県の漆屋から来年のパリ万博出品用品を142両分買い上げる 11.━ 小田原藩,器械改め(武器新調)のため領内より冥加金を徴収する≪器械改め≫ 〃 前川・国府津・小八幡・酒匂4か村の漁業者が魚十分一税の値上げを申請する[Ⅲ-276] 12.━ 登り筋組合村むらが冥加金276両余を藩に献上する[Ⅲ-277] 〃 酒造高4分1令を受けて関本村善兵衛が酒造桶を封印し村役人に預け休業する[南3-232]
社会・文化 2.━ 山田村(大井町)で山林取り締まり規定をもうけ,あわせて山林取締役を13人任命する[県5-251] 5.16 米価高騰で馬士が小田原浦へ集まり打ちこわしを相談する[Ⅲ-275] 9.━ 御厨領中山村(御殿場市)が田方作不熟につき検見を願い出る[御2-17-7] 11.━ 六浦藩領大住郡堀山下村(秦野市)の農民70人余が伝馬役負担等による困窮を理由に平塚宿に押し寄せる[県5-318] 〃 東山家組合村むらで諸事倹約の規定を定める[秦3-234] 〃 篠窪村(大井町)で諸事倹約について議定書を作成する[県5-252] 12.━ 中沼村(南足柄市)名主田造の退役につき,報徳金世話役の継続などを村内一致で議定する[南2-164] 〃 幕府,大山の大山寺諸堂再建のための相模・武蔵など5か国・5年間の勧化を許可する
国内・国際 1.21 坂本竜馬の斡旋で西郷隆盛と木戸孝允との間に薩長同盟の密約が結ばれる 2.28 幕府,開港地への出稼ぎ・交易,外国船購入を許可する 4.22 幕府,大坂の豪商から252万両余を献金させる 5.13 幕府,4か国との間に輸入税軽減などを内容とする改税約書(江戸協約)を取り結ぶ 6.7 幕府の軍艦が長州藩領沿岸を攻撃し,第2次征長がはじまる 6.13 秩父地方から上野国の貧窮民が世直し騒動をおこし各地へ波及する(武州一揆) 7.20 徳川家茂(21),大坂城中で死去する(昭徳院) 8.21 朝廷が第2次征長の休戦勅書を発する 10.1 江戸市中・五街道で荷物輸送のための馬車使用が許可される 12.5 徳川慶喜(30),第15代将軍となる 12.25 孝明天皇(36)が死去する この年 全国で一揆・打ちこわしが多発する(件数は江戸期中最多)
時代区分
近世(1590-1870)
西暦
1866
年号
慶応2年(1866)丙寅
君主
大久保忠礼
政治・経済
1.25 大久保忠礼,京都守衛勤務により従四位下に叙任する[Ⅰ-2] 2.7 道中奉行,津久井県18か村・愛甲郡21か村に小田原宿当分余荷助郷を命じる 2.━ 関本村(南足柄市)が矢倉沢関所に掛け合い駄賃稼ぎ馬士の鑑札不携帯通行を容認させる[県9-交258] 3.━ 飯田岡村権左衛門の指示のもと蓮正寺村まで6町の放水渠が完成する[金石3-27] 4.17 吉川銀左衛門・金沢湧太が鍛冶屋村(湯河原町)での国産方山葵場開発を視察する[湯1-115] 4.━ 大友亀太郎,箱館(函館)から石狩に移り,元村(札幌)の開発のため用水路(大友堀,のちの創成川)の開削に着手する 7.━ 雨坪村(南足柄市)孝兵衛が福泉村紋蔵の無許可での線香造りについて取り締まりを藩に願い出る[南3-231] 8.━ 小田原藩,津久井県の漆屋から来年のパリ万博出品用品を142両分買い上げる 11.━ 小田原藩,器械改め(武器新調)のため領内より冥加金を徴収する≪器械改め≫ 〃 前川・国府津・小八幡・酒匂4か村の漁業者が魚十分一税の値上げを申請する[Ⅲ-276] 12.━ 登り筋組合村むらが冥加金276両余を藩に献上する[Ⅲ-277] 〃 酒造高4分1令を受けて関本村善兵衛が酒造桶を封印し村役人に預け休業する[南3-232]
社会・文化
2.━ 山田村(大井町)で山林取り締まり規定をもうけ,あわせて山林取締役を13人任命する[県5-251] 5.16 米価高騰で馬士が小田原浦へ集まり打ちこわしを相談する[Ⅲ-275] 9.━ 御厨領中山村(御殿場市)が田方作不熟につき検見を願い出る[御2-17-7] 11.━ 六浦藩領大住郡堀山下村(秦野市)の農民70人余が伝馬役負担等による困窮を理由に平塚宿に押し寄せる[県5-318] 〃 東山家組合村むらで諸事倹約の規定を定める[秦3-234] 〃 篠窪村(大井町)で諸事倹約について議定書を作成する[県5-252] 12.━ 中沼村(南足柄市)名主田造の退役につき,報徳金世話役の継続などを村内一致で議定する[南2-164] 〃 幕府,大山の大山寺諸堂再建のための相模・武蔵など5か国・5年間の勧化を許可する
国内・国際
1.21 坂本竜馬の斡旋で西郷隆盛と木戸孝允との間に薩長同盟の密約が結ばれる 2.28 幕府,開港地への出稼ぎ・交易,外国船購入を許可する 4.22 幕府,大坂の豪商から252万両余を献金させる 5.13 幕府,4か国との間に輸入税軽減などを内容とする改税約書(江戸協約)を取り結ぶ 6.7 幕府の軍艦が長州藩領沿岸を攻撃し,第2次征長がはじまる 6.13 秩父地方から上野国の貧窮民が世直し騒動をおこし各地へ波及する(武州一揆) 7.20 徳川家茂(21),大坂城中で死去する(昭徳院) 8.21 朝廷が第2次征長の休戦勅書を発する 10.1 江戸市中・五街道で荷物輸送のための馬車使用が許可される 12.5 徳川慶喜(30),第15代将軍となる 12.25 孝明天皇(36)が死去する この年 全国で一揆・打ちこわしが多発する(件数は江戸期中最多)
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