| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近現代（1871-2000） |
| 西暦 | 1893 |
| 年号 | 明治二六年(一八九三)癸巳 |
| 政治・経済・社会 | 2.1 県会議員選挙,今井徳左衛門(小田原町),小澤衡平(富水村),長谷川豊吉(下曽我村)が当選[155] 2.15 小田原郵便電信局,小包郵便の取り扱いを開始[419] 4.15 町会,町内に区を設け区長選出を決定,4月30日区長選挙を実施[419] 4.16 四郡(大住・淘綾・足柄上・足柄下の各郡)同盟大会を大磯町で開催,福井直吉・水島保太郎(会長)・天野政立らが演説[Ⅰ-248] 6.20 小田原町佐藤卯之吉ほか15人,揚操網持主特約申合規約を定める[Ⅰ-283] 7.1 積小社(株)が小田原銀行(資本金30万円)に改組[182] 7.━ 緑橋一唐人町間約160mの新道開削工事が落成[419] 8.1～5 足柄下郡物産品評会が開催される,富美宮が出品物を購入[405] 8.23 町内31区に3区を増置,34区とする[419] 8.24 米神村・石橋村間に海面漁業権についての契約が成立,1898年11月改訂[Ⅰ-406・408] 8.━ 東海道線新橋一国府津駅間に避暑客用臨時電車を運行[405] 9.22～26 足柄下郡各町村組合,繭・生糸および漆器ほか2品品評会を開催[Ⅰ-292・308] 10.1 小田原農芸会が発足[419] 10.━ 小田原町消防組を組織[419] 〃 豆相人車鉄道会社が設立される[224] 12.1 足柄下郡警察署,小田原警察署と改称[54,291] この年 足柄下郡養蚕伝習所が設置される[Ⅰ-305] 〃 下曽我村,養蚕技師を招き,養蚕についての談話会を開催[319] 〃 国府津駅の年間旅客調べによると,宿泊帳記載者1万1283人,未記載者1万1548人で,行き先のうち小田原が1597人,箱根が1333人[Ⅰ-274] |
| 文化・教育 | 1.20～3.17 常宮・周宮,滄浪閣に滞在[419] 2.4 尋常高等小田原小学校校舎が落成し開校式,常宮・周宮が臨席[419] 5.22 足柄上郡岡本村尋常高等駒千代小学校から尋常桜井小学校(現桜井小学校)が分離,開校[59] 5.━ 若竹座(幸座の後身)が開場,1894年5月新築落成[218,253,255] 6.━ 報徳相譲社(新玉)が結成される[346] 7.━ 尋常酒匂小学校山王原分教場が開校(現山王小学校)[59] 8.～12.━ 北村透谷,前川村長泉寺に転居,『エマルソン』執筆の準備に着手[30] 9.15～16 大久保神社を旧天守台跡に建築,大祭を執行,(落成式は10月24日)[249,419] 11.15 早川村で火災,12戸が焼失[250] 12.15 栢山報徳社が設立される[210] この年 草山貞胤,報徳二宮神社社掌となる[190] 〃 梅柳館(旅館)が天神下に開業[249] 〃 足柄下郡出身の県師範学校生徒,如水会を結成[252] 〃 蕉門有志,200年忌芭蕉記念碑を緑新道入口に建設[252] |
| 国内・国際 | 3.25 法典調査会規則を公布,4月13日総裁に伊藤博文首相が就任 4.1 県,南多摩・北多摩・西多摩3郡を東京府へ移管 4.3 東京婦人矯風会,全国組織として日本基督教婦人矯風会を結成 5.20 海軍軍令部条例を公布 5.22 戦時大本営条例を公布 6.25 県医会発会式 7.━ 御木本幸吉,半円真珠貝の養殖に成功 8.12 文部省,学校の祝日大祭日儀式に用いる歌詞・楽譜を公示(「君が代」など8編) 9.10 富岡製糸場,三井高保に払い下げ 10.15 県下暴風雨 10.31 文官任用令・文官試験規則を公布 11.22 実業補習学校規定を公布 この年 商法一部施行により,1894年にかけて株式会社・合資会社・合名会社への改組が進む |
時代区分
近現代（1871-2000）
西暦
1893
年号
明治二六年(一八九三)癸巳
政治・経済・社会
2.1 県会議員選挙,今井徳左衛門(小田原町),小澤衡平(富水村),長谷川豊吉(下曽我村)が当選[155]
2.15 小田原郵便電信局,小包郵便の取り扱いを開始[419]
4.15 町会,町内に区を設け区長選出を決定,4月30日区長選挙を実施[419]
4.16 四郡(大住・淘綾・足柄上・足柄下の各郡)同盟大会を大磯町で開催,福井直吉・水島保太郎(会長)・天野政立らが演説[Ⅰ-248]
6.20 小田原町佐藤卯之吉ほか15人,揚操網持主特約申合規約を定める[Ⅰ-283]
7.1 積小社(株)が小田原銀行(資本金30万円)に改組[182]
7.━ 緑橋一唐人町間約160mの新道開削工事が落成[419]
8.1～5 足柄下郡物産品評会が開催される,富美宮が出品物を購入[405]
8.23 町内31区に3区を増置,34区とする[419]
8.24 米神村・石橋村間に海面漁業権についての契約が成立,1898年11月改訂[Ⅰ-406・408]
8.━ 東海道線新橋一国府津駅間に避暑客用臨時電車を運行[405]
9.22～26 足柄下郡各町村組合,繭・生糸および漆器ほか2品品評会を開催[Ⅰ-292・308]
10.1 小田原農芸会が発足[419]
10.━ 小田原町消防組を組織[419]
〃 豆相人車鉄道会社が設立される[224]
12.1 足柄下郡警察署,小田原警察署と改称[54,291]
この年 足柄下郡養蚕伝習所が設置される[Ⅰ-305]
〃 下曽我村,養蚕技師を招き,養蚕についての談話会を開催[319]
〃 国府津駅の年間旅客調べによると,宿泊帳記載者1万1283人,未記載者1万1548人で,行き先のうち小田原が1597人,箱根が1333人[Ⅰ-274]
文化・教育
1.20～3.17 常宮・周宮,滄浪閣に滞在[419]
2.4 尋常高等小田原小学校校舎が落成し開校式,常宮・周宮が臨席[419]
5.22 足柄上郡岡本村尋常高等駒千代小学校から尋常桜井小学校(現桜井小学校)が分離,開校[59]
5.━ 若竹座(幸座の後身)が開場,1894年5月新築落成[218,253,255]
6.━ 報徳相譲社(新玉)が結成される[346]
7.━ 尋常酒匂小学校山王原分教場が開校(現山王小学校)[59]
8.～12.━ 北村透谷,前川村長泉寺に転居,『エマルソン』執筆の準備に着手[30]
9.15～16 大久保神社を旧天守台跡に建築,大祭を執行,(落成式は10月24日)[249,419]
11.15 早川村で火災,12戸が焼失[250]
12.15 栢山報徳社が設立される[210]
この年 草山貞胤,報徳二宮神社社掌となる[190]
〃 梅柳館(旅館)が天神下に開業[249]
〃 足柄下郡出身の県師範学校生徒,如水会を結成[252]
〃 蕉門有志,200年忌芭蕉記念碑を緑新道入口に建設[252]
国内・国際
3.25 法典調査会規則を公布,4月13日総裁に伊藤博文首相が就任
4.1 県,南多摩・北多摩・西多摩3郡を東京府へ移管
4.3 東京婦人矯風会,全国組織として日本基督教婦人矯風会を結成
5.20 海軍軍令部条例を公布
5.22 戦時大本営条例を公布
6.25 県医会発会式
7.━ 御木本幸吉,半円真珠貝の養殖に成功
8.12 文部省,学校の祝日大祭日儀式に用いる歌詞・楽譜を公示(「君が代」など8編)
9.10 富岡製糸場,三井高保に払い下げ
10.15 県下暴風雨
10.31 文官任用令・文官試験規則を公布
11.22 実業補習学校規定を公布
この年 商法一部施行により,1894年にかけて株式会社・合資会社・合名会社への改組が進む