| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代区分 | 近現代（1871-2000） |
| 西暦 | 1942 |
| 年号 | 昭和一七年(一九四二)壬午 |
| 政治・経済・社会 | 1.━ 県水産増殖指導所を網一色に開設,多古・桜井村栢山・箱根に養魚場と指導池を設置,県水産試験場は三崎町に移転[219] 2.8 小田原市ほか22か町村組合が結成される[219] 2.12 国防婦人会小田原支部解散式[88,290] 2.18 「大東亜戦争」戦勝第一次祝賀式,行進を実施[Ⅱ-386][88,290] 3.5 空襲警報発令(午前7時50分～9時15分)初回となる([88,290] 3.6 愛国婦人会小田原分会解散式[219] 3.━ 小田原同和自動車工業有限会社が設立される(のち小田原自動車工業(株)となり,1949年2月小田急の傘下に入る)[39] 〃 酒匂村小八幡東部農事実行組合・小八幡中央農事実行組合が設立される[176,147] 4.1 酒匂村,町制施行[176] 4.5 小田原市翼賛壮年団結団式[88,290] 〃 大日本婦人会を結成し,小田原婦人会解散式[88,290] 4.18 米空軍の1機,午後2時頃小田原上空を通過[Ⅱ-386] 4.23 市の工場招致に関する地主懇談会を開催[88,290] 4.30 第21回総選挙,神奈川3区平川松太郎・河野一郎・安藤覚・山口左右平が当選 4.━ 町内会整備状況,戸数1万1334,町内会71,隣組802[通] 5.24 中小商工業再編問題講演会を開催[88,290] 5.━ 日本電力(株)所有の箱根登山鉄道(株)全株を東京急行電鉄(株)に譲渡[224,384] 〃 都市計画街路小田原一足柄線を決定[85] 〃 小田原市家庭副業共励会が発足[290] 6.25 小田原市中小商工業再編成対策委員会が設置される[Ⅱ-340] 6.━ 小田原市常会,国民貯蓄,煙草殻回収,警戒・管制時の灯火規制等について申し合せ[Ⅱ-327] 7.1 県,足柄下地方事務所を設置(7月22日開所)[88,290] 7.3 小田原市翼賛壮年団,翼壮大会を開催[290] 7.16 大日本婦人会足柄下郡支部結成式[368] 8.14 第1回足柄下郡定例常会を開催[368] 8.23～30 大政翼賛会小田原支部,交通道徳推進員による第1回国策輸送協力運動を実施[35] 8.28 県左官業組合小田原支部結成総会を開催[58] 9.10～12 灯火管制訓練を実施[Ⅱ-408] 9.━ 湯浅蓄電池製造(株),兵器等製造事務特別助成法にもとづく官有民営工場建設に着手(1943年9月第1期工事完成,以降中断)[427] 10.3～9 銃後奉仕会,軍人援護強化運動を実施[35,290] 10.━ 国府津町,戦争完遂と高度国防国家の実現を求め,翼賛政治委員会を設置[Ⅱ-314] 11.2 市常会,町内会長に加えて市内各種団体代表者が参加[60] 11.3 第1回小田原市民練成大会を小峰公園で開催[Ⅱ-409] 12.6 市・寺院団,徴兵制度実施70周年記念戦勝祈願祭・戦没者慰霊祭を行う[290] 12.8 「大東亜戦争」一周年記念市民大会を開催,市会は皇軍感謝決議を採決[88,290] 12.13 小田原市食料品小売商業組合,闇業者対策として結成される[219] 12.━ 金田堰普通水利組合・金田村ほか8か村普通水利組合・鬼柳堰普通水利組合,酒匂川用水水利組合連合会を組織[369] この年 防空訓練のべ39日間,空襲警報4回,警戒警報24回が発令される[290] 〃 国府津町に臨時防空監視所を設置[284] 〃 第22町内会(新玉3丁目),優良町内会として内務省表彰をうける[通] 〃 大日本婦人会小田原支部勤労報国隊を結成,家庭婦人の軍需生産への参加をすすめる[150] |
| 文化・教育 | 2.15 国民文学研究会,「中垣謙斎先生をしのぶ会」を開催[Ⅱ-416] 3.21 報徳女学校(板橋,設立者田中助次郎)が設置認可される[48] 4.1 相洋中学,新校舎(小峰公園,現城山4丁目)に移転[48] 5.3 小田原市健民運動競歩大会(小田原一南足柄間,1200人参加)を開催[88,290] 6.5 小田原保育会発会式[425] 〃 坂口安吾,小田原・二宮を舞台とする「真珠」(『文芸』10-6)を発表 7.19 鉄道奉公会,小田原駅長松本宇一殉難碑を建設,除幕式[88,290] 7.25 報知新聞記者井上康文,南方作戦従軍講演会を開催[88,290] 8.19 小田原報徳顕彰会を県尊徳会小田原市支部と改称(10月10日設立認可)[Ⅱ-425] 10.5～10 県学校職員報国団小田原支部,県立拓務訓練所で修練講習会を開催[Ⅱ-428] 10.13 甲府市青少年団女子部国民勤労奉仕隊,日本加工織布工場へ着任[88] 10.24 小田原警察署管内中等学校生徒男女400名,報国団校外特別警備隊を結成[219] 10.24～25 国民文学研究会,印刷文化史展覧会を開催[Ⅱ-416] 10.━ 県尊徳会小田原市支部,市内に7か所の遺跡標識を建設(服部家屋敷・文武館・報徳役所・酒匂川表彰・御用米曲輪・福山翁生家・豊田正作の墓)[Ⅱ-426] 11.2 北原白秋(58)没 11.13 城内国民学校,県指定「報徳実践の教育」の発表会を開催,『報徳と小田原』『小田原の報徳遺跡』『報徳道場往来』を刊行[97] 11.━ 「時の鐘」,供出される[115] 12.31 大窪・早川の青年学校が廃止となり,本町青年学校に併合される[48,88] この年 教職員報国挺身隊を結成,師魂練成祈願式を行う[4] 〃 国民学校の二宮金次郎銅像や帽子掛をはじめとする学校備品などの金属回収・供出が盛んになる[Ⅱ-386] |
| 国内・国際 | 1.1 『神奈川県新聞』『神奈川日日新聞』合同,2月1日『神奈川新聞』を発刊 1.2 日本軍,マニラ占領,のちシンガポール,5月1日マンダレーを占領 〃 閣議,大詔奉戴日(毎月8日)を決定 1.10 大日本映画製作(大映)設立 1.16 大日本翼賛壮年団結成 1.18 日独伊軍事協定に調印 1.24 文部省に国民練成所を設置 2.1 味噌・醬油切符制,衣料点数切符制を実施 2.2 大日本婦人会結成 2.11 日本少国民文化協会発会 2.21 食糧管理法を公布 3.7 大本営・政府連絡会議,戦争指導大綱を決定 3.19 県翼賛壮年団結成 3.21 大日本武徳会結成 4.18 金融統制団体令を公布 〃 米軍機,東京・横浜・横須賀を初空襲 5.1 東京横浜電鉄(株)・小田急電鉄(株)・京浜電鉄(株)合併,東京急行電鉄(株)と改称 5.13 企業整備令を公布 6.5 ミッドウェー海戦,4空母を失い戦局の転機となる 6.11 山陽本線関門トンネル竣工 7.13 県,戦時国民防諜強化週間を実施 8.7 米軍,ガダルカナル島上陸 11.1 県,内政部を設置 〃 大東亜省官制を公布 11.19 県経済協力会設立 この年 「欲しがりません勝つまでは」の標語が流行 |
時代区分
近現代（1871-2000）
西暦
1942
年号
昭和一七年(一九四二)壬午
政治・経済・社会
1.━ 県水産増殖指導所を網一色に開設,多古・桜井村栢山・箱根に養魚場と指導池を設置,県水産試験場は三崎町に移転[219]
2.8 小田原市ほか22か町村組合が結成される[219]
2.12 国防婦人会小田原支部解散式[88,290]
2.18 「大東亜戦争」戦勝第一次祝賀式,行進を実施[Ⅱ-386][88,290]
3.5 空襲警報発令(午前7時50分～9時15分)初回となる([88,290]
3.6 愛国婦人会小田原分会解散式[219]
3.━ 小田原同和自動車工業有限会社が設立される(のち小田原自動車工業(株)となり,1949年2月小田急の傘下に入る)[39]
〃 酒匂村小八幡東部農事実行組合・小八幡中央農事実行組合が設立される[176,147]
4.1 酒匂村,町制施行[176]
4.5 小田原市翼賛壮年団結団式[88,290]
〃 大日本婦人会を結成し,小田原婦人会解散式[88,290]
4.18 米空軍の1機,午後2時頃小田原上空を通過[Ⅱ-386]
4.23 市の工場招致に関する地主懇談会を開催[88,290]
4.30 第21回総選挙,神奈川3区平川松太郎・河野一郎・安藤覚・山口左右平が当選
4.━ 町内会整備状況,戸数1万1334,町内会71,隣組802[通]
5.24 中小商工業再編問題講演会を開催[88,290]
5.━ 日本電力(株)所有の箱根登山鉄道(株)全株を東京急行電鉄(株)に譲渡[224,384]
〃 都市計画街路小田原一足柄線を決定[85]
〃 小田原市家庭副業共励会が発足[290]
6.25 小田原市中小商工業再編成対策委員会が設置される[Ⅱ-340]
6.━ 小田原市常会,国民貯蓄,煙草殻回収,警戒・管制時の灯火規制等について申し合せ[Ⅱ-327]
7.1 県,足柄下地方事務所を設置(7月22日開所)[88,290]
7.3 小田原市翼賛壮年団,翼壮大会を開催[290]
7.16 大日本婦人会足柄下郡支部結成式[368]
8.14 第1回足柄下郡定例常会を開催[368]
8.23～30 大政翼賛会小田原支部,交通道徳推進員による第1回国策輸送協力運動を実施[35]
8.28 県左官業組合小田原支部結成総会を開催[58]
9.10～12 灯火管制訓練を実施[Ⅱ-408]
9.━ 湯浅蓄電池製造(株),兵器等製造事務特別助成法にもとづく官有民営工場建設に着手(1943年9月第1期工事完成,以降中断)[427]
10.3～9 銃後奉仕会,軍人援護強化運動を実施[35,290]
10.━ 国府津町,戦争完遂と高度国防国家の実現を求め,翼賛政治委員会を設置[Ⅱ-314]
11.2 市常会,町内会長に加えて市内各種団体代表者が参加[60]
11.3 第1回小田原市民練成大会を小峰公園で開催[Ⅱ-409]
12.6 市・寺院団,徴兵制度実施70周年記念戦勝祈願祭・戦没者慰霊祭を行う[290]
12.8 「大東亜戦争」一周年記念市民大会を開催,市会は皇軍感謝決議を採決[88,290]
12.13 小田原市食料品小売商業組合,闇業者対策として結成される[219]
12.━ 金田堰普通水利組合・金田村ほか8か村普通水利組合・鬼柳堰普通水利組合,酒匂川用水水利組合連合会を組織[369]
この年 防空訓練のべ39日間,空襲警報4回,警戒警報24回が発令される[290]
〃 国府津町に臨時防空監視所を設置[284]
〃 第22町内会(新玉3丁目),優良町内会として内務省表彰をうける[通]
〃 大日本婦人会小田原支部勤労報国隊を結成,家庭婦人の軍需生産への参加をすすめる[150]
文化・教育
2.15 国民文学研究会,「中垣謙斎先生をしのぶ会」を開催[Ⅱ-416]
3.21 報徳女学校(板橋,設立者田中助次郎)が設置認可される[48]
4.1 相洋中学,新校舎(小峰公園,現城山4丁目)に移転[48]
5.3 小田原市健民運動競歩大会(小田原一南足柄間,1200人参加)を開催[88,290]
6.5 小田原保育会発会式[425]
〃 坂口安吾,小田原・二宮を舞台とする「真珠」(『文芸』10-6)を発表
7.19 鉄道奉公会,小田原駅長松本宇一殉難碑を建設,除幕式[88,290]
7.25 報知新聞記者井上康文,南方作戦従軍講演会を開催[88,290]
8.19 小田原報徳顕彰会を県尊徳会小田原市支部と改称(10月10日設立認可)[Ⅱ-425]
10.5～10 県学校職員報国団小田原支部,県立拓務訓練所で修練講習会を開催[Ⅱ-428]
10.13 甲府市青少年団女子部国民勤労奉仕隊,日本加工織布工場へ着任[88]
10.24 小田原警察署管内中等学校生徒男女400名,報国団校外特別警備隊を結成[219]
10.24～25 国民文学研究会,印刷文化史展覧会を開催[Ⅱ-416]
10.━ 県尊徳会小田原市支部,市内に7か所の遺跡標識を建設(服部家屋敷・文武館・報徳役所・酒匂川表彰・御用米曲輪・福山翁生家・豊田正作の墓)[Ⅱ-426]
11.2 北原白秋(58)没
11.13 城内国民学校,県指定「報徳実践の教育」の発表会を開催,『報徳と小田原』『小田原の報徳遺跡』『報徳道場往来』を刊行[97]
11.━ 「時の鐘」,供出される[115]
12.31 大窪・早川の青年学校が廃止となり,本町青年学校に併合される[48,88]
この年 教職員報国挺身隊を結成,師魂練成祈願式を行う[4]
〃 国民学校の二宮金次郎銅像や帽子掛をはじめとする学校備品などの金属回収・供出が盛んになる[Ⅱ-386]
国内・国際
1.1 『神奈川県新聞』『神奈川日日新聞』合同,2月1日『神奈川新聞』を発刊
1.2 日本軍,マニラ占領,のちシンガポール,5月1日マンダレーを占領
〃 閣議,大詔奉戴日(毎月8日)を決定
1.10 大日本映画製作(大映)設立
1.16 大日本翼賛壮年団結成
1.18 日独伊軍事協定に調印
1.24 文部省に国民練成所を設置
2.1 味噌・醬油切符制,衣料点数切符制を実施
2.2 大日本婦人会結成
2.11 日本少国民文化協会発会
2.21 食糧管理法を公布
3.7 大本営・政府連絡会議,戦争指導大綱を決定
3.19 県翼賛壮年団結成
3.21 大日本武徳会結成
4.18 金融統制団体令を公布
〃 米軍機,東京・横浜・横須賀を初空襲
5.1 東京横浜電鉄(株)・小田急電鉄(株)・京浜電鉄(株)合併,東京急行電鉄(株)と改称
5.13 企業整備令を公布
6.5 ミッドウェー海戦,4空母を失い戦局の転機となる
6.11 山陽本線関門トンネル竣工
7.13 県,戦時国民防諜強化週間を実施
8.7 米軍,ガダルカナル島上陸
11.1 県,内政部を設置
〃 大東亜省官制を公布
11.19 県経済協力会設立
この年 「欲しがりません勝つまでは」の標語が流行